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NIGHTMARE CITY プロローグ (タコヤキ)

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プロローグ

ここは、地球であって地球じゃない世界
そして、ここは、日本であって日本ではないところ

日本の首都「東京」
ここには、何もかがそろっている
金・ブランド・薬物・銃・暴力
そして、人間ども
ある人間は普通に暮らすが、ある人間は裏に生きることになる

ここは会社「ブラットキル・カンパニー」
日本、いや世界の富3分2はこの会社が持っている
世界の国々はこの会社には逆らえないのである
「ブラットキル・カンパニー」
表は「ゲーム関係」だが、裏では戦争をやったり、テロリストなどに武器を売ることだ
ある記者が「ブラットキル・カンパニー」の裏のことを記事にしようとして家族・親戚全員殺されたのだ
あまり知られてないことだが・・・

今、ひそかに「ブラットキル・カンパニー」であることがおこなわれようとしているのだ・・・
それは、架空間で生きることだ
これがうまくいけば会社の実績は伸びることまちがいないのだから
これは「ブラットキル・カンパニー」の表と裏が交わった企画なのだ
そして、東京都内のある大学の学生たちにハガキが行ったのだ
それが、これから行われる「悪夢のハガキ」とは知らずにに・・・





第一章

ここは国立天守大学
日本で一番入るのが難しい大学と言われている
そして、ここは色々な学部がある
例えば、社会学部・医学部・薬学部・体育学部などがある
学生の人数が一万人を超えるマンモス大学なのだ
そして、「ブラットキル・カンパニー」に選ばれた大学である
そして、大学にハガキが送りつけられたのである
「悪夢のハガキ」を・・・

ここは社会学部専用の校舎である
ちょうど、授業が行われている最中である
「なあなあ、あの子かわいくないか?」と言ったのが岡本亮
今年入学してきた学生だ
「どこがかわいいんだ?お前のタイプって最悪だな」
ビシッ
「いて~、何で頭たたくんだよ!!」と今叩かれたのが吉津康である
「まあまあ、落ち着こうよ」となだめたのが田中太陽である
この三人は高校時代からの親友同士だ
「誰があんなオタク女にほれるか!!俺が言ったのはオタク女の斜め前だ!
!」
「うるさいぞ!!授業に関係ない話ならするな!!」っと教授から注意を受
けたのである
「ちっ、うるせーな。てめーの授業がつまんないから話をするんだ。俺らに
話をしてほしくなければ授業を面白くしろ!な、亮・太陽?」
「同感。太陽はどう思う?」
「俺はこの授業が好き」
「この勉強漬けやろう」と笑いながら康が言ったのである
ちょうどその時に終わりを告げるチャイムが鳴ったのである
「今日はここまで。来週は犯罪のことについてやる」と言ったら即座に教授
は教室を出て行った
「腹減んない?学食でなんか食べようよ」と亮はお腹に手を当ててた
「賛成!!」康と太陽もうなずいた
「んじゃ、早く学食に行こう」と足早に亮は階段のところにいたのである
ここの大学の学生食堂は人気がある
第一に安くてうまいのだ
第二に限定メニューがあるからなのだ
だから学生たちは並んでまっているのである
亮も例外ではない
「今月の限定メニューは何かな?」
「知らないよ、そんな限定メニューのことなんて」と顔をニマニマしている
亮にちょっと困り顔の太陽
それを見ていて笑っている康
ちょうどその時に亮の目の前で限定メニューは売れてしまったのである
「おばさん、それないよ・・・楽しみにしてたのに・・・・」
「あら、ごめんね。また来月来てね」と長靴にエプロン姿のおばさんに言わ
れてガクリと肩を落とした亮
亮の姿を見てクスクス笑っている康と太陽
「はいはい。亮、別なの食べよう」
「そうだよ。亮、限定メニューが食べられないのは悲しいけども別なメニュ
ーを食べよう」と二人とも笑わないように必死なのだ
「わかった・・・」ちょぴり悲しそうな顔を見てたら二人とも笑いそうにな
った
結局亮は豚骨味噌チャーシュー麺を食べ、そして他の二人はさば定食にした
のだ
「あー、うまかった。ごちそう様でした」と亮は手を合わせたのだ
「確かにうまいよな。ここの学食」と口をティッシュで拭いているのは康
「俺にもティッシュをくれ」と言いながら勝手にもらっている太陽
こんなくだらない話をしていて10分後
突然放送がなっただ
「今から呼ばれる人は学生課に来て下さい」
「めずらしいな。放送なんて」
「黙って聞こう」と他の学生が言ったのだ
「社会学部社会学科1年 岡本亮さん 吉津康さん 田中太陽さん 
 工学部情報科1年 一宮達也さん 鬼塚司さん 3年 高山海斗さん
 教育学部数学科2年 高山悠斗さん
 法学部法学科1年 高山翠奈さん 間宮佳織さん 清水乃亜さん 
 経営学部総合ビジネス学科3年 野上一馬さん 光野獅子王さん 
                小松崎大河さん
 文学部地理学科1年 岡安孝則さん 媛山典孝さん
 体育学部武道科1年 森山勇さん 小林光さん 伊藤大樹さん
 同じく体育学部スポーツ科 2年池田将太さん パク ジョンウンさん
 は、用事がない限りすぐに来て下さい」
「俺たち何にもしてねよ!!」
「亮と康が呼ばれるのは仕方がないけども、何で俺までが・・・」
「あんだと」ギロっと亮と康にらまれて太陽は
「口がすべっただけだ。ハハハ・・・」
「口がすべっただけであんな事を言うか!!」
バシッ、バシッ
「いたーー」と二人からつっこまれる太陽であった
「とりあえず学生課に行くか」と椅子から立った亮であった
「おう、行こうか!!」元気に椅子から立った康であった
「お、おう」頭を抱えてまだ痛そうな太陽





