サブタイトル番外 パノラマファイトラウンド3 01



これぞ怪獣格闘技!ダイナマイト決戦
どくろ怪獣レッドキング(二代目)VS 青色発泡怪獣アボラス


解説ブックレットより


「うわあ、東京がメチャクチャだあ!」
工事現場で発掘された超古代のタイムカプセルから、青色発泡怪獣アボラスが復活した。かつて古代文明を滅ぼそうとしたように、首都東京を破壊してまわるアボラス。ついに都心に入ってきて、目をつけたのがスポーツ競技場だった。
ブクブクブクブク〜ッ!
発泡溶解液を吐き、外壁をドロドロに溶かしてグラウンドに侵入するアボラス。どうやらグラウンドを自分の棲みかにする気だ。だが、その時!
ゴゴゴーッ。
アボラスを待っていたかのように土中から姿を現したのは、どくろ怪獣レッドキング! 東京襲撃を思いついたのはアボラスだけではなかった。日本アルプスから地中を移動してきたレッドキングも、このスポーツ競技場をホームグラウンドにしようと考えたらしい。
ギャオオオンッ!
レッドキングの大きな叫び声を合図に、最強怪獣決定競技会が始まった。角を振りかざして挑みかかるアボラス。近くから発泡溶解液を浴びせるつもりだ。だが、ケンカ王レッドキングは簡単に倒せる相手ではない。左手で角をつかんで、右フックを叩き込んだ−−−−−−−−−−。
時間も忘れ、戦い続ける二匹。すでに日は暮れ始めている。
「いくら戦っても、金メダルはやらないぞ〜!」
時間切れコールドゲームのないエンドレス競技会に、あきれた都民も、そんな声をかけるしか手がなかった。

●どくろ怪獣レッドキング
(1966年放映『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」登場)
身長 45メートル 体重 2万トン 生まれ オホーツク海
特徴 オホーツクの海底に廃棄された水爆を飲み込んだ怪獣。土中を移動し、海底から日本アルプス山中に移り住んだ。

●青色発泡怪獣アボラス
(1966年放映『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」登場)
身長 60メートル 体重 2万トン 生まれ 古代ミュー帝国
特徴 3億5千万年前のタイムカプセルから復活した怪獣。口から発泡溶解液を吐き、かつて古代文明を滅ぼそうとした。

補足

●特製メンコ付
レッドキングは1弾に続き、今度は二代目が登場。名鑑・戯画・パノラマの3冠制覇はレッドキングとバルタン星人だけです。優遇されてますね(ちなみにセブンで名鑑・戯画の両方で出た唯一の存在は、なんとアギラ)。
動きのある怪獣の造型はもちろん、アボラスのタイムカプセルや、競技場のジオラマなど、とてもイイ感じです。それだけに、少し前に発売になった円谷倉庫とカブッってしまったことと、ダブリアソートになったことで、ちょっと有難味が薄れた感があるのが惜しいです。

3冠制覇…ゼットンを忘れてました。スイマセン><




最終更新:2008年12月24日 18:25