サブタイトル個別 ウルトラマン 第37話


小さな英雄
ジェロニモン

解説ブックレットより

●ウルトラマン第37話(制作No.37)1967年3月26日放映
●登場宇宙人・怪獣:酋長怪獣ジェロニモン
          再生ドラコ 再生テレスドン 再生ピグモン
●突如銀座のど真ん中のデパートに現れたピグモンは、酋長怪獣ジェロニモンが60匹以上の怪獣を復活させ、科学特捜隊に復讐しようと企んでいることを伝えた。怪獣軍団集結のタイムリミットはあと5時間。先手を打った科特隊が先鋒たるテレスドン・ドラコを倒したとき、ついにジェロニモンが山陰からその姿を現した。怪獣たちの親玉と目されるジェロニモンの登場(シリーズ中最強の地球怪獣であることにお気づきか)、人気者ピグモンの再登場など、最終回目前の一大イベント編ともいえる内容であり、当時最高視聴率を記録したのがこのエピソードなのだが、ジェロニモンに関してはなぜかスーツ特写、現場スチールとしても存在せず、劇中写真としてはジオラマ化されたこのシーンをデュープした一枚しか見ることができない。そのせいかアイテム化されることも少ない不運な怪獣酋長。色鮮やかな羽根飾りをまとった勇姿をよくご覧いただきたい。
Text by Mizuki Eguchi

補足

●別角度画像
酋長と言うよりは霊媒師みたいな怪獣です。シリーズ中最強の地球怪獣というのには、ちょっと異をとなえたい。正直、期待させたわりには、あんまり強くなかった。(と言うのはちょっと語弊がありますか。ウルトラマンも苦戦してますし。あくまでも、このエピソードは初めて観る以前に、すっごい話ですっごい奴が出てくる!という期待が強すぎた、ということで)。
フィギュアについては、ん〜、ピンクの飾り羽が、やっぱりちょっと浮いてるよな〜という気がします。また、ゴモラもそうですが、正面から見ると尻尾が隠れてしまって、実際のボリュームよりも小さく感じてしまうのが難点でしょうか。

当初、再生怪獣はレッドキングとゴモラの予定だったそうです。パノラマファイトが実現していたかもしれなかったんですね。ちょっと残念な気はしますが、その後のイメージダウンにつながらなくて、良かったのかもしれません。





最終更新:2008年11月15日 09:18