サブタイトル個別 ウルトラセブン 第36話


必殺の0.1秒
ベガ星人

解説ブックレットより

●ウルトラセブン第36話(製作No.33)1968年6月9日放映
●登場宇宙人・怪獣:催眠宇宙人ベガ星人
●アルファケンタウリ第13惑星からやってきたベガ星人は、地球侵略のためのコースを塞いでしまう人口太陽開発計画を妨害すべく、地球防衛軍のヒロタ隊員らを特殊催眠で操って関係者を次々殺害させる。派手なファーコートをまとったようなベガ星人のデザインは実際に女性のファッションをモチーフにしたもの。演技者の頭の上に星人の顔がついているため、独特のスマートなシルエットが生まれている。ベガ星人が人間を操るのは、地球の気圧に耐えられず自ら円盤の外に出られないためという設定で、登場シーンは円盤内のみ。このジオラマは本編内の特定のシーンというより、代表的なスチールを再現したもので、背景になっている壁は形状から見てソガ隊員が捕まっている拘束具の向かって右側の壁と思われる。劇中こちら側がはっきり映るのは、突入してきたセブンに反撃しようと星人が機械を操作するとことから、エメリウム光線を受け倒れるまでの短い時間だけだ。
Text by Mizuki Eguchi

補足

自分の住めない星を侵略してどうする気だったのか、問い詰めたいベガ星人。
本編映像のド派手な印象よりも、名鑑の彩色は若干抑えめでしょうか。






最終更新:2008年07月04日 01:22