:近況ブログ(深夜版):
あ けおめ!
「書き物の構想、妄想、創造」
:お話のモチーフ:メトロノーム、スノーグローブ。(どっちにするか迷い中)
:要約:実体振り子、銀色世界の箱庭。
とりあえずメトロノームから。スノーグローブは余裕があったら…(無理っぽい)
まぁ、どっちにしろ主軸は男女恋愛ものになるかと思われます。
なんかこうファンタジックでプラトニックでキューンキューンなね(←)
それと、このワインのネタバレ要素を絡めていけたらいいなと。
「人物について」
メトロノーム
:フィー(♀):
15歳。
一人称:私
音楽屋さん。音を打ってます。音を売ってます。
フィーさんは時間を正確に刻める才能と絶対音感があります。
お店の客入りはイマイチ。コアなマニアに売れてる感じ。
とてもおとなしい子。だけどとてもロマンティック。
服装はアトリ〇シリーズっぽい感じ。
|名前の由来|
語感が良いから。
あと「フィーたん」とか呼ぶと可愛くね?(←)
イメージイラスト↓
お許しが出ますたw うん、分かった自重しないよ私w ぎゃぼー
ヒヨコキーの看板娘としてもよろしくっす。
:クローム(♂):
17歳。
一人称:俺
フィーのお店の隣のお店の店番さん。ちなみに精肉店。
フィーとは長い付き合いになる。
貧乏なフィーのためにお肉をおすそ分けしたり、お店を冷やかしに行ったりするよ。
出生が謎くさい。ワイルドミステリアス。
チキンが描かれたエプロン着用。バイト着である。
|名前の由来|
eufoniusの新アルバム「メトロクローム」から。
実はこれをタイトルにしたかったけど自重した。
:ラメント(♂):
一人称:私。
年齢不詳。
依頼人。
|名前の由来|
音楽用語から。死者を悼む音楽の総称である。
:アリアン(♀):
一人称:アリアン。
妙齢。
|名前の由来|
曲名から。代表的なラメント「アリアンナの嘆き」より。
:ボク:
フィーの夢とシンクロする子供。思考以外の全ての器官が取り込まれてしまっている。
聴力も例外ではないはずなのだが、メトロノームの音は聞こえるらしい。
ただし、本人はそのことを不思議に思わない。
精神的に弱っており、時折支離滅裂な思考をする。
:メトロノーム:
ボクと同じ空間に現れた電子メトロノーム。
ファの音しか出ない?
「お話について」
メトロノーム
音楽屋さんフィーの健やか(?)な日常生活を軸に展開。
閑古鳥の鳴くお店に、ある不思議な依頼が舞い込み…そして。
お隣のクローム君との関係を掘り下げつつ依頼をこなします。
流れ(要約はこんな感じ)
「肉耐関係な二人」 ↓
「フィーの夢模様 前 (ボクとメトロノーム)」 ↓
「ラメントさんとアリアン」 ↓
「恋人たちの船出 ~御代は無償の愛で~」 ↓
「クロームの存在矛盾」 ↓
「フィーの夢模様 後 (行く末)」 ↓
「外界は懐かしや」 ↓
「ままごと」 ↓
「彼女に見放された世界」 ↓
「慈悲深き神は2人のためにひとつだけの表現を与える」 ↓
「世界は至福の音に満ち溢れて」 ↓
「もしも、目覚めたら」
…長っ。1章1章はとても短いですが…、あんまり詰め込むのもアレだし。
ラメントとアリアンの話を削るかなー。
:雑文というか妄想文。お話に組み込みたい感じの:
緑恐竜は書きたい言葉とか、シチュエーションが先に出てきてしまうのでメモです。非常にカオスなので注意。
あえて言うなら嗜好品に分類されるかと。別にお高いものじゃないですよ。
お肉は恋愛に勝る美味なのですか?
