クロガネ用語辞典(仮)3


は行


・白零高校(はくれいこうこう)
IH個人戦二連覇で日本一の主将”剣聖”夜鷹がいる。
偵察の折のモッピーの見立て「際立って強い選手はいない」らしい。
おまけに他校からは「去年の3年は強かった」「夜鷹のワンマンチーム」と言われ放題である。
城礼戦や落陽戦で着々と株を落としていきかませの位置を確立させていき、ついには「もう終わった」とまで言われてしまうほどの冷遇を受けた。
作者が前に書いていた某同人の原作での主人公は、博麗(はくれい)という苗字であり、住んでいる神社の名前でもある。

・ハッ(はっ)
 モッピー(大)の口癖もしくは笑い声。強い相手と戦ってテンションが上がった時や相手を小馬鹿にした時に使う。
 しかし、お気づきだろうか…?
 大柄な体つき、蓮っ葉な喋り、そして女性…
 これに「ハッ」が加われば完全に和田Aキ子である…
 その女性に心酔している男、池沢は実は勝俣なのかもしれない…

・ハッソウ飛び(はっそうとび)
63本目で登場したアオハルの技。
狐賀の切り落とし面をズバ抜けた身体能力で斜め前にジャンプして避け、そのまま攻撃に転じるという物理的に無理な荒業である。
勿論剣道にそんな技は存在せず、そもそも相手の後ろや横に移動する必要性自体、本来は無い筈である。
だが、イケザワールドにおける剣道では横からの面が認められているため、この技も重要な戦術となる。
→面アリィーーーーッ!!

・鼻傷(はなきず)
主将、神宮剣の渾名。
顔にある一文字傷から命名された。
鼻傷の他に「一文字」と呼ばれる事もある。
傷は高校の時から付いていたが、原因は現在不明。
朝霧の事になると傷が疼く時がある。
また、たまに消滅する。

・ババア(ばばあ)
某匿名掲示板やニコニコ動画において、ババアとはアニメ・ゲームキャラなどで、多人数の女性キャラが登場した際に最年長者に対して付けられる呼称。
メインキャラに対する作品内の相対年齢による分類なだけなので
たとえ10代前半、酷い場合には中学生でもババアと呼ばれてしまう。
この作品ではヒロインのツバメの下着が古臭く、体つきがあまりにもたるんでおり、
夢の中でてきたさゆりの乳房も垂れていたので「作者はババアが好きなのか?」という説が出た。

・ババパン(ばばぱん)
ツバメの渾名。
第一話でツバメが穿いていたパンツがババアパンツだったため命名された。
BBPと略されることも多い。
→パンモロ子

・BAMBOO BLADE(ばんぶーぶれーど)
ヤングガンガン創刊号(2004年12月3日発売)より2010年18号(9月3日発売)まで連載された。通称は「バンブー」「バンブレ」。
原作:土塚理弘、作画:五十嵐あぐりによる日本の漫画作品。とある私立学校の剣道部を舞台に、女子部員を中心とした面々が、
緩やかに送りつつも目標(大半は顧問が原因でつくられる)へ向かって行く日々を綴る作品。「まったり放課後女子剣道コミック」と銘打っている。

・パンモロ子(ぱんもろこ)
ツバメの渾名。
第一話でツバメがパンツを諸に披露したため命名された。
→ババパン

・P2! - let's Play Pingpong! -(ぴーつー - れっつ ぷれい ぴんぽん - )
週刊少年ジャンプの過去連載作品。
アンチスレにおいて、類似点からよく比較される作品の一つ。

・ヒカルの碁(ひかるのご)
週刊少年ジャンプの過去連載作品。
アンチスレにおいて、類似点からよく比較される作品の一つ。

・ヒーロー(ひーろー)
ヒロトが子供の頃から目指し憧れているもの。
幼少期、運動音痴のせいでチームの足を引っ張っていたのだが、
ある日謎の少年がヒロトのような足手まといがいてもチームを勝利に導く活躍を見せ、
ヒロトが憧れるようになったらしい。
この出来事から、ヒロトによるヒーローの条件は、「(自分のような)足手まといが居てもチームを勝利に導く」
という非常に限られたシュチュエーションが条件であるのだが、
よく考えると、1.足手まといが必要 2.チーム内で自分が最強でないといけない 3.勝たなければならない
と、非常に自己中心的で他人をコケにしていることが見て取れる。
勿論剣道である必要はないので、「何故剣道をしているか」という動機をさらに希薄なものとしている要素の一つでもある。
また、いくら負傷していようが不良はヒーローが助ける人間の対象外であり見捨てるのが基本どころか、
むしろ不良を一方的に傷めつけたり脅したりする人間と信頼関係が生まれるのが今作のヒーローである。

