サブタイトル番外 パノラマファイトラウンド3 05



世紀の“宇宙一大食い王”争奪決戦!
宇宙大怪獣ベムスターVS 宇宙怪獣ベムスター(改造)


解説ブックレットより


「うわあ、凄い食べっぷりだ!」
大量の物が、みるみるうちに胃袋の中に消えていく。いや、TVの大食い選手権のことではない。何でも食べてしまう宇宙大怪獣ベムスターが、再び地球を襲ったのだ。
日本を食べつくしてやる! と次々とエネルギー施設を襲う腹ペコ怪獣。だが、その目の前に、もう一匹のベムスターが現れた! 異次元の悪魔ヤプール人によって、強化された宇宙怪獣ベムスター(改造)だ。まるで自分の兄弟のような相手だ。眼を白黒させるベムスター。だが、それが自分の最大のライバルだと悟った瞬間、大食いバトルのゴングが打ち鳴らされた! 火力発電所のパイプラインから、石油をグビグビ飲みだすベムスター(改造)。対するベムスターも、巨大なガスタンクを次々に飲み込もうとしていた。ただでさえ石油の値段が上がっているだけに、エネルギー大国日本には大打撃だ。
しかし、暴れている場所が場所だけに、防衛軍もうかつには攻撃できず、手をこまねくばかり。日本のエネルギー事情は、風前の灯!
「とりゃー!」
誰もがあきらめかけた時、一人の青年が、ベムスター(改造)の角にロープをかけて飛びついた。青年は人間の力だけで怪獣を倒せることを証明しようと、たった一人で2匹に挑んだのだ。狙いは弱点の眼! どんな苦難にも、知恵と工夫で立ち向かう民間の力こそ、現代日本のエネルギー源なのだ!

●宇宙大怪獣ベムスター
(1971年放映『帰ってきたウルトラマン』18話「ウルトラセブン参上!」登場)
身長 46メートル 体重 6万1千トン 生まれ カニ星雲
特徴 腹部の五角形の口から何でも食べてしまう宇宙怪獣。水素や窒素、ヘリウムが大好物だが、宇宙ステーションも食べてしまう。

●宇宙怪獣ベムスター(改造)
(1973年放映『ウルトラマンタロウ』第29話「ベムスター復活!タロウ絶体絶命!」登場他)
身長 80メートル 体重 6万1千トン 生まれ カニ星雲
特徴 巨大ヤプール(改造)により、強化された復活した。月軌道にあったZATの宇宙ステーションを腹部の口から飲み込んでしまった。

補足

●特製メンコ付
以前、キャラエッグだかワンダーカプセルで、エースやタロウに登場した二代目・再生の連中が、ズラリとラインナップされた時は吹き出したものです。なんで揃いも揃ってみんな不細工になってしまうのでしょうか? ベムスター(改造)は、その中ではまだマシなルックスですが、それでも、とてもオリジナルより強いようには見えませ〜ん。
ベムスターに欠かせないガスタンクも芸が細かい造型です。





最終更新:2008年12月23日 17:56