サブタイトル個別 ウルトラマン 第5話


ミロガンダの秘密
グリーンモンス

解説ブックレットより

●ウルトラマン第5話(製作No.2)1966年8月14日放映
●登場宇宙人・怪獣:怪奇植物グリーンモンス(=ミロガンダ)
●オイリス島から持ち込まれた花・ミロガンダが放射能の影響で幼年期の姿に退行、さらに科特隊の攻撃を受けて巨大化してしまった。深夜の有楽町に現れたグリーンモンスとウルトラマンが対峙する、有名な対決シーン。時計台の尖塔をはさんでグリーンモンスとウルトラマンがじりじりと間合いを測る中、午前零時を告げる鐘の音が響き渡る||。(少なくとも当時の)子供達にとっては未知の世界であった深夜の大都会という舞台に大人の匂いが漂う、印象的なナイトシーンだ。ウルトラマン最初の夜間戦闘である第2話のバルタン星人戦は全て空中戦だったので、本格的な夜の格闘戦はこのエピソードが初めて。この場面が夜になったのはスーツの操縦の事情によるものだそうで、特異なスタイルのグリーンモンスを演出する苦労がうかがわれる。
Text by Mizuki Eguchi

補足

●別角度画像




最終更新:2008年06月17日 01:19