第二章

学生課の前は放送で呼ばれた人たちや学生課に少し用がある人たち
さまざまだ
「ふぁ~、何で俺たち呼ばれなんねんだよ」
「知るかよ!!」
「あの、もしかして放送で呼ばれた人たちですか?」
と振り向いた
そこには、亮が授業中に言っていた女の子が立っていたのだ
「あ、ははい」
「よかった。何で呼ばれたのかよく分かんなくて。理由分かりますか?」
「いやー俺も知らないんだ。」
「乃亜!!」
後から声が聞こえたので振り向いた
「乃亜、さがしたんだよ!」
「ごめんね。教授に呼ばれてたんだ」
「ん、この人たちは?」
「放送で呼ばれた人。名前はなんと言うんですか?」
「俺は社会学部で岡本亮。亮でいいよ。んで、こいつらは」
「俺、俺、吉津康でーす!!康って呼んでね!!」
「俺は田中太陽。太陽って呼んでね」
「私は法学部で清水乃亜です。赤いゴムで2つ結んでいるのが間宮佳織」
「佳織でいいよ」
「で、ショートヘアの子が高山翠奈」
(あれ、高山って・・・)
「あっ、海斗お兄ちゃん 悠斗お兄ちゃん」
また振り返ったらそこにはノートパソコンを持って何かを話している二人組
を見た
亮はサークルの先輩だと気がついたのだ
「兄貴、俺にもパソコンやらせてくれよな」
「だめだ、俺のパソコンを壊したくせに」
「センパーイ!!」と亮はその先輩のもとに歩んでいった
「おう、亮。お前も呼ばれたのか」とパソコンを持った男に声をかけた
「ええ、まぁ・・・理由は何でしょうか?」
「知らないね。理由なんて」
「ところで誰だ、こいつ?」と一緒にいた男に歩きながら言われた
「こいつは、俺のサークルの後輩で岡本亮だ」とちょうど学生課の前に着い
たのだ
「翠奈、おまえも呼ばれてたの?」
「うん」大きく翠奈がうなずいた
「翠奈、この人たちあんたのお兄ちゃん?」
「ええ、えっとパソコンを持っているのが長男 高山海斗 次男 高山悠斗
 だよ」
「女の子の名前は翠奈から聞いているからいいけども、後の2人は誰だ?」
「俺の友達の亮と康です」と、言ったときに学生課のドアが開いた
「遅い!!なにしているんだ!!さっさと来い!!」と学生課のえらそうな
課長に怒られた
渋々入った
そしたら、188ぐらいと183ぐらいと185ぐらい顔立ちのいい3人の
男がいた
「あの人たちレッド・ナイトよ」佳織がうれしそうに言った
「レッド・ナイト?」と康が知らなそうに言ったけ
「知らないの!!経営学部総合ビジネス学科3年 野上一馬さん 光野獅子
 王さん 小松崎大河さん!!クールでカッコいい、そしてモデルもやって
 いるのよ!!女の子のあこがれよ!!」
そしたらレッド・ナイトの一人が気づいてこっちによってきた
「なあ、君たち一年生?」
「はいはい、一年生です!!」っと佳織が元気よく嬉しそうに答えた
「ちがう!一年もいるが二、三年もいる」と少し怒ったような顔した海斗と
悠斗が同時にいった
そしたら、レッド・ナイトの一人が「ごめんな。でも、同時に言うなんて・
・・・」クスクス笑っている
「で、君らも呼ばれたのか?」
「はい、そうなんです!!」とまた、佳織がすぐに答えた
