キーンコーン 「じゃあ今日の授業はここまで!!みな気おつけて帰・・・」 8組の担任・・・クルックルーが言い終わる前に茶色いフサ毛をした青年が立ち上がる 「っやっべぇえぇぇえ!!いつもより1分遅れたwwwwww!」 茶色いフサ毛をしたやつはそういって教室のドアにおもいっきり走り出す 「フサwwwヤメロwwwヤメテくれwwww」 まるで先生の声が聞こえてないかのように茶色・・・フサはドアをおもいっきり蹴り上げて廊下を走り出す 「アアアアアアア!!また新しいのと買い換えないと(泣)フサアアアア!!お前何回ドアをこわしゃぁきいすむんだ!!(д#)」 「すんませwwwwん」 1大事に見えるが、コノ光景はいつもの8組だった 「またかよゴルア」 「しょうがなぃょぅフサはいつも6組の女の子と競い合ってるからぃょぅ」 「ナニオ?」「それはぃょぅ・・・」 フサは廊下をものすごい勢いで走っていた 「よし!!今日はなんとか勝ったな!あいつのクラスも遅れたのか」 「アマイナ」 そう後ろから声がしたと思うと同時に目の前が暗くなった 「・・・?ウヮアアワヮワヮヮヮワヮ!!(Д;)」 ㊤を見ると赤い色のした女の子がフサの㊤を飛んでいた 「オサキニww」 「ちょwwwwwつwwwwwブゴ!!」 フサは顔面を踏まれてしまったおもいっきり頭から廊下に倒れる、赤い・・・つーはフサを踏んだ弾みで空中で1回転をしみごとに着地して走って行く 「イッテエエエエエえ!!!!!つーおいコラ待て!!!!」 「コレルモンナラキテミナ」 「くそ!!」 『ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ』 「おいおい・・・今日もすごいなぁ」 「もう来ますね」 『バン!!』 「ヨッシカッタwww!!」 「チクショwww!負けたぁ!!」 「フサ!アイス2本ナ!!」 「昨日も俺がおごったのにww」 「勝負二負ケテグタグタイウナ!!」 どうやらこの2人はいつも物の掛け合いを勝負しているようだフサは昨日も負けたらしい 「もう!!2人共まただの!!」 「相変わらずだなぁ」 「まあいつもの事だと思ってくれ!」 「マアソンナコトヨリ、のー・モナーモウ大会ハチカインダロ?」 「あぁ、今日は俺がお前らの大会の時の分担を決めたから」 (っそっか・・・もう大会近いんだ) ここは『バンド部』つー・モナー(リーダー)のー(副リーダ)そして俺を入れて、4人音楽室を借りて毎日放課後・休日と練習してた時間がたつのも忘れて・・・ 大体みんなの楽器?は決まっていて、俺達はいつもより帰る時間を長くしてあと1ヶ月しかない大会に備えていた ~9時~ 「じゃあそろ2帰るな!また明日!!」 「フサ君きお付けてね明日は学校休みだから丸一日練習するわよ」 「歌詞全部覚えてこいよ!」 「アトギターモダゾ!!」 「わかってるって!」 そういってフサは自分のギターと今度大会で歌う時の歌詞をもって音楽室を出た ~フサ家~ 「ただいまー」 「お帰りなさい、今日も遅かったのね」 「ん・・・飯いいから」 「そう?っあ!フサあんたに封筒届いてたわよ、ちょっとまってて」 (封筒??) フサの母は慌てながらフサに封筒を持ってくる フサはその封筒を受け取ったそして封筒の中身をみてみた 「こ・・・っこれは!」 ~土曜日~ 3人、一生懸命練習してる中で1人ずっっっとニヤケテル奴がいた・・・フサだ 「フサ!気持チワルイカラニヤケンナ!!」 「(まだニヤケテル)」 「・・・ハアクイシバレ(д#)」 「ギャアアアアアアアアア!!」 「ちょwwwつー待て!!」 2人の様子を見てモナーが止めに入る 「チッヤメレバイインダロ」 「フサ君なにかいいことあった??」 床に倒れているフサを起こしながらのーは聞く 「聞きたい?????」 フサの目が輝いた 「うん」 「じ・つ・は・」 そういいながらフサはポケットから何かの紙を取り出すそして3人の前に突き出した 「『ギターコンテストに』合格しましたぁwwwww」 『オオオオオオオオオオオオオオオオ!!』 のーとモナーが叫んだフサはモナーに合格書を渡す 「すごいなぁ・・・このコンテスト結構むずかしいぞ!」 「流石フサ君!」 「こんなのたいしたことねーよ!」 2人に褒められて調子にのったフサは腰に手を宛ててHAHAHAHAと笑う、すると黙っていたつーが音楽室のドアを開けて出て行ってしまった 「・・・?なんだあいつ?」 「・・・・・・・・・!そういえば!!つーちゃんもそのコンテスト受けたんだった・・・でも・・・」 (え!?) 「あちゃwwwwww」 (・・・俺は大バカだ・・・・つーの気持ちも考えずに・・・) フサは自分の拳を強く握る・・・ 「フサ、入って来い」 「・・・あとで戻って来るから!!」 