・…ヒーローは強いだけじゃダメなんだ(ひーろーはつよいだけじゃだめなんだ)
とりあえず、初対面の人に言う台詞ではないだろう。
別に灰咲はヒーロー候補生でもなければ、メガネが理想とするような人間でもない。
ただ、作中のヒロト自身の弁を参考にして翻訳すれば、
「前提として、強い人はヒーローじゃなきゃいけない。
 ヒーローは周りに大勢の仲間が居て、躓いた人を助けなきゃ!
 信じる沢山の仲間もいなければ、手も差し伸べられない人はヒーローじゃない!」
こうなるだろうか。
なんだか押し付けがましく、とても鬱陶しい物言いである。
初対面でこんなこと言われたら、灰咲でなくとも怒り出しそうだ。
竹刀を振るわれても文句は言えまい。
 →あなたみたいな人が強いことが悲しい
 →悔しいが…言い返せねェ…

・ビキプチ(びきぷち)
対錬兵の次鋒戦でおきた由利のアキレス腱や肘の損傷の際の効果音。
その音や「この試合が最後になる」という発言からしてまるで由利が再起不能レベルの怪我をしたような演出だったが、
中堅戦以降は特に大した処置はされず寝かされただけで放置状態だった。
そして試合後は皆と同じように普通に礼をしたり、疲れただけのヒロトと同じような処置をされていたことから大した怪我ではなかったようである。
実際にアキレス腱が切れたときの音は、まるで太いゴムが切れたような音が鳴るらしい。

・左が空いてるぜ(ひだりがあいてるぜ)
39本目においてドモン率いる錬兵と夜鷹率いる白零がすれ違う際でのやりとり。なんかすげェ空気(作者談)らしい、池沢語。
まだか「努門…道なら"左"が空いてるぜ」
ドモン「…なら俺は"右"を行かせてもらおう」
が全文になる。この時のまだかの顔…直視したら、二、三人逝ってたな。
そもそも、唐から影響を受けた日本では右優位である。例)左遷、右に並ぶものなし
また、侍は左に刀を差していたため、右側通行してわざと鞘をぶつけるすれ違い方を鞘当と呼び、これは決闘・果たし合いレベルの侮辱に相当した。
これを踏まえて解読すると、
まだか「ドーモン! オメー俺の下だから♪」
ドモン「喧嘩ァ…買わせて貰うぜェ…夜鷹よォ…!」
という!?って感じのドチンピラ展開である。
他の武道と比べても礼を重んじる剣道を扱う漫画とは思えないやりとりに、
アンチスレでは「左優位で紳士的なやりとりだよ!」と嫌悪感を誤魔化そうとする住民まで現れた。
オサレは互いを高めあってこそ、という基本を思い知らせてくれた一幕と言えよう。
ちなみにこのやりとりがあったのは野外の広場のような場所。互いがすれ違うには十分なスペースがあった。

・190m100g(ひゃくきゅうじゅうめーとるひゃくぐらむ)
たまにアンチスレに現れるクロガネ信者の事。
69本目より
670 名前 : 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/08/01(水) 01:59:21 ID:6x5GV2Y9O 


同人なんて誰でもやってるだろ今時 
お前ら知らないからビックリするビックリするけど 
めだかとかまでぃとかの作者も同人出身だ 
いちいち叩いてんじゃねーよ 


文句があるなら 
190m100gの俺が相手になるぞ 
どうだビビったか 

というレスを皮切りに

83 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/08/04(土) 01:06:40.23 ID:KbbT0wPi0 
ここで悪口を言ってるおっさんどもは 
さっさと俺とけんかしてみろよ 


ちなみに俺のスペックは190cm100kgな 
どうだ、びびったか! 