何故唐揚げではなく骨付きなのかというと、本当に鳥を食べている気分になるからです。…鳥ざまぁっ
感謝の祈りは忘れずに。犠牲を想え。死を想え。鳥に罪は有らず。
骨の髄までしゃぶり尽くし、最後にぺっぺと骨を吐き出すとは、…なんと斬新な食べ方っ!でかるちゃー!※1
その才能を本当に生かせるという世界は、どんなに幸せな世界なんだろう。
あのさ、もういっそのこと、一緒に住んでしまおうか?
私の振り子が乱れてしまいます。
この音が殻の外に響けばいい。私は生まれたいのだと、叫ぶ。出たい、出たい。
静かにノックするんです。そうじゃないと怖がるでしょう?あの子はとても優しい臆病者なの。
コンコン、入ってますか?私は入ってます。
機械じゃあるまいし、当然だろ? 揺らいでもらわないと逆に自信をなくすよ。…俺がね。
好きです。この振り子が触(ふ)れてしまうくらいに。
ずっと、お隣にいてくれませんか?
その音の方向に、まっすぐ、迷わずに、弱音を吐かず、決して泣くことなく、前を見据え、ひたむきに進むキミ。 …なぁ、そんなキミを、俺はずっと見てたよ。
はたして、キミの振り子は永久機関なのだろうか?
この心が磨り減る度、私の時が止まっていくような、そんな気がするの。
夢魔よ。好き勝手に暴れ、繁殖し、心を持った罪を今更誰が咎めよう? 君達はただ、黙って消えればそれで良い。
彼女の鼓動が、いつだって私の音楽なんですよ。
1つだけの感覚を残して、あの子は逝ってしまったよ。 嗚呼、とても暖かなソレは、やはりココロなんだろうか。
この子が、さいごに、笑えない世界なんて、うそね。
巡り巡って、もしもね、また初めましてが言えたなら、私は悲しいの。
理由もなく動く永久機関のなれの果てというものは、こんなにも美しいものだったのでしょうか。
淀みない旋律。狂わないリズム。枯れない歌声。止まない雨。廻らない時。
この世界におはようって伝えるまで、私は奏で続けたいんだ。
変わらなければ生きていけないなんて、そんな当たり前のことを知ってしまう程度には成長したんだね、って誉めてあげるべきなのかな。
君が変わるとボクはとても困るんだよ。
長文のコーナー↓(ひどいネタバレとカオス多し。決して本編ではなくではなくシチュエーションです。まぁ困ることなんてないが)
:アリアンの開花:
「なぁ…アリアン、私の願いを聞いてほしい…」
「欲しい」
「叶うならば…その、アリアンが良いって言うなら…、私と一緒に…旅に出よう?」
ラメントさんは酷く照れくさそうに、そう、まるで時が遡ったかのような若々しい笑みを浮かべ言った。
先のことなんてこれっぽっちも考えていない、無邪気な提案だと想う。
子供であるから言うことが出来た。でも彼は本来大人であるから、返事など期待していない。
何故か、そう思った。
不意に。
アリアンがラメントさんを見据え、
「出よう」
と言った。そしてアリアンの首が縦に擡げる。
それはごく自然な動作で、私は一瞬その光景を疑った。
「出よう」
相手の語尾を繰り返すだけの無機質な女性。
今だってそう、変わりないはずなのに、私の目には、アリアンは、ただの…
「 」
…私は思わず言いそうになった言葉を飲み込んだ。
それは、この2人に対する冒涜であると思った。
「出よう」
「アリアン…?」
「出よう、出よう、出よう…」
同じ言葉を反復するアリアン。
…私は思考する。
出よう、とは 何?
では何処へ、何処へ出ようとする?
必要はあるの? 意味はあるの? それは此処より心地良い?
…馬鹿馬鹿しいね。
そんなわけない。
そんなわけ、ないんだよ?
:不思議に思わない不思議:
当たり前のことを疑問に思うのは難しい。
「クロームはどうしてお肉をくれるのでしょうね?」
とか。
それとなく彼のことを詮索すること。
もしかしたら私はずっと、そのことを避けていたのではないだろうか。
「ははー、ようやっと気にしだしたわけだ。……遅い、遅すぎるぞー!!」
クロームは顔に手を当てて嘆きだした。
なんだか、可哀想な人だ。
不思議に思わない不思議。
絶対におかしいのに…。
:彼方のことを何も知らない私はひたすらに想うだけの一方通行について考える:
どうしてだろう?
