サブタイトル個別 ウルトラマン 第25話


怪彗星ツイフォン
レッドキング対ドラコ
ギガス

解説ブックレットより

(ウルトラマン編1〜3はブックレットが付属していません)
●ウルトラマン第25話(製作No.25)1967年1月1日放映
●登場宇宙人・怪獣:どくろ怪獣レッドキング(二代目) 彗星怪獣ドラコ 冷凍怪獣ギガス
●ギガス(ファイナルCE)
怪彗星ツイフォンから飛来した彗星怪獣ドラコを、二代目レッドキングとともに撃退したのが冷凍怪獣ギガス。1967年の元旦にオンエアされたこのエピソードは、彗星接近の大パニックと3大怪獣の大暴れをぎっしり詰め込んだ、正月ならではの大サービス編であった。ウルトラシリーズでは少数派である猿人系怪獣ギガスのスーツは、高原竜ヒドラを改造したもの。鳥と猿というかけ離れたモチーフのため、なかなか気がつかないかもしれない。見事な化けっぷりである。余談ながら、後年の「ウルトラマンパワード」では、リメイクされたドラコとレッドキングが再戦、1対1の対決でドラコがリベンジを果たしている。ギガスの存在は意外と重要な要素だったかも。
Text by M

補足

●別角度画像

●着ぐるみビフォー・アフター
並びがアフター・ビフォーになってますが… ヒドラ・ギガスはブックレット参照(なんか随分楽しそうな絵ヅラ)。レッドキングは頭をすげ替え、間にアボラスを挟んで、二代目に作り直されました。首周りの違いがフィギュアにも出ています。

「円谷倉庫」レッドキング・アボラスコンパチモデル(レッドキングカラーVer)

●商品解説
「レッドキング」という名前の由来には諸説ありますが、初期企画名「レッドマン」のネーミングがLed(Leadの過去分詞形)に由来するところから、という説が有力です。Ledmanの表記は『科学特捜隊「レッドマン」申し合わせ事項』と題された、番組の基本的な約束事をまとめた書類の表紙に確認できます。そこから転じて『ウルトラマン』という作品をリードする最強の怪獣、とする説です。なお初代と二代目は目の表現だけでなく、実は首の角度も微妙に違うんですよ。商品ではそこも再現しています。(円谷プロダクション)
●赤くないのにレッドキング
レッドキングというからには、誰もが赤い怪獣を想像するだろうが、初代も二代目も体色はイエローあるいはゴールドである。この不思議なネーミングは、『ウルトラマン』が当初『レッドマン』というタイトルで企画されていたことに由来するという説がある。レッドはLeadの変格Ledと表記されたようで、すなわち『レッドマン』に登場する怪獣の王様(キング)というわけだ。
●レッドキング解説
レッドキングは、別名「どくろ怪獣」。『ウルトラマン』を代表する人気怪獣の一匹である。登場したのは第八話「怪獣無法地帯」と第二五話「怪彗星ツイフォン」。今回アイテム化されたのは、第二五話に登場した二代目である。成田亨によるデザインは、頭部を小さくして体に突起をつけることで巨大感を出す工夫が成されている。第八話に登場した初代の着ぐるみは後にアボラスに改造され、さらに二代目に再改造されている。二代目は頭部のみ新しく造型されている。




最終更新:2008年11月15日 09:34