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戦場の誓い (ゆう)

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匿名ユーザー

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「必ず帰ってくるからな・・・」



そう言ってあんたは出て行った


俺はギコ
今戦場にいる


フサ兄を助けるために



数週間前フサ兄は戦争で家をでていった


「帰ってくる」


その言葉を信じ俺は待った
だがいつまでたっても帰ってこない

俺は心配になってあんたがいる戦場に今いる


『ズガガァン!!』


『ドガーン!!!!』


「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」


まさに戦場・・
また一人・・・
また一人と消えていく


「フサ兄は・・・」

俺は探し回った


『ヒュルルルル・・・』

「う・・・わぁ・・・!!!!!!」


『ドッガァァァン!!!!!!』


あぶない・・
爆弾だ


「!フサ兄!」

あんたは銃を持っていた

「ギコ!お前なんで・・・?!ここがどんな危険な場所か分かってんのか?!」

危険なことは分かっていた
でも・・・


「だって・・・ 小さい頃からずっと一緒だったじゃないか・・ フサ兄をほっとけねぇぞゴルァ!」

あんたは呆れた顔をした

「いいから帰れってんだろ!氏ぬぞ?!」

怒鳴り散らした

「でも・・・」

するとあんたは

「・・・いいか・・?!もうお前とはあかの他人だ!家族でも知り合いでもない・・・ そうできるのならここにいろ」

あんたがそんなこと言うなんて思わなかった
いつでも優しかったから・・
そう・・・あの時だって・・



――7年前――


「ギコー!早く来いよ」

「まってよ~フサ兄ちゃん」


「ほらここだ ここにあったんだ 崖だから気をつけろよ」

「ほんとにあったの?兄ちゃん」

「あぁ しっかしお前も男のくせに4つばのクローバーが欲しいなんて・・そんなに幸せになりたいのか?」

「えへへっ」

(幸せになりたいのは僕じゃなくてフサ兄ちゃんだよ 見つかったら兄ちゃんにあげるんだ♪)

「おっ あったぞ 」

「ほんと?! どこどこ?」

「あっ・・!馬鹿っ・・!!」

『ズルッ・・』

「う・・わぁぁ・・!!」

(落ちる・・・!)


『ガラガラガッシャーン!!!』


(・・・?痛くない・・?)

「!!!に・・兄ちゃん!!」

「だ・・大丈夫かよ・・・だから気をつけろって・・・っ痛・・・」

(兄ちゃんは・・僕をかばって・・・覆いかぶさってたてになってくれたんだ・・・僕・・)

「ごめんね・・・僕のせいでフサ兄ちゃんの足が・・・」

「なぁに・・・このくらい・・・それより・・クローバー・・・」

「それは・・・兄ちゃんにあげようと思って・・幸せになってほしくて・・」

「・・・そうか・・サンキュ・・・」


~続く~

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