解説ブックレットより
●ウルトラセブン第34話(製作No.35)1968年5月26日放映
●登場宇宙人・怪獣:発砲怪獣ダンカン
●円谷一監督というのは、いつも怪獣に何か違う形の動きをさせたがっていましたね。これもなんとなく原型を崩して、丸くなって吹っ飛んできたりするから、そういう演出をやろうとしていたんですね。体をアルマジロみたいに丸めてなんてのは面白かったですよね。こういうことはなかなかできないんですけどね。円谷一監督はウルトラマンで、ペスターとかドドンゴといった2人で入るような怪獣も出しましたしね。ダンカンも円谷一監督だから、変形してアルマジロ型になるということですね。
ウルトラセブン監督 満田かずほ氏
補足
ドラマ部分を引っ張って、なかなか姿を見せてくれなかったダンカン。これまでに無いタイプの戦闘スタイルが、久々の市街地セットと相まって新鮮でした。姿形もイメージに残りやすい怪獣です(本体は泡状の生命体で、この姿も一形態に過ぎないという設定のようです)。
名鑑ファンの間では、ダンカンを握ると健康になると、言われているとかいないとか。
●
●
●
最終更新:2008年07月04日 01:16