サブタイトル番外 パノラマファイトラウンド3 03



決裂!バルタン・サミット決戦
宇宙忍者バルタン星人(五代目)VS 超科学星人ダークバルタン VS 宇宙忍者バルタン星人ベーシカルバージョン


解説ブックレットより


「ええい、オマエら、表に出やがれ!」
ガラの悪いバルタン星人(五代目)が叫びだした。ここはウルトラマン攻略作戦会議を協議するバルタン・サミット会議の席。R惑星の会場には、さまざまな種族のバルタン星人が集まっていた。しかし、友好的なはずの会議も、自分の種族への得ばかりを優先した発言ばかりで、話がまったくまとまらない。
とうとう短気な五代目が、実力で誰がリーダーかを決めようと怒りだしてしまった。次の瞬間、バルタン星人ベーシカルが背中の羽根を広げて空中に飛び立ち、破壊光線を発射。R星の荒野に深い溝を刻みつけた。ダークバルタンも分身し、他のバルタンの眼を惑わせる。だが、二人は戦おうとはしていなかった。
その早わざには、さすがの五代目も度肝を抜かれた。すかさずバルタン星人ベーシカルのテレパシーが、他のバルタン星人に伝わる。
「フォフォフォフォフォ…サミットで仲間割れをしていたのでは、強敵ウルトラマンと戦うことはできない。ここは一つ、目的達成のために仲直りしようではないか」
五代目も、しぶしぶうなづき、振り上げたハサミを収めた。仲間同士争っていたのでは、サミットは成功しないのだ。
「キエテ、コシ、キレキレテ(ボク、キミ、トモダチ)」は、世界中、宇宙中で通用する宇宙語の名言なのである。

●宇宙忍者バルタン星人(五代目)
(1980年放映『ウルトラマン80』第37話「怖れていたバルタン星人の動物園作戦」登場)
身長 ミクロ〜50メートル 体重 0〜1.5万トン 生まれ バルタン星
特徴 新たなバルタン星を開拓し、自分達以外の異星人や宇宙生物を捕獲して、宇宙動物園に送り込もうとしている。

●超科学星人ダークバルタン
(2005年放映『ウルトラマンマックス』第33話「ようこそ地球へ前編 バルタン星の科学」登場)
身長 ミクロ〜357メートル 体重 0.1グラム〜27万3千トン 生まれ バルタン星
特徴 地球人を宇宙の侵略者と考え、倒そうとしている。古代バルタン文明の銅鐸の音色を聞き、宇宙を愛する心を取り戻した。

●宇宙忍者バルタン星人ベーシカルバージョン.
(2001年劇場公開『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』登場)
身長 50メートル 体重 3万5千トン 生まれ バルタン星
特徴 地球に移住しようとし来襲した宇宙人。地球がバルタン星と同様に、科学による破滅への道をたどっていると強く警告する。

補足

●特製メンコ付
80や平成ウルトラマンシリーズは、実はよく知らないので、このジオラマのバルタン達にはあまり馴染みがありません。ダークバルタンの解説を読んで、身長357メートル!?などと今さら驚いているくらいです。飛んでるバルタン(ベーシカルバージョン)を支えている光線のパーツは、プラ製かと思ったら、普通にPVC素材でした。傾くのは時間の問題な気が…





最終更新:2008年12月24日 18:29