激しく炎を上げて燃える焼き肉店(昨年12月2日午前2時すぎ、いの町枝川・高知新聞)
※記事の内容をキャッシュより転載
「新規雇用の助成金を詐取か」
高知市などで飲食店を経営する会社の役員ら6人が新たな雇用を作るための国の助成金およそ750万円をだまし取ったとして11日、
詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、高知市で8つの飲食店を経営する会社「Ambitious Dining」の代表取締役溝渕大志容疑者(26歳)ら6人です。
警察の調べによりますと、溝渕容疑者ら6人はおととし10月、新たに事業を始める法人や個人に対して国がその経費や人件費などを助成する
「地域再生中小企業創業助成金」の支給を申請しましたが、実際にはうその領収書を作成したり助成の対象にならない短期雇用の従業員を雇ったり
しておよそ750万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。
警察は、高知労働局からの告発を受けて、けさから関係先10数か所を捜索するなどして捜査を進めた結果容疑が固まったとして6人を逮捕
しました。調べに対して溝渕容疑者は「だまし取った記憶はない」と否認していますが3人は容疑を認めているということで警察は余罪がないか
追及することにしています。
6人のうち溝渕容疑者は、ことし4月に投開票が行われた高知市議会議員選挙に立候補し落選しています。
(07月12日 09時02分)
最終更新:2012年03月24日 20:06