サブタイトル番外 パノラマファイトラウンド2 02



執念の特殊車両争奪決戦!!
高原竜ヒドラVSロボット怪獣クレージーゴン


解説ブックレットより


 危険運転が横行する現代社会。その罪の償いは法律任せにしてはいられないと、自動車嫌いの高原竜ヒドラが復活し、再び暴走車を襲い始めた。ヒドラを説得、捕獲するため、科学特捜隊は囮のトラックを走らせた。ところが、快調に高速道路を飛ばす囮トラックの前に立ちはだかったのは、鉄不足に悩むバンダ星人の送り込んだ鉄収集ロボット、クレージーゴンだった。シオマネキのような巨大な右手で、無差別に自動車を捕獲。腹の格納庫に飲み込んでいくクレージーゴン。だが、あまりにも多い獲物に喜んで、気を取られたのが運のつき。超高度の上空から急降下してきたヒドラのカギ爪に、腹のシャッターを蹴破られてしまった。注意一秒ケガ一生とは、このことだ! ヒドラが狙うのは、無謀な運転をする危険な車だけ。ある意味、交通社会の守り神ともいえるヒドラは、やたらめったら自動車を捕まえるクレージーゴンを許すわけにはいかないのだ! 下から大ハサミを振り回すクレージーゴンの攻撃をかいくぐって、火炎放射を浴びせるヒドラ。その大決戦を前に、科特隊の隊員が必死に避難車の交通整理をしていた。だが、目に付くのは、運転しながら携帯電話を使う者、猛スピードで割り込んでくる者。そんな危険運転がヒドラを怒らせているというのに……。
 爆炎の中、最後の止めを刺そうと、クレージーゴンに急降下していったヒドラは、奮戦しながら、次の獲物を見定めるようにギロリと一にらみするのだった||。

●高原竜ヒドラ
(1967年放映『ウルトラマン』第20話「恐怖のルート87」登場)
身長 60メートル 体重 不明 生まれ 伊豆大室山
特徴 交通事故で亡くなった少年が考えた怪獣。山の地底から現れ、空中から次々と自動車を襲撃した。

●ロボット怪獣クレージーゴン
(1968年放映『ウルトラセブン』第38話「勇気ある戦い」登場)
身長 42メートル 体重 3万トン 生まれ バンダ星
特徴 鉄不足に悩むバンダ星人が送り込んだ、車強奪ロボット。右手の強力なハサミで、車をつまみ、腹の中に飲み込む。

補足

●特製メンコ付
名鑑同様、ヒドラのタンクローリーがしっかり付属しています。
クレージーゴンは、塗装の質感という点では流石に名鑑の方が上だと思いますが、名鑑では省略されていた足の取付部などの身体下部もしっかり造型されています。グっと伸びた右腕、ヒドラに突かれてへこんだシャッターなども、パノラマらしい凝り方ですね。






最終更新:2008年12月23日 15:04