そんな気のよえええ奴がネットでいっちょ前に 
悪口書き込んでるんじゃねぇよ、鷲巣が走る 

というようなやり取りがあった。擁護するにもあまりにもネタレスなので
本当に信者なのかは疑問が残る。

・憑依合体(ひょういがったい)
さゆりがヒロトに乗り移る合体技。
桜一刀流の技を繰り広げる時に使用される。
週刊少年ジャンプの過去連載作品「シャーマンキング」から拝借している。

・ファイ(ふぁい)
ヒロトが仲間を応援する時にかける言葉。
ドベ常連となった池沢君を応援するときにも使う。

・ふぉい!(ふぉい)
第11話において剣主将(鼻傷)が変顔をした時に言ったセリフ。
作者本人はにとっては渾身のギャグのつもりだったらしいが、あまりに気持ち悪い顔で読者をドン引きさせた。

・不器用の天才(ぶきようのてんさい)
池沢迷語録の一つ。
神宮の事を例えた言葉で隠居監督が名付けた。
まるで不器用が長所であるような物言いだが、神宮にとっても不器用は短所である。
先生的には努力の天才みたいな事を言いたかったのだろう。
よく聞くかっこいい言葉をさらに格好付けて滑らせるというのはクロガネではよくあること。

・袋竹刀(ふくろしない)
竹刀(割竹刀)が考案される以前に剣術の稽古に用いられていた武道具の一種。
それまでの木刀を使用した稽古ではすべて仮当てではあったものの、袋竹刀を使用することで相手に本気で打ち込んでも
大きな怪我を負う事なく稽古に臨む事が出来るようになった。
10話においてモッピーが「言っとくがあたしゃ・・・竹刀(こっち)のが専門だぜ」と言ってる事から桜一刀流も竹刀で稽古をしていたらしい。
夜鷹いわく「それ・・・袋竹刀(幕末に生まれた現代の竹刀の原型)か?」と言っているが袋竹刀が考案されたのは安土桃山時代である。
ちなみに、モッピーがご活躍なされていた幕末には、既に防具も割竹刀も存在する。
それどころか現在の剣道と殆ど同じ格好で、他流との交流試合が計られていた。
さらに割竹刀が長刀化しすぎ、江戸時代の中期には長さの制限までも発布されている。
防具も無く、袋竹刀。後ろに回りこんで袈裟懸け。
桜一刀流が他流との正式な試合を行っていたかは、明らかな疑問が残った。

・双剣岳(ふたつるだけ)
桜夏高校の強化合宿で利用した個人所有の山で、所有者は尾上先生という人で隠居の恩師だった人。
標高1800m辺りに剣道場があり尾上夫人が住んでいる。山の中でも携帯が通じる。
→合宿

・不良(ふりょう)
今作の被害者役。
クロガネの世界ではやたらと多く存在し、特にアオハルに喧嘩を挑む事が多い。
作者は余程不良に恨みがあるのか、喉を木刀で突かれたり、負傷しているのにも関わらず見捨てられたりなど、人として扱われていない描写が多い。
古くは神宮・朝霧の中学生時代の回想にも出てきており、クロガネ世界においては重要な職業(?)となっている。

・プロフィール(ぷろふぃーる)
人物の略歴の事。少年漫画等では登場人物の趣味・性格などの補足情報を書き、読者に親しみをもってもらう役割がある。
クロガネの単行本のおまけページにもプロフィールが書いてあるが、中学生が書いた黒歴史ノートの如く、
妄想をただ書き連ねているだけなので矛盾点の枚挙には事欠かない。しかし5巻のオマケ4コマにおいて
それらはさゆりが書いていて、しかも間違いだらけだというので本当に何の意味もなかった。
→モッピーが書いた
→2045年説

・別にこれ二本勝ちでもいいんだろ?(べつにこれにほんがちでもいいんだろ)
15本目、白零・烏堂との対戦直前にシドウが言ったセリフ。
この時シドウは竹刀が持てない程の怪我を腕に負っているにも関わらず無理やり試合に出ようとしていた。
登場当初から負っていた左腕の怪我は無茶な練習をしていた為さらに悪化していたのである。
シドウの様子を見かねて監督やツバメがこの試合は棄権するべきだと珍しく正常な意見を言ったが、
空気を読まない主人公が「引き分けでもいいから繋いでくれればなんとかする」と煽った。
その言葉に対する返事がこれであった。
たかが練習試合である。怪我を悪化させてまで試合をする意味がわからない。
しかも相手をむやみに挑発する意味しかない。案の定イラっときた烏堂に怪我した左手腕を攻撃された。
作者はこのセリフを気に入ったのか16本目の冒頭でも違うアングルで同じシーンを描いた。

