サブタイトル個別 帰ってきたウルトラマン 第27話


この一発で地獄へ行け!
グロンケン

解説ブックレットより

●帰ってきたウルトラマン第27話(製作No.27)1971年10月8日放映
●登場宇宙人・怪獣:八つ切り怪獣グロンケン
●このエピソードは当時キックボクシング界のカリスマ沢村忠の特別出演があり、彼の必殺技は真空飛び膝蹴りで、小生リングの上で手持ちキャメラで対戦した。それを象徴するかのようにウルトラキックが炸裂するが、信州の観音像を切断するナゾのノコギリ怪獣はドラマの背景として登場する不思議なキャラクターであり、これはキックボクサーを夢見る息子を思う母の幻覚から生まれた怪獣かもしれない。それは、音を観ることができるほど超能力を持つのが観音様と言われるが、その胴体を八つ切りノコギリで切断する光景は異様であり夢幻そのものである。
撮影 鈴木清氏

補足


冒頭、突然現れ観音像を切断する、ジオラマのシーンが強烈な印象を与えるグロンケン。(と言うか、その後の話はドラマ部分が複雑で、グロンケンの印象が薄れ、戦闘シーンなどはあまり覚えていないというのが正直なところです)。
ナイトシーンだったので、モノクロのイメージが強く、ジオラマの緑っぽいグロンケンにはちょっと違和感を感じます。これも正面からだと、怪獣本体が見辛いですね。
あと、前話がノコギリンで、今回がノコギリ怪獣なのも、なんか紛らわしい。




最終更新:2008年07月31日 00:58