『クローム』 『17』 『お隣さん』
これ以上の単語が出てこないのは。
私の中での彼はこのたった3つの実柱で成り立っている。(それ以外の情報は私の主観が混じるため、正確ではないように思える)
疑問に思わなかった。
気にならなかった。
彼のこと、嫌いだったから?
…それは違うと否定したかった。
でも…よくわからない。
頭に靄がかかっていて、その先の答えが見えないのだ。向こう岸が本当にあるのかさえ、怪しい。
この不安定な心の乱れは…そう、ラメントさんとアリアンに出会って、時間が正確に刻めなくなってからだと思う。
ひどく、なにもかもが億劫だ。
このままこの思考の中で意識を離して仕舞えたなら、もう何も考えずにいられるだろうか。
…嗚呼、馬鹿な考えだ。思考まで馬鹿になってるんだ…。
ギシリと振り子が痛む。
ギシリ、ギシリと…
「フィー?」
「………わっ!」
私はどれくらいそうしていたのか…、クロームが心配そうに私の顔を覗き込んでいる。
そして
「知りたくないか」
「…え?」
寂しげに、彼は言うのだ。
:仄暗い記憶の海で揺蕩う:
「クローム…」
「 」 見透かされているような気がした。
「きっと、これ以上待っても無駄なんだって思いながら、どこかで期待している自分がいた」
「 」 目を、そらさなくては。
「でも、このままで良いって思える自分と、いつまでも変わらない君が好きだよ」
「 」 そんな言葉をききたいわけじゃないの。
「あぁ。全くもって。自分でも何言ってんだか分からない」
頭を掻き、笑ってみせた。
噛み合わない、おかしい、噛み合っていない。
まるで時が噛み合わない。
:私が貴方へ願ったコト:
はじまりには、挨拶を。
目覚めるあなたにきっと奏でてあげよう。
「おはようございます。 私はフィー。 音楽は、お好きですか?」
:思考ニンゲンと実体振り子:
(また、夢をみている。この世界で、私が唯一出来ること。あれ…?何だっけ…?)
音を聴いていた。
唐突に、だけど自然に鳴り出した、その音。
『とっ…とっ…とっ』
ボクの音感が正しければ、それはファの音である。
まぁ、音楽と言うものを聴かなくなって久しいボクの感なんて当てにならないと思うが、それでも更に思考を巡らせてみる。
(あー、退屈凌ぎになるかもしれない。)
こんな感じで今日も同じ様な思考を繰り返している。
…この速さで旋律を紡ぐなら、大体4分の3拍子で、些か遅い。
優雅なワルツ系の楽曲に見られる拍子である。
『とっ…とっ…とっ』
心臓の音みたいだ。
と最初思ったが、同じ速度、整った同じリズムというのも妙だ。
時計…いや、視覚が皆無な僕がそれを知っても虚しい。
なんだろう、知っているような、いないような…。
『とっ…とっ…とっ』
そうだ。
名前を付けてみよう、と思った。
これは新しい思考である。
同じ思考ばかり繰り返してたら頭がおかしくなるので、たまに脳みそに喝をいれてやるのだ。
『とっ…とっ…とっ』
それから幾日か考えて、ボクはそいつをメトロノームと名付けた。
元から知っていた単語だと思う。語感が良く、とてもしっくりくる名だ。
メトロノーム。
とても心地が好い、乱れない周期。
ボクはこいつが好きだ。
一緒に居てくれるこいつが。
音を好きにさせてくれるこいつが。
永遠じゃないこいつが。
…そこまで考えて、ふとボクは気が付いた。
なるほど、こいつはボクと同じなのだ、と。
こんな場所に取り込まれて、残されたのは1つだけ。
ボクは思考を、こいつは音を。。
だから最近思うんだ。
もしかしたら、ボクは最初から此所に居たのかもしれない。
元居た世界だとか、帰る場所だとか、親だとか。
そんなの全部ボクの妄想なんじゃないかって。
:彼の哀しみは、どうにも理解不能で:
ねぇ、1人で考えるのにはもう飽き飽きなんだよ。
なぁ、もしボクが間違ってたら、正す誰かが必要だろ?