「で、君らの名前は?」
「私は間宮佳織です。で、ショートヘアーにしているのが」
「高山翠奈です・・・」と翠奈は小さな声で言った
そして一馬はロングヘアーにしている乃亜に目が行った
「私は清水乃亜です」と答えると腕時計で時間をみた
「乃亜、今何時なの?」と少し怒りながら言った
「今、1時30分。もう呼ばれてから10分は経っているわ」
「まったく!!呼ばれて怒られて10分も経ったのよ!!」
「佳織、そう怒らないの」と乃亜が佳織の肩を叩いた
「女の子の方はわかったけども、男子がわからない。名前教えて」と一馬が
ニッコリと笑いながら言った
「帽子をかぶっているのが岡本亮で、迷彩服のズボンを穿いているのが吉津
康で、カットオフジーズンを穿いているのが2年生高山悠斗先輩で、パソコ
ンを持っているのが3年高山海斗先輩です。で、全員を紹介したのが田中太
陽です」と言った時にあの偉そうな課長が奥からでてきて学生課で放送で呼ばれた学生の前に立った
そして、重い口をあけた
「君たちにはある場所に行ってほしい」
「ある場所ってどこですか」と乃亜が丁寧に聞いた
「実は「ブラットキル・カンパニー」からハガキが届いたのだ」
「「ブラットキル・カンパニー」って世界ナンバー1企業じゃないすっか」
とレッド・ナイト二人以外は全員目を丸くして驚いたのである
「そうだ、あの「ブラットキル・カンパニー」のなんでも新しく作る機械の
実験台になってほしいとハガキに書いてあったのだ」
「・・・実験台。死ぬことはないんですか?」と海斗が沈黙をやぶったのだ
「死ぬことがない。100パーセント」
「・・・でも」翠奈が不安そうに言った
「無理にとは言わない。でも君たちがよいと言えば早速にでも行ってほしい
のだが」と課長は申し訳なさそうに言った
「いいじゃん、これも社会見学だと思えば」とお気楽に答えたのがレッドナイトの1人野上一馬である
「いいよな。獅子王、大河」と狂犬組残り二人に言った
「ま、面白そうだしいいんじゃない」とニヤリと笑ったのが松崎大河
「めんどくせな」とタバコをくわえているのが光野獅子王
「君たちも行こうよ」
「ちょっと5分ぐらい時間ください」と佳織が言った
「いいよ。まぁ友達相談しな」
学生課の前の廊下に出た
「どうするの?行くの?」と言い始めたのが海斗であった
「ん~、俺は行きたいな。だってゲーム業界では世界一だし」と海斗の顔は
行きたそうな顔をしていたのだ
「そうだな、何かゲームソフトをくれるかもしれないし」悠斗がそう言った
「行こうか」
「どうするの、乃亜ちゃんたちは?行くの?」と亮が聞いた
「私たちも興味があるし行こうかな」
「それじゃ、学生課に戻ろうか」と海斗が言った時ドアが開いた
「話は聞いた。んじゃ、行こうか」と一馬がドアの前に立っていったのだ
レッド・ナイトの二人も出てきたのだ
その後に課長も出てきたのだ
「言い忘れてたが、放送で呼ばれた他の人たちは先に行ったから」
「はい、わかりました!!」と乃亜が元気よく返事をしたのだ
そして大学を出て「ブラットキル・カンパニー」に行こうとしてた




