142 : この名無しがすごい!
:2008/11/24(月) 20:00:52 ID:ikt2svXi
キョン「ほら、受け取れ」
佐々木「きゃっ!?」
シャミ「うにゃー」
佐々木「おっと……三毛猫か。しかもオスとは!珍しいね、君の家の猫かい?」
キョン「ああ。猫の体温は人間より高いらしいぞ。生体湯たんぽってやつだな」
佐々木「ふふっ、だいぶお年のようだね、とても落ち着いている。僕もかくありたいものだ。
ところでキョン、僕が猫嫌いかもしれないという可能性について考えてはみなかったのかい?」
キョン「俺は薄情で物忘れが激しいかもしれないが
中三の夏休みにお前がコンビニの横で子猫を構っていたことを忘れるほどじゃないと自負してる」
佐々木「そうか……、覚えていてくれたんだね、そんなことまで」
キョン「まあな」
佐々木「ありがとう、とても嬉しいよ」
キョン「……おう」
佐々木「だ、だいぶ……暖かくなったような気がするよ」
キョン「そ、そうだろ?俺の言ってることもあながち出鱈目じゃないってことさ」
シャミ(……私は触媒程度の役割しか果たしてないような気がするが……)
154 : この名無しがすごい!
:2008/11/24(月) 23:33:21 ID:4kBH75Ge
佐々木「シャミセンのお嫁さんにするために黒猫を飼ったよ。お見合いさせよう」
シャミセン「うむ、いい女」
佐々木「え?」
キョン(ゲ、こいつまたしゃべり出した)