サブタイトル番外 パノラマファイトラウンド1 03



宇宙ロボット決戦!!
隕石怪獣ガラモンVS宇宙ロボットキングジョー


解説ブックレットより


「あっ! ガラダマだ!」
三国山脈の弓ヶ岳にあるダムに、大きな隕石ガラダマが降って来た。またしてもチルソニア遊星のセミ人間たちが侵略攻撃を仕掛けてきたのだ。
ガラガラガラ! ザザザー!
 破壊されたダムから流れ出す水流の中、ガラダマ・モンスター、侵略ロボットのガラモンが姿を現した。だが、その時、ガラモンの動きをさえぎるように、4機のUFOが飛来。瞬く間にキングジョーへと合体したではないか!!
「セミ人間よ、地球は我々が先に目をつけていた星だ!」
 キングジョーを操るペダン星人が、宇宙語で呼びかけてきた。
「いや、侵略を先に実行したのは私たちだ!」
 セミ人間も言い返す。にらみ合う2体のロボットは、ついに武力行使に出た。
グワワワーン! ガキーン、ガキーン!
 地球の科学では破壊できない超金属のぶつかり合いに、凄まじい金属音が響き渡る。だがパワーに勝るキングジョーは、苦闘の末、とうとうガラモンを押さえ込んでしまった。
「ハハハハ! やはり、この星は我々の領土だ! ペダン星の旗を立てろ!」
 しかし、キングジョーの背後に、第二、第三、第四のガラダマが迫ってきているのを、高笑いするペダン星人は気づかない。1つの星をめぐる争いは、そう簡単に終わるものではないのだ……。

●隕石怪獣ガラモン
(1966年放映『ウルトラQ』第13話「ガラダマ」第16話「ガラモンの逆襲」登場)
身長 40メートル 体重 6万トン 生まれ チルソニア遊星
特徴 ガラダマと呼ばれる隕石に載ってきた侵略ロボット。チルソナイト金属でできた電子頭脳にコントロールされている。

●宇宙ロボットキングジョー
(1967年放映『ウルトラセブン』第14・15話「ウルトラ警備隊西へ(前後編)」登場)
身長 55メートル 体重 4万8千トン 生まれ ペダン星
特徴 頭、手、腹、脚の4パーツに分離して飛行する侵略ロボット。怪力に加え、装甲はライトンR30爆弾でないと破壊できない。

補足

●特製メンコ付
勝負にならねぇだろ!というツッコミが聞こえてきそうなマッチメイクです。俊敏に格闘するガラモンというのは、どうも想像できませんw ただ、隕石の中に入って地表に激突する、かなり乱暴な飛来方法でも平気なので、動きはともかく、そうとうに頑丈なことは確かです。その点では、意外とキングジョーに負けてないかもしれません。





最終更新:2008年12月23日 14:59