サブタイトル番外 ウルトラメカニックス 06 MAT



MAT
Monster Attack Team
マットアロー


解説ブックレットより

●所属チーム名:Monster Atack Team
●登場作品:帰ってきたウルトラマン

●マットアロー1号
 海上に基地を持つ怪獣攻撃隊MATのマットアロー1号は、牽引車によって岬の上の発進ゲートに運ばれ、発進する。それまでのSFタッチから、より現実的な世界観を指向した『帰ってきたウルトラマン』の作風を反映し、メカの出撃シーンもケレン味の少ないリアルな描写に仕上がった。ウルトラホークのそれに比べカット数は少ないものの、エレベーターによって牽引車ごとリフトアップされていくアロー1号(ホークの真俯瞰に対し、あおりの構図を採用して緊迫感を強調している)、斜めに懸架されたワイヤーで運ばれるアロー2号……と記憶に残る名ショットが多い。また、「ワンダバダバ…」と男性スキャットが歌うMATの壮烈なテーマ曲は視聴者に強いインパクトを与え、「ワンダバ」は後のウルトラシリーズに伝統として受け継がれただけでなく、メカやロボットの発進シークエンス全般を指す児童番組(アニメ含む)の業界用語として定着してしまうほどだった。
Text by Mizuki Eguchi

補足


●HDMウルトラ超兵器MAT編より
マットアロー1号
マットアロー2号
スペースアロー
マットジャイロ
マットサブ&マットビハイクル
(マットアロー1号)全長15m 最高速度マッハ5
マットの主力戦闘機。垂直離着陸や短時間の水中航行が可能。隊長機は機種が黄色で塗装されている。
鋭い機種先端は食玩クラスの商品だと柔らかい素材が使用される場合が多いのですが、HDMはさすが対象年齢15歳以上、はっきり言って凶器です。
(マットアロー2号)全長14m 最高速度マッハ3.8 
1号を支援する円形翼の一人乗り戦闘機。成層圏高度での飛行も可能。
番組後半ではなぜか出番がなくなりました。 
(スペースアロー)全長15m
大気圏外への飛行が可能。宇宙ステーションとのシャトル機。
どうも印象に薄いと思ったら、出番は「次郎くん怪獣に乗る」の1回だけだったようで。
(マットジャイロ)全長8m 最高速度マッハ1
ティルトローター式戦闘ヘリ。様々な輸送任務でも活躍。
主力メカとしてヘリが登場したことは、リアル指向のマットらしくて新鮮でした。
(マットサブ)全長8m 水上60ノット 水中40ノット
2人乗小型潜行艇。これもまともな出番は「タッコング大逆襲」だけでしたね。
(マットビハイクル)
ベースはマツダ・コスモスポーツ。迷彩塗装の車両もあり。






最終更新:2008年12月09日 11:02