第三章

「でっけな~」
「銀座の一等地だよ、ここ!!」と亮と康がビルの上を見て言った
「さすが~。世界ナンバー1」と悠斗もドアの方を見て言った
「ブラットキル・カンパニー」には色々な人が出入りをしている
見学に来た小学生・会社員・営業マン・外国人などがどんどん出入りしてい
るのだ
「さっさと行くぞ」と答えたのがレッド・ナイトでも一番背が大きい光野獅
子王がめんどくさそうに言った
「はいはい、わかったよ。行くよ」とレッド・ナイトでも2番目に背が大き
い小松崎大河も獅子王に付いていった
「おめーら、何ぼさっと立って居るんだ。行くぞ」と大河がめんどくさそう
に言った
一緒にビルの中に入った
「ふぁ~、やっぱり中も綺麗だね」と翠奈が見回しながら言った
「そりゃ、そうだろう。ここはなんと言っても世界ナンバー1だぜ!!」と
嬉しそうに海斗が言った。
「んじゃ、俺、受付のお姉さんに聞いてくるわ」と太陽が言った
「やっぱり、綺麗だな」と翠奈がポ~と見回っていたとき
ドン
「いた~、ごめんなさい。ちゃんと前見てなくって」
「こっちこそごめんね」
ふと、翠奈がぶつかった人を見上げると9人ぐらいの男たちがそこに居たの

普通の体格の人たちや暗そうな人や身長が178ぐらいの人がいた
(あれ、この人たちもしかして・・・)
「あの~、だいじょうぶ?」と心配そうに優しそうな男が見ていた
「あっ、大丈夫です!あのもしかして学生課に呼ばれた人たちですか?」
と、ズボンの後を掃いながら翠奈は聞いた
「あ、君も」と赤く髪を染めた男が聞いてきた
「ええ、まあ・・・」と恐々と答えた
「で、君の名前は・・・?」と弱々しく聞いてきた男がいた
その男は引きこもりに見えた
「翠奈です。高山翠奈です」と答えたとき
「翠奈!!今までどこにいたの!!探したんだよ」と乃亜と佳織と他の男子も来た
「誰こいつら?」と獅子王が尋ねた
「放送で呼ばれた者です」と一人の男が言った
「名前を教えてくれない?」と康が丁寧に答えた
さそッく答えた男がいた
その男は体型が普通だが何か武道をやっている気配があった
「俺は森山勇。勇でいいよ」と言うと頭を掻いた
「僕は伊藤大樹です。よろしくお願いします」と丁寧に答えた
その男はいかにも優等生という感じがあった
「俺は小林光」赤い髪の男が言った
その男は体格もいいし、喧嘩をすれば誰にでも負けないという感じだった
「俺らは体育学部武道科一年」と元気よく勇が答えた
「僕は媛山孝則です・・・・」と引きこもりみたいな男がいった
「俺は岡山典孝です・・・」と言うとみんなの影に隠れてしまった
この男は服でうまく隠しているがオタクの気配みたいのがした
「僕はパク・ジョンウンです」と言うとジョンウンはすぐにある男の後に隠
れてしまった
ジョンウンが隠れた男が自己紹介をした
「次は俺池田将太!2年、よろしく」と言うと結んであった髪をまた結び始めた
のだ
「僕は一年鬼塚司。ダンスサークルに入っているよ」とその男は康に握手を
してきた
「同じく一年一宮達也。よろしく」と言うと逃げるようにどこかに行ってし
まった
次は178ぐらいありそうな男だ
「あ~、行っちゃった。俺は川口広」と言いながら広は達也の方に行った
「ところであいつらはどこに行ったんだ?」と一馬が不思議そうに言った
「別に気にしなくていいですよ。野上先輩」
「ふーん。俺らの名前を知っているな」と獅子王がニヤリと笑いながら言っ