上記の通りセリフが不自然で構図も似ているので今回もパクリ疑惑が浮上した。
しかし今回はパクリ元が悪かった。
ニュース速報板で「ジャンプ連載中のクロガネが色々パクりまくっていると話題に」というスレが立てられ
元ネタのゲームの熱烈なファン(通称:月型厨)が騒ぎちょっとした祭りになった。
更に悪いことにそのスレの記事が某有名ステ…アフィブログに取り上げられ、「クロガネ」と検索するとその記事がジャンプ公式サイトよりも上に表示される羽目になってしまった。

クロガネ
「ああ黒鉄、さっき一本勝ちでも引き分けでもいいって言ったが、別にコレ二本勝ちでもいいんだろ?」
Fate
「ところで凛、一つ確認していいかな?時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
→大将任せたぞ (うしろまかせたぞ)

・ペン(ぺん)
医者がつかう道具。落とすと地面に刺さる。

・弁解オフライン(べんかいおふらいん)
弁解オンラインをやめた池沢先生による新たな言い訳の方法であり、ネットでではなく紙面上で行われる。
これによりジャンプ本誌の巻末コメントでは高校生が二刀流をやっている事をロマンの一言で片付けた。
単行本では現在の高校生の試合時間を5分と間違えた事をブランクのせいにしたり(昔から高校生の試合時間は4分だった)、
過去のキャラクタープロフィールの設定を作中キャラがでっち上げたデタラメとして否定した。


・勉強しなさい勉強(べんきょうしなさいべんきょう)
医者が士道に行ったセリフ。
誰かが明らかに知識不足からくる憶測でものを言った時につかえる言葉。
主に池沢の無知、矛盾描写に使われる。

・片天の構え(へんてんのかまえ)
41本目において登場した、練兵高校二刀流の構えの一つ。
相手が上段だった場合に使用する、カウンターに特化した構えだという。
パッと見は単なる正二刀だが、小太刀がフェンシング並みに真っ直ぐ伸ばされている。
→二刀流

・ボールペン(ぼーるぺん)
ボールペンは文字や図形を描くために使用する筆記具。精密機械であり、文房具の一種である。
先端に金属又はセラミックスの極小のボールが填め込まれており、このボールが筆記される面で回転することにより、
ボールの裏側にある細い管に収められたインクが筆先表面に送られて線を描くことができるペンの一種。
クロガネの世界では非常に大切なもので、無理やり通過しようとする派手な髪型の不審者を止めてる最中の係員も
ボールペンが落ちると仕事を放棄してそちらを追いかける。「あんたはペンがなくなったら医者を辞めるのか?」という台詞もあるので
クロガネの世界では武士の脇差に匹敵するほど重要なものなのかもしれない。
→ペン

・僕が思っているよりずっとずっと上にいた(ぼくがおもっているよりずっとずっとうえにいた)
夜鷹との対戦を終えた後のメガネの感想。相手は国内最強の三年生である。
剣道歴数日の素人とははるか天地の差があり、メガネはどの程度だと考えていたのだろうか?
このセリフからも剣道を舐めきった主人公の根性が滲み出ている。

・木刀(ぼくとう)
木刀(ぼくとう)は、木で日本刀を模したものである。武術では、木太刀(きだち)ともいう。
日本の剣術で形稽古に使用するために作られ、剣道、合気道においても素振りや形の稽古で使用される(実戦に用いられることもある)。
江戸時代初期あたりまでは木刀で打稽古が行われていたが、頭部を打てば生命に関るなど非常に危険なため、打稽古は後に登場した竹刀に移行した。
クロガネの世界ではいたる所に落ちているらしく、ヒロトも道端にたまたま落ちていた木刀によって不良を撃退した。
その重さも500gから2kgまで様々なバリエーションがあり、落ちている木刀でさえコンクリートのタイルに突き刺させる程度の切れ味がある。

・ぼくのへや(ぼくのへや)
池沢先生の第14回「まんが甲子園ブックバージョン」受賞(大賞)作品。
「まんが甲子園ブックバージョン」は高校生を対象とした漫画大会で、「まんが甲子園」とは姉妹大会。

