サブタイトル個別 ウルトラセブン 第9話


アンドロイド0指令
チブル星人

解説ブックレットより

●ウルトラセブン第9話(製作No.11)1967年11月26日放映
●登場宇宙人・怪獣:頭脳星人チブル星人 アンドロイド少女ゼロワン
●“おもちゃじいさん”と呼ばれる玩具屋の主人に化け、子供たちに玩具を偽装した兵器をばらまいたチブル星人。セブンに追いつめられたチブル星人は、デパート屋上の遊園地でついに正体を顕わす。フィギュアの背景になっているのは、遊具の鉄柵。この後、セブンに向かって襲いかかるが、エメリウム光線を受けてあえなく絶命することになる。セブンにはいわゆる操演怪獣や宇宙人=着ぐるみでないキャラクターが意識的に多く登場し(クール星人、ビラ星人、ナースなど)、敵を宇宙人に限定したことによるスタイルのパターン化を避けようと試みられている。チブル星人はそんな中でも傑作のひとつ。チブルとは沖縄の言葉で“頭”という意味だが、『ウルトラマン』のブルトンと並ぶアブストラクトな“頭”のデザインと遊型の妙を、精密に再現さしたフィギュアでじっくり楽しもう。
Text by Mizuki Eguchi

補足

●別角度画像
操演系の宇宙人で最も印象的で有名なのがチブル星人ではないのでしょうか。なんと言うか、生理的奥底に訴えてくるような造型です。
もっとも子供の頃観た時は、松坂屋店内を飛び回る戦闘機の方が「アレ欲しい〜」と憧れましたけど。

●アンドロイド少女ゼロワン
金髪ですが演じていたのは小林夕岐子さんという歴とした日本人の女優さんです。(やはり子供の頃はずっと外人だと思ってました)。「アンドロイド0指令」は、そもそも彼女の容姿に監督や脚本家が触発されたことがエピソード制作の始まりとのことです。食玩サイズでゼロワンの立体化は今まであったでしょうか? 左の画像は2007年、マーミットから通販限定で発売されたソフビです。



最終更新:2008年06月24日 21:25