サブタイトル個別 ウルトラセブン 第22話


人間牧場
ブラコ星人

解説ブックレットより

●ウルトラセブン第22話(製作No.22)1968年3月3日放映
●登場宇宙人・怪獣:宇宙怪人ブラコ星人
●地球人女性の体に自分たちの食料でもある赤い胞子を植え付け、いわば「人間牧場」として利用しようと企むブラコ星人。ジオラマになっているシーンは、地球防衛軍極東基地のメディカルセンターに姿を現したブラコ星人がアンヌを襲い、駆けつけたダンに応戦すべく、隠していた両腕を伸ばして威嚇した瞬間だ。怪力でダンを苦しめるブラコ星人だったが、キリヤマ隊長の放ったウルトラガンによって絶命する。このスーツの出番は物語序盤のこのシーンのみで、新造型の大型スーツとしてはなかなか贅沢な使い方といえるだろう。ちなみにこのスーツ、腕を隠している間は、腹部についている顔の部分に手を入れて操作し、表情を出せるようになっている。またこのジオラマでは、ベースとなっている基地内部の美術にも注目してほしい。この一種60年代的とも言うべき未来感が、ウルトラセブンというシリーズの大きな映像的魅力のひとつだったのだ。
Text by Mizuki Eguchi

補足

なにげにこの話数でも、前回に続きウルトラ警備隊のメカが目立ってます。ポインターは飛ぶし、ホーク2号は3日で土星を往復できる性能だということが判りました。
さて、どっかから突然出てきて、あっさり殺られたブラコ星人。やばいところに顔が付いています。話自体も、子供心にちょっとエロチックな雰囲気を感じました。






最終更新:2008年07月03日 02:47