サブタイトル個別 ウルトラマン 第38話


宇宙船救助命令
キーラ対サイゴ

解説ブックレットより

●ウルトラマン第38話(製作No.38)1967年4月2日放映
●登場宇宙人・怪獣:光熱怪獣キーラ 砂地獄怪獣サイゴ
●Q探査機プロスペクターに異常が発生し、中東基地の宇宙ステーションV2も連絡を絶った。救助のために出動した科学特捜隊は、ステーションの修理に必要な装置を回収するためQ星に降り立った。そこで激しく戦う2匹の怪獣を目撃する。ウルトラシリーズを通じても珍しい、他天体での怪獣戦をジオラマ化。目から放つ強力な光で視力を奪う光熱怪獣キーラと、口から吹き付ける砂嵐を武器とするサイゴで、戦いの末、危機に陥ったサイゴは地底に潜って逃走する。Q星のシーンはキャメラにアンバー系のフィルターをかけて撮影されており、「いつもと違う」映像の印象が残っている方も多いだろう。キーラは昆虫、サイゴは魚類がデザインソース。インパクトの強いデザインの上、話の中心であるキーラに比べ、前半で科特隊に倒されてしまうサイゴはやや印象が薄いが、よく見るとユニークなルックスをしている。実はこの顔、万力をモチーフにしたものなのだ。
Text by Mizuki Eguchi

補足

●別角度画像
印象の薄いサイゴさんは、写真もヒジョーに撮り辛い御仁です。




最終更新:2008年06月22日 04:11