そういってフサは音楽室を出て行ったそして『ある場所』へ向かっていった、 つーと初めて出合った『ある場所』へ・・・ ~高校1年の春4月~ 「あwwあなんか暇だぁ・・・」 さっき2ch高校の終業式が終わったばっかりだった (高校受験もおわってなんもやることなくなっちまった・・・せめてこの高校にバンド部があれば・・・) 俺は昔・・・中学生の時にバンドを組んでいた、でも俺が入った高校にはバンド部がなかった、だからといってまた新しいバンドチームを作るのはむずかしかった (気晴らしに屋上でも逝ってみっか) だるい足を引きずりながら俺は学校の屋上へいった・・・すると屋上のドアの向こうからギターの音が聞こえてきた (だれだろう・・・上手だな、っあ!この曲しってる!) ついつい熱唱してしまった、けっこう好きな曲だったからギターが鳴り終わるまでずっと歌ってた (モウおわったな) フサはドア物に手をあて、ドアを開けようとした・・・が!いきなりドアが開いた 「ウワアアアアアアアアアア!!」 頭から突っ込む・・・すると誰かが自分を避けた痛い頭を抱えながら上を見てみると赤い色のした金色の瞳の女の子が立っていた・・・片手には大きいギターを持っている (ウワアw) 見た目は結構タイプな女だった・・・でも 「アッブネエナア!キヲツケロヨ!!」 見た目とは遥かにちがって口の悪い女だったついムカっとキタ 「いきなり開けんなよ!ボケエ!!(Д#)」 「シラネーヨ!ヌスミギキシテルオマエガワルインジャネーカ!!」 「うっっっ・・・」 (痛いとこつかれた・・・;) 「ソンナコトヨリ・・・オマエ”歌”上手ダナ」 「まぁ、中学の時バンド組んでボーカルやってたからな」 「フwwwwwwwwwwwwン」 そういって女はしゃがんで俺を『じwwwwww』とみた 「・・・なんだよ」 そういいながら女と目を逸らす・・・少し恥ずかしかった、でも女はそんな事も気に留めずに俺にこういった 「歌ウノ好キカ?」 内心(なんでそんなこと聞くんだ?)と思いつつも即答した 「好きだよ」 俺は何の迷いもなく答えた・・・そしたら女はさっきよりも真剣な眼差しで口を開く 「オレ”つー”ッテイウンダ、ナアイッショニバンド組マナイカ?」 あまりに突然だったんで俺は跳ね起きた 「高校ニ”バンド部”ガナクテヒマシテタンダ、1リデヤルギターヨリミンナトヤルギターノ方ガ好キダカラサ」
まったく俺とおんなじ理由だったそのとき俺は女・・・つーに何かを感じた
「ヤル!!絶対やる!!」
もちろん俺は躊躇なく答えた・・・断る理由なんて選択肢は頭の中になかった
「・・・・・クス」
つーははにかんでこっちをみた
「ヨロシクナ”フサ”」
俺は一瞬耳を疑う
「なんで俺の名前・・・」
「ジャアナ、アト2リガンバッテアツメルゾ!!」
フサが言い終わらないうちにつーは階段でそういうと㊦におりていってしまった
「変な女」
これが俺とつーが初めて出会った日だった
~屋上~
「ナンダヨフサノヤツ・・・」
ガチャ
「っやっぱりココにいた」
フサの予想通り屋上のコンクリートで三角座りをしてるつーがいた
「ナンデココイイルッテワカッタ?」
つーが振り向かずに言う
「お前・・・いやな事やつらい事があったらいつもここにきてただろ」
「アッソ」
(完っっっっぺキに怒ってるな;)
フサは心が痛んだ、つーは滅多に怒らなくてここまで怒ったのは初めてだった・・・そしてここまで怒らせたのはフサも初めてだった
「・・・つー悪かった・・・お前の気持ちも考えずに・・・その自慢して・・・ホントゴメン!!」
フサの申し訳なさそうな声をきーて流石につーも怒る気力が失せたらしいコンクリートの床から立ち上がる
「モウイイヨ・・・怒ルキリョク失セタ・・・サア練習イクゾ!!」
つーはフサの方を見てニカっと笑った
「ありがとな・・・」
フサはつーと仲直りできて安心し、2人で音楽室に帰ろうとした・・・が!
「アアwwwwデモマダモヤ②スルwwww!!フサ!ストレス発散機ニナレ!!」
つーはとんでもない事をフサにいった
「イッッッッ!?」
「カクゴ!」
フサがビックリする暇もなくつーに頭突きをくらわされる
「ギャアアアアアアアアアア!!!」
フサの叫び声が響き渡ったフサは屋上から落下した
「フウスッキリシタ!ヲwwッウィイダイジョウブカアア??」
上からつーが声をかける
「『ダイジョウブカアア??』じゃねwよボケエ#㊦に土なけりゃ死んでたぞ!?(Д#)」
どうやらフサは運よくフカ②の土に落下したらしい、ケガもすり傷程度だった
「ハア・・・スッキリしたか?」
「オウ!シタ!!」
2人とも目を合わせて二カっっと笑う
「さてと!もう戻るぞ!!大・・・」
「『大会ガチカイカラナ』ダロ?」
そしてフサは㊦から、つーは㊤から音楽室へ戻っていった
~大会前日~
「もう明日大会だからな!きょうはぶっ通しでやるぞ!!各自1時間練習したあと少し通してみるぞ」
モナーがそういったあと俺たちは各自の練習をした、俺はギターとボーカル両方するのでみんなより2倍急がしかった
「1時間たったな!一回とうしてみるぞ」