「ええ、レッド・ナイトの皆さんは知っていますよ。翠奈ちゃんも知ってい
 ますが、後の皆さんは知りません。名前を教えてください」と大樹がまた
丁寧に答えた
「俺は吉津康一年、社会学部」
「俺も同じく一年岡本亮」
「またもや同じく一年田中太陽」と肩を抱き合った
「俺は高山悠斗 そしてパソコンを持っているのが兄・高山海斗」
「この2人は私の兄なの」と翠奈が2人の兄肩を叩いた
「私は清水乃亜」と長い髪を後にやった
「私は間宮佳織。私と翠奈と乃亜は同じ学部よ」と大きな声で言った
「あっ、そうだ!お前、太陽聞いてきたんだよな?」と康が太陽の方に振り
返りながら言った
「ああ、それなら迎えが来てくれるんだって」と太陽が言った時、後の方か
ら声がした
「天守大学の皆様ですね。私はここの開発部長をやっています、佐藤といい
 ます。お迎えにあがりました」
「あ、ありがとうございます」と康が恐る恐る言った
(いったい、いつから後にいたんだ?)
「では、私についてきてください」と言ってクルリとエレベーターの方に行
ったのだ
  これから始まる恐ろしいことなど知らずに・・・



 

第四章

佐藤と言う男に連れられてきたのは何もない部屋だった
「おい、なんだよ!何にもない部屋に連れてきて!」と光が言った時何にもな
い部屋が動いたのだ
「おい、これエレベーターだぞ!!」と司が驚いて言った
「ほ、本当だ!!」と全員驚いている暇もなくあっと言う間に地下についた
のだ
「ここがこの会社一番の地下でございます」と佐藤が言った瞬間にエレベー
ターのドアが開いたのだ
すると白衣を着た人や部屋の横には大きいコンピューターがあり、映画に出
てくるよう睡眠装置などが部屋の真ん中にあったのだ
「なんだここ!?」と大河が目を真ん丸くして驚いたのだ
「ここは会社の人間も知らないのです。知っているのは一部分なのです。実
 はこの機械は極秘で開発をしたのでございます」
「じゃ、何で俺たちを選んだんだ?」と獅子王がタバコを銜えながら言った
「実はこれはゲームなのでございます。他社に知れたら私どもの会社はつぶ
 れてしまいます。これが、我々の会社の運命をにぎっております」
「それなら、私たちじゃなくてもいいんじゃないのですか?もっと小さい子
 供でも・・・」と翠奈は機械の音に負けないくらい大きな声で言った
「私たちも検討してみましたが、これは大人向け用ゲームなのです。小さい
 子供では親も一緒じゃなければならないですか。それに子供というのは何
 でもしゃべってしまいます。だから、あなたがゲームにも慣れ親しんでい
 るし、大人ですし、話さないんではないんですか?それにこれは夢空間で
 やるゲームですし」と佐藤が話を終わろうとしたとき
「ちょっと待ってください!!夢空間って何ですか」と丁寧に答えたのがま
ぎれもなく大樹である
「夢空間、簡単に言うとバーチャル体験でございます。ただし夢の中で生活
 をしていただきます」 
「夢の中で生活!!飯はどうするんだよ!!それに大学は・・・。ま、大学
 はいいとして。俺家に連絡をしなくちゃいけないんだよ!!」と康が言っ
たら、亮も太陽も「そうだ!!そうだ!!」と抗議をした
「大丈夫でございます。大学には授業に出たことにしておりますから。それ
 に大学から家にご連絡しておりますし、我々からもご連絡しました。だか
 ら、安心してください。それに、お食事については大丈夫でございます。
 スーパーで買ってご自分でお料理して普通に食べられれば大丈夫でござい
 ます。夢で食べたものはそのまま寝ている本体に栄養がいきますのでご安
 心を・・・」
「んじゃ、料理が作れない人はどうするの?」と言ったのが太陽だった  
実は太陽は料理が作れないのだ
「大丈夫でございますよ。レストランがありますからそこで食べてくださいませ。それにここは東京そっくりに作られた世界でございます。それに夢空間 にはあなたのご家族やお友達がおります。つまり、あなたたちの通っている 大学もあるのです。それに現実社会の大学と同じ授業をやります。
 もし不安なら授業に出てください」
「それじゃ、そのレストランやスーパーはただなのか?」と大河が佐藤に質問をした
「いいえ、ただではございません。お金が要ります。ただし、通帳などにお
 金を振り込ませていただきます。もし、犯罪をしたら警察がおりますので
 そちらにご厄介になります」
「それじゃ、俺たちは警察のお世話になった時はどうなんるんだ?」と将太
が不安そうに言った
「現実と同じでございます。ああ、それからいうのを忘れてました。実はこ
 のゲームは猫としてやってもらいます。」と佐藤が言うと
「猫!!」とみんな驚いてしまった
「はい、猫です。猫と言っても2本足で歩ける猫です。服も着れますし、毛
 皮を着ていますから服なんか必要ないんですけどもね。それにこのゲーム
 に出てくるのは住民はみな猫ですし、たまに普通の人間や隠れキャラクタ
 ーなどが出ます。それに皆さんにあったキャラクターはコンピューターで
 選ばれます。そして名前は変えます。そして、そのキャラクターはコンピ
 ューターに残りますので何回やっても大丈夫ですよ。それに夢空間では人
 間であったことの記憶を消します。が、お知り合いやお友達のことは姿と
 名前が変わってもわかります。そしてゲームを終える時にはちゃんと記憶
 が戻りますのでご心配しなくて大丈夫です。そっちの方がすんなりとゲー
 ムにお入りすることが出来ます。質問はこの辺でいいですか?」
「マダ、ゲームの名前を聞いテイマセンガ?」とジョンウンが片言で言った
「まだ、このゲームの名前を言ってませんでしたね。
 このゲームの名前は
          NIGHTMARE CITY  
                         です」
(NIGHTMARE CITY  悪夢の都市か。いやな名前だ)
「それと、2ヶ月間あなたたちに試していただきます。時間は現実世界と一
 緒です。それではこちらに・・・」と佐藤に言われて付いて行くと、映画
に出てくるような睡眠装置があった
その睡眠装置のドアが開いた
プシュー
「これでゲームの中に入っていただきます。入っていただくと睡眠ガスが出
 ます。これで夢空間に入っていただきます」と佐藤が言うとみんな入って
ドアが閉まった
「では、よい夢を・・・」
俺らはこれから始まる悪夢など全然予想などしていなかったのだ・・・





