Desktop Linux Memo

xdviの日本語フォント設定

最終更新:

gleaning

- view
管理者のみ編集可
xdviで表示されるフォントは

/usr/share/texmf/xdvi/vfontmap

で設定されている。

日本語明朝体系フォントはmin, tmin, nmin, jis, jis-vであり、日本語ゴシック系フォントはgoth, tgoth, ngoth, jisg, jisg-vである。

日本語フォントを変更するには、これらのフォントファイルを好みの ttf, ttc, otf ファイルに変更すればよい。フォントの指定は ttf, ttc, otf ファイル名をフルパスで指定するのみ。たとえばAdobe Readerのフォントを流用するには、

/opt/Acrobat7/Resource/CIDFont/KozMinProVI-Regular.otf
min
tmin
nmin
jis
jis-v
/opt/Acrobat7/Resource/CIDFont/KozGoPro-Medium.otf
goth
tgoth
ngoth
jisg
jisg-v

とする。他にもWindowsパーティションが存在する環境では msmincho.ttc を指定すれば使えるし、TurboLinuxに付属している tlmincho.ttc、IPAフォントipam.ttfなどでもばっちりである。



2006年10月時点での Gentoo Portage に収録されている ptex の ebuild でコンパイルされる xdvi では日本語が表示できなくなっている。これを回避するためには、

CFLAGS="-DNeedWidePrototypes" emerge ptex

としてコンパイルするとよいl(参考URL)。
目安箱バナー