・本格剣道漫画(ほんかくけんどうまんが)
 蹲踞はしない、
 打突時の声も無い、
 残心すらない、
 木刀で喉を突く、
 回り込んで肩を袈裟懸けにする、
 ギャラリーはうるさい、
 打突もせず体当たりする、
 横から口を出す、
 後から面を打つ、
そんな漫画が名乗っていた看板。
その後単行本では「疾走青春剣道ストーリー」になっていた。これすら身に余る袈裟である。


ま行


・マスクなかったら2,3人逝ってたな(ますくがなかったらにさんにんいってたな)
落陽の無人くんはマスクを外すと人を殺せるらしい。

・mixi(みくしい)
mixi(ミクシィ)は、株式会社ミクシィが運営する、日本最大級のシェアを持つソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS)である。
ツイッターと同様に、ちょっとした軽い気持ちで書いた失言で大炎上を起こす事が多々ある。

・右があいてるぜ (みぎがあいてるぜ)
左があいてるぜ、の誤記。
かくいう私も間違えていた。
→左があいてるぜ

・蛟(みずち)
中国の伝説上の生物で本来は、竜の一種を表す漢字である。日本では「みずち」の訓が当てられたが
ミズチ(古語ではミツチ)は本来は、八岐大蛇(八岐大蛇は川の神とされることがある)に代表される日本の水神、蛇神、龍蛇神である。
→蚊(か)

・耳三つ(みみみっつ)
週刊少年ジャンプ公式ウェブサイトにおいて、「クロガネ」の連載が告知された際に使用された画像で、
なぜかヒロトの耳が三つあったために、アンチスレでやたらと目にした言葉。
ちなみにニュース速報板で、クロガネ関連のスレッドが立った時に、耳が三つである事が指摘された。
連載開始直前であった事から、超聴力も付加されたのでは、と期待していた者もいたが、そういった事は全くなかった。

・無月五月雨(むげつさみだれ)
ヒロトがシロガネに対して放ち一本を決めた技である。
唐突に登場した技であり、技の理屈や五月雨との違いなどは一切説明されていない。
そもそも突いているのかどうかすら定かではない、読者への配慮を省いた技である。

・六三四の剣(むさしのけん)
週刊少年サンデー(小学館刊)にて連載された村上もとかの漫画作品。岩手県を舞台に、少年剣士の成長をライバルとの関係を軸に描く。
剣道を題材とした正統派のスポーツ少年漫画である。

・ムシキング(むしきんぐ)
カッコいい昆虫をモチーフにしたセガのトレーディング カードアーケードゲーム、甲虫王者ムシキングの事。
じゃんけんを利用した単純なルールのため、幼稚園から小学校低学年の男児を中心にヒットし、ブームを巻き起こした。
56本目において朝霧が剣道の駆け引きをジャンケンに例えて以降、試合に出てくる選手が皆ジャンケン思考になってしまった。
例えば「相手はグー(飛び込み技)を出してくるな、ならばこちらはパー(カウンター)を出そう。」などの思考回路である。
無論、剣道の駆け引きはそんな単純なものではない。そのためアンチスレでは「まるでムシキング漫画だ」と話題になった。

→ジャン剣道
→ジャンケン

・無の構え(むのかまえ)
錬兵高校二刀流の奥義でシロガネしか習得していない。43本目で登場。
両手をだらっと伸ばし脱力した状態で構える。
どんなに速くてもある程度の軌道の予測がつく他の構えと違い、
自然体から放たれる剣の軌道は全く予想がつかないらしいが
なぜかシロガネはこの構えから右の面しか打たなかったため
クロガネにあっさりと学習され、一本も取ることなく敗北した。
→最も静かな怪物
→天然無の構え

・無名税(むめいぜい)
62本目に登場した池沢語録の一つ。
正式には「桜夏の“無名税”はここまでだ 中堅どこに対策立てられたらひとたまりもねぇよ」というセリフである。
有名になることで、その知名度と引き換えに生じる問題や代償を税金に例えて“有名税”と言うが、作者はそれの派生語のつもりで“無名税”という言葉を考えたと思われる。
“無名税”を無理やり解釈するならば、無名ゆえに生じる問題や代償という意味だと連想するが、前後のセリフの流れから考えて作者は無名だから得られる利点や長所の事を言いたいらしい。
作者は“有名税”を「有名人がその知名度ゆえに周りから徴収できる税金」とでも思っているのだろうか?
→亞角工業

