サブタイトル個別 帰ってきたウルトラマン 第7話


怪獣レインボー作戦
ゴルバゴス
別彩色バージョン

解説ブックレットより

●帰ってきたウルトラマン第7話(製作No.8)1971年5月14日放映
●登場宇宙人・怪獣:透明怪獣ゴルバゴス
●特殊技術(特撮)とは不可能を可能にする。普通のドラマと違って特撮は実際には考えられないようなことやあり得ないような現象(現実にないイメージ映像など)を作っていく。
人間一人一人がそれぞれ違った持ち方をする心の中の映像を誰が見ても納得する映像に具現化する。
ウルトラマンとゴルバゴスの決闘場となった地獄谷のセットは、美術デザインの設計を基本に背景となるロングの山並みは1/300の背景画、その手前に地獄谷となる周囲の山、1/150サイズの樹木は15cmにヒムロ杉を5,000本用意したミニチュアセットだった。テンポと重量感と小気味よいアクション、何日も徹夜し楽しかった撮影が思い出される。
撮影 佐川和夫氏

補足


「帰ってきたウルトラマン」は、「帰ってきた」を意識しているのか、1期と敢えてイメージを被せている怪獣やエピソードも多い気がします。レインボー作戦は「姿なき挑戦者」を彷彿とさせます。ゴルバゴスの名前はゴルゴス+パゴスを想像します。実際、頭身の高い格好いいゴルゴスって感じですが、鼻の穴のありそうなところに目があって、良く見ると意外に可愛い顔をしています。レインボー作戦で、カラフルに染まった姿もカラバリで立体化。もっとも、MATは作戦成功後のことをあまり考えていなかったようで…。ラストでも虹を見て高らかに笑い合い、特に反省もしていません。



最終更新:2008年09月14日 23:10