サブタイトル番外 パノラマファイトラウンド1 01



激闘!東京大決戦!!
ウルトラマンVS冷凍怪獣ペギラ


解説ブックレットより


「なんだか、急に肌寒くなったぞ!」
 地球温暖化のため残暑も厳しい東京が、氷点下の猛吹雪に包まれた。高速道路は凍りついて車は事故を起こし、電線も氷のようにくだけ散って、電車はぜんぶ止まってしまった。とつ然の気温の変化に街は大混乱。その時、上空に冷凍怪獣ペギラが飛来した!
ビュ、ビューン! ガオーッ!
「あ、ペギラだ! 寒かったのは奴の冷凍光線のしわざだったんだな!」
 地球温暖化の影響で気温の上がった南極を逃げ出したペギラは、世界的な異常気象の原因を探して、二酸化炭素をたくさん出していた東京にたどり着いた。これは住みなれた家を追われたペギラの復讐戦なのだ。このままでは日本が危ない!
ピカッ! シャーッ!
「あ、ウルトラマンだ!」
 ウルトラマンは、ビルをなぎ倒し、鉄塔を目指して進撃するペギラの前に立ちはだかった。これ以上、平和な日本を好きにさせてはおけない。ウルトラマンのマシンガン・チョップが、ペギラの胸元にさく裂したぞ!
バシ、バシ、パチーン! ガ・ガ・ガオッ!?
 そのパワーにペギラが後ずさった。ウルトラマンもう一押し! 残り時間はあと2分30秒だ! 街の動力が止まり澄んだ青空を見せる東京で、人間が招いた地球温暖化への恨みに凍りついた冷凍怪獣と、熱い心の超人のクールな対決が繰り広げられるのだった。

●ウルトラマン
(1966年放映『ウルトラマン』全話登場)
身長 40メートル 体重 3万5千トン 生まれ M78星雲
特徴 光の国出身の宇宙警備隊員。凶悪な宇宙怪獣ベムラーを追って地球にやって来た。両腕をクロスさせて発射するスペシウム光線が必殺技。

●冷凍怪獣ペギラ
(1966年放映『ウルトラQ』第5話「ペギラが来た!」第14話「東京氷河期」登場)
身長 40メートル 体重 2万トン 生まれ 南極の氷原
特徴 目から冷凍光線をはき、冷凍風で、あらゆるものを無重力にしてしまう。食物はプランクトン。弱点は、南極のコケに含まれるペギミンH。

補足

●特製メンコ付
戯画2のペギラはモノクロ版しかないので、パノラマのペギラは貴重な彩色版と言えるかも。
最近になって、このジオラマをもう1個欲しいな、なんて考えています。
台座を自作すれば、このペギラで抜番になっている「東京氷河期」ができるんじゃないかと。
東京タワーも、ガラモンと組み合わせれば「ガラモンの逆襲」に、なんて。




最終更新:2008年12月23日 14:57