・メガネ(めがね)
ヒロトの渾名。
ヒロトが「見えすぎる目」を制御するために曇り眼鏡を使用している事から命名された。

・眼に頼るだけじゃ絶対に勝てない(めにたよるだけじゃぜったいにかてない)
第18話で夜鷹がクロガネに言ったセリフ。
この一言で体力はないが目だけは良い主人公の設定とか、非力な女子供でも戦える桜一刀流の理念とか、夜鷹には動体視力で対抗するしかないと言ったさゆりの立場とか、この作品の全てを否定した。

・面(めん)
頭部と喉の保護具であり、剣道の技の一つでもある。
面金に当たった場合は一本にならないがクロガネの場合はその限りではない。
ヒロトに対しては基本的にこれ以外の技を打ってはいけないという暗黙のルールがある。
実用性に乏しい桜一刀流の構えで胴や小手が狙われたらヒロトが対応に困ってしまうためである。
→太鼓の達人

・面アリィーーーーッ!!(めんありぃーーーーっ)
※ありえません
63本目で発生した素人でも分かる誤審。
アオハルが横から面を打つというルール上ありえない技を繰り出したが、審判は何の戸惑いも無く有効とした。
しかも同じ技で二本目も取って見事に勝利してしまった。
もはや読者に対する露骨なツッコミ待ちとしか言いようがない。
→ハッソウ飛び

・最も静かな怪物 (もっともしずかなかいぶつ)
無の構え状態のシロガネの事をドモンが例えた言葉。池沢語録の一つ。
イマイチ凄さが分からない。
→無の構え

・モッピー(もっぴー)
さゆりの渾名。
モッピーとは、「インフィニット・ストラトス」のヒロイン、篠ノ之箒をモチーフにしたAAキャラクターであり、
形容しづらいスマイル顔とやる夫のような胴体が特徴で、それに酷似していたために命名された。
それもあって、さゆりのAAはモッピーの改変AAが主となっている。
ちなみに、市松人形バージョンのさゆりの原型は、
池沢先生が高校生の時に獲った「まんが甲子園ブックバージョン」大賞受賞時のコメントにある
"着物の少女"の可能性が大きいため、池沢先生の方が先であり、モッピーのパクリではない。
「ATELIEA -アトリア-」にも同様のキャラクターが出ており、大層ご執心のご様子。

・モッピーが書いた(もっぴーがかいた)
実はモッピーが書いていたという事。何を?プロフィールを。
5巻のオマケ4コマにおいて、今まで書かれていたキャラクターのプロフィールは全てモッピーことさゆりが書いていたという事が判明した。
続きの4コマでは、つばめのアイドル剣士の設定やヒロトの牛乳嫌いの設定も当人によって否定された。
つまり「プロフィールが矛盾しててもさゆりが憶測で書いてた事だからしょうがないよね☆」という作者の言い訳なのである。
池沢先生に言わせれば「まじ弁解オフラインだわ~。漫画って簡単~。」なのだ。
作中で目立ってなかった設定を活用するのでは無く消滅させる事で補完するという並のプロではまず思いつかない高等テクニックである。
しかしさゆりが知りえない情報(夜鷹が山形出身だという事、意味を分かってないのに「アイドル剣士」と表記した等々)まで書いているので新たな矛盾が発生した。
矛盾の言い訳が新たな矛盾を生み出す池沢君特有の矛盾スパイラル。どうすんの…
→プロフィール
→4コマ

・モミー(もみー)
白零高校の鎧坂のあだ名。
もみあげが”レ”のような形をしており、
超有名ロボットアニメ、マジンガーZの主人公・兜甲児(作品や時代によって異なるが)のそれに似ている。
ちなみに奇しくもマジンガーZは、1972年~1973年におなじ週刊少年ジャンプに連載されていた。
他に「相撲」「点数男」などがある。


や行


・ユニキ(ゆにき)
由利の渾名。
対錬兵の次鋒戦で自身が勝てないと判断した由利が中堅戦以降の試合を有利に進める為に桜夏の面々が初めてみる二刀流の攻略の糸口をほんの少しでも見つけられるように一秒でも長く居続けようとした事による自己犠牲の精神から名付けられた。
そんなことをしなければ引き分けくらい出来たのではなんて言ってはいけない。
→ビキプチ