第5章

ア~~!!  

ドンドンドン 
階段の方から慌てて下りてくるものがいた
「母さん、何で起こしてくれないんだ!!」
「あんた、起こすも何も今日は日曜よ」と母親はキッチンに立ちみんなの朝ごはんを用意していた
「お兄ちゃんかっこわるー」とテレビを見ながら妹のマリンが言った
マリンは私立駒田沢高校2年生。水色の猫だ
「悪かったな!!今日は金曜日という感覚があるんだよ!!」と恥ずかしそうに言った
「はいはい、そこで喧嘩はやめ」
「ギコとマリンはお父さんを起こしてきて」とギコの母はテーブルに出来立ての朝ごはんを並べた
「ちっ、わかったよ。行くぞマリン」とリビングのドアの前で立っていた
「えー、めんどくさいな」と渋々マリンはテレビを消しギコのところに行った
父親の部屋は2階の一番奥にあった
グガガガ、ンガガガ 
「しかし、親父のいびきって普通に階段の真ん中でも聞こえるくるんだもん な」
「うんうん、でもあれがお父さんって感じじゃない?」
「確かにな。でもうるせなー」と話をしながら階段を登り2階の父親の部屋に着いた
ンガガガガ、グガガガガ 
「ここに来るとうるさくて敵わんわ。大学受験の勉強だって出来なかったよ!!」とギコが言うと
「もう、さっさと起こそうよ!そんな昔話に付き合ってる暇ないから!」とマリンはイライラしながら言いドアを開け父親のベットの方に
行った
「お父さん、起きて。朝ご飯食べるよ」と体を揺すり起こそうとした
「親父、親父朝だよ。起きろゴルァ!!」とマリンよりも強く体を揺すった
「分かった、分かった!起きる、起きる!」とベットから父親はムクッと起きたのだ
「んじゃ、先にご飯を食べてなさい。父さんは、顔を洗ってくるよ」と言い1階に下りていった