繰り返す独り善がりな思考に意味なんてあるの?
誰だよ、何なんだ、お前、神様?、誰?、死んじゃえよ、いや違う、ごめん、理由、ききたい、逢いたい、出逢いたい。
メトロノーム、うん。
どうしようもなく人恋しい。
前向きになんてなれやしない。
ひとりだけって虚しいから、…だから、君が居てくれて良かった。
応えてくれなくても良い。
変わらない君が好きなのだから。
ね、これが最後。
終わったらちょっと眠ることにする。…愛想つかして居なくなるなよ?
次は前向きなボクだから。
君も変わらず音を奏でてよ。
『とっ…とっ…とっ』
キミだってボクだっていつか居なくなる。
これはとても確かなことで、ボク達はその時をただ待っている。
空間に広がっていく思考の海にただ溺れていくことが怖くて。
だから。
褒めて欲しくて。
慰めて欲しくて。
詰って欲しくて。
哀しんで欲しくて。
だから。
そのためにもがくんだ、購うんだ。その姿が滑稽でも、思惑通りでも。
そう、誰のためでもなく、自分のためにそうするんだ。
出たい。出たい。叫ぶんだ。けれど喉が無い、無いんだ。
だってボクには音が無い。
なー、メトロノーム。その為にキミは来たの?
おやすみ。メトロノーム。
ちょっとだけ我侭。
(キミがヒトだったら良いのにな。)
ボクは君が女の子になって会いに来てくれる夢を見た。
:跳ねるココロ:
「もう、私は何処にだって行ける。好きに拾って、自由に捨てられるの……っなのに…」
あぁ、泣かない、泣かない、泣いては駄目、駄目。
でもいくら拭っても止まらない。
次々に溢れる液体は、服の袖を濡らしていた。
涙を流すのはこんなにも容易い事だったの?
何故今悲しいの?
ううん、違う、違う。
だって私はいつも悲しかった。
貴方の想いをただ垂れ流すだけの自分がもどかしくて、好きだと言ってくれたのに返事すらできなくて。
その表現できなかった気持ちを今、溢れさせる為の涙ならば、きっと世界がいくつあっても足りない。
「時計はまるで役に立たない…。空も曖昧、日は昇ったり昇らなかったり…」
彼は彼の懐の中にある私に触れた。
「こんな娯楽的な測定器が役に立つときがくるとは」
撫でられた。
あぁ、嬉しい。
:鳥類憐みの令:
「どうして嫌い?」
珍しく自分の独り言とも云えぬ呟きを拾ったアリアン。
接ぎ木を跨いでテコテコと歩き、ラメントを見据えたアリアンを見て、どうにもこそばゆくなり、ついついラメントは口火を切る。 ああ、切ってしまった。
「理由は数あれど、ともかく、とにかく、一番に、背中のアレが気に入らない」
「自由?」
ラメントが目を瞑り感傷に浸る。
「違うよアリアン。止まり木を探して転々とするのはきっと彼らが不自由で悲しいから」
アリアンがギョロリと目の色を変える。
「では、彷徨う姿は滑稽?」
「ううん。むしろ愛おしいほどに」
「食べる?」
「そう。 …歪んでる?」
「歪まない愛なんてないよ」
「ふふ、聡いお人形さんだね」
あの音楽屋が最後に彼に言った言葉はなんだったか。
用語説明とか?↓
※1 でかるちゃー!
【デ^カルチャー】
アニメ「超時〇要塞マク〇ス」内の言語。
ゼン〇ラーディ語で「恐ろしい・信じられない」の意。
関心や興奮を伴いつつ、信じられない事態に遭遇した時に使用する。
「なんと(言う)」を意味する「ヤック」と合わせて、「ヤック デカルチャー」(なんと恐ろしい‥‥)などと用いられる。 (はてなダイアリーより抜粋)