・ユフゲノコ(ゆふげのこ)
アフゲノコに由利を加えた呼び方。
マネージャーでも無い女子部ですら参加している合宿に会話や回想などの下り無しに、
まるで最初から居なかったかのように参加してないという扱いの悪さである。
由利は朝霧が加入するまでは副部長としてレギュラーとして頑張ってきたにも関わらず、朝霧が加入した途端この様である。
→アフゲノコ

・夢修行(ゆめしゅぎょう)
→夢特訓

・夢特訓(ゆめとっくん)
クロガネの経験不足を補うためにさゆりが夢の中で行う特訓方法。
体を休ませながら頭で練習できるというというなんとも都合のいい修行。ドラゴンボールの精神と時の部屋のようなもの。
本家と同様に厳しい制約があり、和服コスプレの恥ずかしい格好をして練習しなければいけない。
その特訓内容は落丁してわからないが、さゆりの「これからは毎晩朝まで殺し合うぞ」というセリフから真剣で斬り合っている
と思われる。
しかし特訓を積んで挑んだ練習試合では夜鷹に「構えはへっぴり腰 足裁きはバラバラ」と指摘され、
ヒロトも「竹刀の握り方から教えてください」と言っているので桜一刀流以外の事はまったく教えてないらしい。
その割にタイヤを引きながら階段を駆け上がれるレベルの筋力と体力を得ている。
一種のイメトレのような特訓だが、基礎知識や戦術は教わらず身体能力が上がるという摩訶不思議な特訓である。

・夜鷹(よたか)
1.ヨタカ目ヨタカ科の夜行性の鳥類。
2.中世の日本で売買春を目的に辻に立った遊女(夜鷹)。
3.中国軍事科学医学院が開発した、1粒飲めば3日間眠くならない薬の名称。
4.白零高校の主将の名前。IH個人戦二連覇で日本一の主将“剣聖”とか呼ばれてる。目がすごく良い。
→白零高校(はくれいこうこう)

・夜鷹さん防具もちます!(よだかさんぼうぐもちます)
11話にて、全国最強にして剣聖の異名をもつ夜鷹が、
剣道部員からの熱い信望と尊敬をうけるシーン。
ともすれば防具の奪い合いにもなりかねないほど場が加熱していたが、
本人はあっさりそれを固辞。その熱意を応援に向けることを示唆した。
しかし、なぜレギュラーだけがこんなに持ち上げられるのかが分からない上、
レギュラー陣の軽いノリとはうって変わったその他の部員の熱意が奇妙。
これから試合をする・しに行く、というよりは、試合から凱旋したような状況である。
ともあれ、セリフ自体は汎用性が高く、主にスレ立てや、詳細バレ、画像バレへの畏敬と感謝を込めたレスとして利用されている。

・読み合い(よみあい)
もしかして→ジャンケン

・4コマ(よんこま)
4コマ漫画(よんコマまんが)は、コマを4つ使ってひとつの話を作る日本の漫画の形式の一つ。
コミックのオマケとして描かれる事もある。
しかしクロガネにおいては本編とは関係のない絵の羅列か、本編で発生した矛盾の釈明場所でしかない。
→モッピーが書いた
→※コミックス1巻参照


ら行


・落丁(らくちょう)
実際は製本の段階で起きる現象で、ページが一部抜け落ちること。
「丁」とは両面に印刷された紙を数える助数詞。
「クロガネ」では作者が過程を描かない傾向が顕著である。
このため、人物や小道具のワープや台詞の不整合、場面の唐突な切り替え等々が目立つ。
ゆえにいつしか抜け落ちているとしか思えないが存在しない過程の部分を「落丁」と揶揄するようになった。
「落丁マンガ」「落丁ドン」等派生語も存在。
ちなみに、本当の落丁であれば交換してもらえることが明記されている。
手元にある書籍の奥付等を確認してみるといいだろう。

・落陽高校(らくようこうこう)
全国トップクラスの剣士を5人揃える高校で“怪物”馬空がいる。王者とか呼ばれてるらしい。
作中の良心であり、癒しキャラのいる高校。
自然かつ楽しそうに過ごす落陽生を見ていると、とても桜夏が普通とは思いがたい。
そんな高校でも練習試合を放棄して帰ってしまう。だってやってんの剣道じゃないs(ry
もともとがチンピラやクズの集まりである、という仮説も存在する。まさかご冗談を。
シドウ曰く伝統も誇りもない、ただ勝つために剣を振るい相手の心を折って戦うらしいが、
桜夏も同じかそれ以上の外道行為をやってのけてるからイマイチパッとしない。

