サブタイトル個別 帰ってきたウルトラマン 第19話


宇宙から来た透明大怪獣
サータン
クリアバージョン

解説ブックレットより

●帰ってきたウルトラマン第19話(製作No.19)1971年8月13日放映
●登場宇宙人・怪獣:忍者怪獣サータン
●隕石の姿で飛来、地球の引力で解放、巨大化。長い鼻の透明怪獣、あらゆる物質をすりぬけ長い鼻で攻撃。と言うストーリーの展開です。
特撮ドラマの中に操演という特殊なスタッフがいます。映像を撮るに当たり操演スタッフの関わり方をお話しましょう。
(1)マットアロー号で出動、怪獣へミサイル攻撃の場面はクレーン(15m)の先にピアノ線で吊りアロー号の内部にミサイル(曳光弾)を仕込み飛ばしリモートにてスイッチON、アロー号と怪獣の絶妙なタイミングでミサイル発射。
(2)つづて怪獣の身体に包煙弾を7〜8発(怪獣の皮膚と同色)を仕込みミサイルが着弾と同時に爆発、タイミング良くスイッチが入る。
(3)アクションの中に帰りマンが空中高くジャンプ2回転半ひねりキックと言う場面があります。
帰りマンの動きをスムーズに見せるにはやはりピアノ線の仕掛けが必要になりタイミング等が重要視されます。特撮ドラマ中には操演スタッフがなくてはならない存在なのです。
特殊技術 佐川和夫氏

補足


宇宙怪獣第2弾ですが、ベムスターに比べると流石にオイオイと。サータンは、子供の目にはお世辞にもカッコいい怪獣には映りませんでした。それなりに強敵でしたが、帰マンはこれまでも苦戦続きでしたからねぇ。サータンのジオラマはおそらく帰名鑑の中で一番立派です。カラバリまであります。どうも納得が…。




最終更新:2008年07月27日 16:08