サブタイトル個別 ウルトラセブン 第41話


水中からの挑戦
テペト対ウルトラセブン

解説ブックレットより

●ウルトラセブン第41話(製作No.42)1968年7月14日放映
●登場宇宙人・怪獣:カッパ怪獣テペト 水棲怪人テペト星人
●河童にそっくりなテペト星人は、伊集湖の湖底に潜んでいたが、調査に訪れたウルトラ警備隊を攻撃すべく、怪獣テペトを繰り出してきた。星人の罠で湖底に捕らわれていたダンはセブンに変身、テペトに必殺チョップをお見舞いする||! という湖での激闘シーンを、躍動感あふれる造型でジオラマ化。本編の映像を見直してみると、垂直チョップを叩き込むこの瞬間は存在しているのだが、当然ながらほんの一瞬の動きであり、はね上がる水飛沫の表現とともに、これまでの名鑑シリーズになかった切り口といえるだろう。怪獣テペトは、当時行われた怪獣デザインコンテストの金賞受賞作品をデザイナーの池谷仙克氏がクリーンアップしたもの。当時中学生だった野崎進さんによる「回転サイボーグ デイクロス・レイザ」と名付けられた作品は1本脚のユニークなものだったが、演技上の都合もあってスーツは通常の2本脚で作られている。
Text by Mizuki Eguchi

補足

ジオラマとしての切り口は新鮮…なのかもしれませんが、テペトちっちゃいですよね〜。これまでもウォーターラインで身体半分ってのはいましたが、これは胸から上だけで、しかも片手は水の中。水面の彩色もちょっと手抜き気味に感じます。






最終更新:2008年07月13日 00:09