・錬兵高校(れんぺいこうこう)
昔は強豪だったらしいが、その剣が廃れてトップ争いからは外れていた。
去年、”たった一人の一年生”の加入をきっかけに急成長し、今年はシード校として登場。
「去年と同じメンバーが8割残っているから今年も強い」という触れ込みでありながら
去年のメンバー表と今年のを見比べてみると8割が別人の名前である。
しかも去年の大会で実は二回戦負けしていたという、謎の多いチームである。
一試合もしないうちから「今大会最大のダークホース」と観客に噂されていた。
ちなみに”たった一人の一年生”とはシロガネ君の事である。
今年からシロガネ君が江戸時代の記録を元に復活させたという二刀流をチームの全員が習得。
二本とも同じ長さの竹刀を使用するという現実なら反則の二刀流だが
クロガネワールドではロマンの名のもとにスルーされている。
→二刀流

・ロマン(ろまん)
記念すべき40本目に生まれた名言。
同話内でシロガネ率いる錬兵高校の詳細が明かされたのだが、なんと全員が二刀流と言うトンデモ展開。
池沢先生も高校で禁止されている二刀流は流石にマズいと思ったようで、巻末コメにて弁明を図った。
しかし、その際の文章が
実際の高校剣道では二刀流は限りなく禁止に近いですが、ロマンということで<春人>
という、弁解オンライン並みの内容だったため、ツボにきた住民が次々と改変。
実際の高校剣道では相手を殴るのは限りなく禁止に近いですが、ロマンということで<春人>
を皮切りに
剣道では相手とグチャグチャお喋りするのは禁止ですが、ロマンということで<春人>
現実の世界では無防備な人の喉を木刀で突くのは限りなく犯罪に近いですが、ロマンということで<春人>
観客「ラ、ライトセーバーーーー!?」

現実の世界ではライトセーバーは限りなくジェダイに近いですが、ロマンということで<春人>
などなど、奇妙な改変ネタに溢れかえった。

アンチスレではクロガネ漫画内での斜め上展開や、説明ができないこと、矛盾などを
無理矢理説明するときに揶揄の意味も込めて使われる。
[類]彼は剣士だ
→「才能か」
→「クロガネの伸びは異常だ」
→「これほどとは―――」

・ロマン杯(ろまんはい)
イケザワールドが炸裂したロマン溢れる大会。
高校生の二刀流の使用をロマンの一言で解決させた巻末コメントが由来。
桜夏高校は朝霧を部に引き戻す為、神宮の最後の夏を懸けて参加したが、
目的は本当にその言葉のままであり、必ずしも勝つ必要は無く、真の戦いはインターハイとのこと。
朝霧が大会を観戦するかどうか分からない上に、そもそも朝霧の事情と大会は大して関係ないのは言ってはいけない。

昨年二回戦負けのダークホース()の錬兵高校は全員二刀流で参加するが、
全員太鼓の達人の出オチだったので二刀流の意味が全く無いまま敗北した。
その際にヒロトの憧れのヒーローであるシロガネもまとめてあっさり処理された。

無駄に怪我人が続出し、その怪我人の処置も非常にいい加減という危ない大会である。
そのあまりにもご都合が過ぎる怪我人続出に、練習試合で捨て大将までやらかした隠居は棄権と判断し、
錬兵戦では必死で勝ちを目指してた桜夏のメンバーはそれに全く反対せずに素直に受け入れた。

決勝戦の白零対落陽では頂上決戦と銘打ってあるにもかかわらず、
殆どの試合が落丁され、その途中で落陽の優勝が決まってしまうという迫力ゼロの戦いとなった。
シドウのかつての親友も登場し、碌に話が解決しないまま新キャラや因縁だけが次々に生まれていく…。

数々の「〇〇とはなんだったのか…」を生み出し、作者の破綻っぷりを大いに露呈した大会となった。
大会直後には桜一刀流の継承者たる者も現れ、ますます話はごちゃごちゃになるばかりである。
ただし、これらは全て「ロマン」の三文字で無理矢理解決できる点がロマン杯である所以である。
→関東大会予選
→ロマン



わ行





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最終更新:2024年01月12日 13:48
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