サブタイトル番外 パノラマファイトラウンド3 02



嗚呼!侵略作戦会議物別れ決戦
宇宙忍者バルタン星人 VS 宇宙忍者バルタン星人(二代目)VS 宇宙忍者バルタン星人Jr


解説ブックレットより


地球のとある街が攻撃され、バルタン星人の前線基地になってしまった。そこに宇宙から、さまざまなバルタン星人が集まり、今、地球侵略作戦協議会が開催されようとしている。
「フォフォフォフォ。一番の作戦は、正面切っての正攻法だ」
「いや、ウルトラマンをR惑星に誘い出す陽動作戦が良い」
「何を言う、建設中のビルをロボットに改造するのだ!」
それぞれに考え抜いた自慢の作戦だけに、バルタンたちは一歩も譲る気配が無い。ならば実力比べで決めよう! そう言い出した議長級の初代バルタン星人が、イキナリ、ハサミを振り上げた。サッと巨大化し、グルグル不気味にまわる目玉を光らせて、にらみ合う三人。初代が、テレポート戦法で接近しながら怪光線を発射する。光線を光波バリヤーではねかえす二代目。 Jr.はロボット怪獣ビルガモを楯にした。ハサミを使った格闘戦も、分身の術も互角である。
もともと同じ仲間だけに、お互いの手の内は読み尽くしている。しかし、三人とも、あわよくば地球を自分だけのものにしようと考えているのだから、今更、引くわけにはいかないのだ。
宇宙一、欲深い者たちが一堂に会した協議がまとまるわけは無かった。作戦決定の議長声明も出ないまま、無意味な激闘で、協議会は幕を閉じることになった−−。

●宇宙忍者バルタン星人
(1966年放映『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」登場)
身長 ミクロ〜50メートル 体重 0〜1.5万トン 生まれ バルタン星
特徴 移住する惑星を探していた放浪宇宙人。さまざまな超能力を使い侵略作戦を仕かけてきた。20億3000万人の仲間がいる。

●宇宙忍者バルタン星人(二代目)
(1966年放映『ウルトラマン』第16話「科特隊宇宙へ」登場)
身長 ミクロ〜50メートル 体重 0〜1.5万トン 生まれ バルタン星
特徴 ウルトラマンを倒すため、反重力光線やスペルゲン反射鏡を使い、戦いを挑んできた。火星にある物質スペシウムが弱点。

●宇宙忍者バルタン星人Jr.
(1971年放映『帰ってきたウルトラマン』第41話「バルタン星人Jr.の復讐」登場)
身長 ミクロ〜45メートル 体重 0〜3万トン 生まれ バルタン星
特徴 初代バルタン星人の息子で、建設中のビルを改造したロボット怪獣ビルガモを操り、ウルトラマンに復讐戦を挑んだ。

補足

●特製メンコ付
こまかっ!ってのが第一印象でした。初代バルタンの破壊光線パーツを気が付かずに捨ててしまいかけたり、光波バリヤーになかなか上手く刺さらなかったりと、組立にちょっと苦労してしまいました。
しかし、組み上がった後に眺める、ありそうでなかった3代並んだ光景は、やはりシビレます。塗装も丁寧ですね。ただ、本来は巨大なビルガモがマスコットサイズって感じでしょうか。カワイイだけに楯にされてちょっと可哀相。






最終更新:2008年12月24日 18:28