気の向くままに ~備忘録@wiki~
8.0 RELEASE インストール
最終更新:
shirayuu
-
view
FreeBSD 8.0 RELEASE が出たということで。最小インストールから buildworld して、ports ツリーを形成するまでの手順。
最小インストール
正直なところ、FreeBSD ハンドブックでは分かりくにので、FreeBSD&ロースペックパソコンで構築する自宅サーバ というウェブページに掲載されているインストールの部分を参考にしながらインストールしました。この場にて謝辞を述べさせていただきます。
ほとんど変わりません。私が選択したところは次のとおりです。
- Install Boot Manager for drive ad0? --- Standard
- FreeBSD Disklabel Edhitor (パーティション) は以下のみ
- /
- swap
- もっとも違うところが 「Choose Distributions」何も選択していません(最小)。
- LAN は設定しました。
- ゲートウェイ: NO
- SSH: YES
- FTP匿名: NO
- NFS サーバ: NO
- NFS クライアント: NO
- タイムゾーン: JST
- Linux エミュレーション: 項目自体出てこず
- マウス: NO
- いろいろなアプリケーション見るか?: NO
- ユーザ、グループは作成
これでインストール
起動後
起動に成功するとこんな感じに
FreeBSD/i386 login:
cvsup-without-gui のインストール
最小限のパッケージしかないので、ルートでログインし次のコマンドでcvsup をインストールします。
# pkg_add -r cvsup-without-gui
cvsup の実行によりソースを入手
cvsup を使ってソースを入手します。その前にまず、最速のサーバを検索します。
# pkg_add -r fastest_cvsup # 最速のサーバを検索するパッケージを入手 # rehash # パッケージの再読み込み # fastest_cvsup -c jp # 日本での最速サーバの検索 - 1st 〜 - 2nd 〜 - 3rd 〜
上記のサーバーを控えておきます。
そして、supfile に修正を加えてソースをダウンロードします。
そして、supfile に修正を加えてソースをダウンロードします。
# mkdir /usr/cupfile/ # cd /usr/cupfile # cp /usr/share/examples/cvsup/standard-supfile . # chmod 600 standard-supfile # vi standard-supfile *default host= のところを最速のサーバ名へ変更 # cvsup -g -L 2 standard-supfile # ソースの取得
make world
make world については次のURLが大変参考になりました。
http://www.xdelta.net/wiki/FreeBSD/makeworld.html
http://www.xdelta.net/wiki/FreeBSD/makeworld.html
前準備
ほとんど変わらず。
コンパイルする前に、
/usr/src/sys/i386/conf/GENERIC を/usr/src/sys/i386/conf/hoge(適当な名前) にして最初のCPUの部分を以下のように現在のCPUに合う設定にしただけ。
例えば、以下のように編集する。
コンパイルする前に、
/usr/src/sys/i386/conf/GENERIC を/usr/src/sys/i386/conf/hoge(適当な名前) にして最初のCPUの部分を以下のように現在のCPUに合う設定にしただけ。
例えば、以下のように編集する。
# pwd # /usr/src/sys/i386/conf # cp GENERIC HOGE # vi HOGE #cpu I486_CPU #cpu I586_CPU cpu I686_CPU ...(以下編集なし)
/etc/make.conf を以下のように編集する。
# vi /etc/make.conf
/etc/make.conf
# /etc/make.conf File # make world setting KERNCONF=HOGE
ここまでが前準備。
ビルドの開始
次のようにbuildworld,buildkernel,installkernel と続けて打つ、また、ログもとる。
# cd /usr/src # ( date && make buildworld; date ) |& tee buildworld.log # ( date && make buildkernel; date ) |& tee buildkernel.log # ( date && make installkernel; date ) |& tee installkernel.log # reboot
再起動し、ブート選択画面で4 を押してシングルモードに移行して以下のコマンドを行う。
# fsck -p # mount -u / # mount -a -t ufs # swapon -a # adjkerntz -i # cd /usr/src # ( date && make installworld ; date 2>&1 ) | tee installworld.log # mergemaster # reboot
再起動したら
$ uname -a
でうまく言っているか確認。
ports ツリーの生成
8.0 RELEASE は最初からportsnap が入っているため
# portsnap fetch # portsnap extract # portsnap update
で終わり。
パッケージのインストール
シェルとsudo は新しいのにすると大変便利。
- ports-mgmt/portsupgrade
- ports 関係の更新も合わせている
- shells/bash
- bash
- shells/zsh
- zsh
- editors/vim
- vim
- security/sudo
- sudo
操作を快適にするためにインストールしておくもの。
- zsh
- bash
- screen
- nkf
- lv
- vim
- emacs23
- manpage
- manpage-ja
- 追加で
- anthy
この程度、インストールしておけばコンソールが面でも不自由なく入出力が出きるようになると思います。