サブタイトル個別 ウルトラマンエース 第3話


燃えろ!超獣地獄
バキシム

解説ブックレットより

●ウルトラマンエース第3話(製作No.3)1972年4月21日放映
●登場宇宙人・怪獣:一角超獣バキシム
●オープニングタイトル、エースは5作目になりウルトラシリーズに相応しいインパクトあるパンチのきいたタイトルにしたい。
当時はデジタル技術などなく、フィルムで撮りフィルムで後処理、一コマ一コマ丁寧な画作りでした。デザインした文字をヘアーラインの施されたステンレス版に一文字一文字切り抜き(50cm大きさ)、底辺を基準に起き上がる仕掛けを作ります。文字の表面がキラキラ輝く照明をフレーム外に10cm間隔で円上に90°配置し黒バックにて撮影、その素材フィルムをトラベリングマット(移動マット)でマスクをつくりバックグラウドとなる映像と合成します。オープニングタイトルは作品の顔でありますから時間と予算は十二分にかけました。
一角超獣バキシムの身体から発射されるミサイルは曳光弾を使用、セットに向かってロケット弾が飛行するのは実際に20cm位の強力な噴射力のあるロケットを作って飛ばし、着弾と同時に爆発する仕掛けをセットの中に仕込みました。エースvsバキシムのアクションは約3分、いろいろな要素を入れ150〜200カットに割り、撮影編集、エースの特徴、バキシムの特徴を出す映像に仕上げました。
特殊技術 佐川和夫氏

補足







最終更新:2008年08月19日 00:43