ダンゲロスキャラクターストック

戌井しおり

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■キャラクター名
戌井しおり

■性別
女性

■年齢(学年)
15歳(高校一年生)


■特殊能力
[魔人能力名]ドッグイヤーメモリーズ

覚えておきたいページを記録するために折られた本のページがすぐに開けるように、記憶に折れ目をつけ、そこに刻まれた記憶を簡単に思い出せる能力。
能力により記憶を思い出している最中は犬耳が生える。

どれだけ時の流れが速く過ぎ去ろうと、大切な記憶を忘れないための能力。
一度使用すれば永続で効果は続き、解除することはできない。
ただし、記憶そのものが何らかの理由で消えてしまえば思い出すことはできない。

■キャラクター説明
腰のあたりまで伸びた黒髪を後ろで赤いリボンで一本に束ねそれを三つ編みにした、赤縁のアンダーリムの眼鏡をかけた小柄な少女。
趣味は読書。彼女の部屋にはたくさんの本が置いてあり、希望崎学園では図書委員をしている。
真面目だが、どちらか言えば、引っ込み思案であまり会話するのが得意ではない。
料理は得意。時間があるときには自分でお弁当を作っている。
小さいころに両親からもらった犬のぬいぐるみを今も大切にしている。

クラスメイトに恋をしており、彼と仲良くなりたいと思っている。

一人称は私。

「ほ…本って、とっても楽しいですよね」
「あ…あのっ、い…いえ…やっぱり何でもない…です…」

■アピールポイント
恋する乙女は可愛いと思います。

■プロローグSS
「Dog's Diary」

「○月△日」

今日もいつもの図書委員の仕事。
受付をしていたらからまれた。
他の人だとそんなことがないのに私が弱く見えるからだろう。

困っていたら図書館で本を読んでたクラスメイトが助けてくれた。
彼のことはそれまで意識はしていなかったけど、とてもかっこよかった。
今も心がドキドキしている。

「○月◎日」

昨日から彼の顔をまともに観れない。
彼の顔を見るとドキドキする。

これが恋なのだろうか?
恋なんて物語の中だけのものだと思ってたけど、いざ自分がそうなると少し心が苦しい。

「○月●日」

彼と仲良くなりたい。
彼のことをもっと知りたい。
でも私は勇気がない。
今日も彼を遠くから見つめることしかできなかった。

「○月×日」

今日は彼に話しかけられた。
お勧めの本を知りたかったらしい。
私はあまり話すのが得意ではないけれど、彼との会話はとても楽しかった。
私はとても幸せだ。


「□月△日」

今日は失敗してしまった。
教室を歩いていたら躓いて、彼のもとにそのままダイブしてしまった
彼の頭が私の下敷きになってしまってとても苦しそうだった。

彼に嫌われたらどうしよう。

「□月◎日」

昨日のことを改めて謝罪する。
彼は怒ってなかったようだ。
よかった。嫌われてなかった。

そのまま彼と話をする。
前より彼と仲良くなれた気がする

「□月○日」

今日も彼と話をした。
たわいのない会話だったけど、私にはまた思い出が増えた。

私は覚えてる。彼の思い出を。
私はそこに折れ目をつけている。
いつでも思い出せるように。
他の人から見たら大したことではないかもしれないけど、私にとってはとても大切な思い出。

私は彼が好きだ。彼のことをとても大切に思っている
でも、この思いは秘めたままにしておこう。
私の気持ちを伝えて、この関係が壊れてしまわないように。

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