―――――――――― 一方ある家では ――――――――――
「おはようなのじゃ、母者・父者」と座布団の上に座った
「おはよう、妹者」と母者が台所で言った
「おはよう」と言うと父者は読んでいた新聞をテーブルに置いた
「母者、手伝うことはない?」と台所を方を向いていった
「んじゃ、兄者と弟者をおこしに行ってくれ」と台所の垂れ幕から、顔を出しながら言った
「分かったのじゃ」と座布団の上に立ちながら言った
兄者と弟者の部屋は玄関の近くにあった
ドアは今時珍しい引き戸なのだ
ガラガラ
「ちっちゃい兄者、起きるのだ」と言うと窓のカーテンを開けた
「う~ん・・・妹者か、おはよう」と言う眠たそうに布団から起き上がった
「母者から起こしてと言うわれたのじゃ」と言うと引き戸の所に立っていた
「次は大きい兄者を起こすのじゃ」と弟者に言うと
「漏れも一緒に起こしに行くわ」と妹者の方に歩み寄った
ガラガラ
兄者の部屋に入った
「ソニンたんの画像GET・・・・ 弟者には見せない・・・」と言い枕に抱きつきヨダレをたれて寝ている兄者がそこにいた
(この格好を彼女がみたら引くだろうな・・・)と寝ている兄者を見ながら弟者はそう思った
実は兄者にも弟者にも彼女がいるのだ
「兄者、起きろ」と弟者が寝ている兄者の右頬をつねったが兄者は起きる気配がまったくない
「大きい兄者、起きるのじゃ」と妹者も兄者の左頬をつねってみた
「う~ん、ブラクラゲット・・・」と寝言を言ってもっと枕抱く兄者
「こりゃ、起きないな。どうしたものか」と言うと妹者が
「強くビンタをすれば起きるんじゃないのかな?」
「グッジョブ!!いい考えだ。よし、この方法で起きなければ兄者は母者
 に殺されてしまうぞ。よし。先にやっていいぞ、妹者」
「分かったのじゃ!!」と兄者の頬をすばやく往復ビンタしたのだ
ビシビシ
「よし、次は漏れの番」と言うと弟者はすばやくビンタをしたのだ
バシバシ
「起きろ、兄者!!」と往復ビンタをしたのだ
さすがにこれは起きるしかないと思い「いだだだ、起きるからやめてくれ!!」と兄者はすばやく起きたのだ
「おはようなのじゃ、大きい兄者」
「おはよう、兄者」と2人ともさわやかに言った
「もう少し優しい起こし方にしてくれないか」と言うと弟者が
「んなら、もう少しさっさと起きろよな」
「そうなのじゃ。兄者の起こし方には結構体力を使うから」と妹者も同意した
「朝ご飯の準備が出来たよ!!さっさと起きたなら顔を洗って来きな!!」と母者の声が台所の方から聞こえてきた
「んじゃ、先に朝ご飯を食べているから」と妹者はリビングの方に言った
「さっさと顔を洗いに行くぞ。弟者」
「わかった、兄者」と一緒に洗面所の方に言った

―――――――――― 一方ギコの家では ――――――――――
「まったく。もう、親父いびき何とかならない?」とギコがパンをかじりながら言うと
「ホシュ、ホシュ」とこの家のペットの毬藻もそう言った
「そうか。父さん寝ているからよく分からないぞ?」と言うと
「本当にそうよ、お父さん。夜中に勉強をしているとものすごくうるさいん だから!!」とまりんもパンをかじりながら言った
「ハハハ、ごめん」とコーヒーを飲みながら言った
「もう、笑い事じゃないぞゴルァ」
と言う話しながら朝ご飯を食べた
「ごちそう様」とギコは手と手を合わせた
「今日フサたちが家に来るから」と言いギコが椅子から立ち上がった
母親は先に食べ終わって食後の休みにコーヒーをすすりながら
「今日は誰もいないのよね。マリンも友達と遊びにいくし、私たちは伊勢丹
に行くから。大丈夫、一人で?」
「母さん、おれを何歳だと思っているんだよ!もう、18だよ!18!」と言うと
「それもそうね」と母親はコーヒーカップを置いた
「後、みんなで食べる分のおやつない?」と言うとまだ食事中のマリンが
「あたしの作ったパンプキンパイがあるけどもそれでいい?」
「おう、それでいいぞゴルァ。おれもクッキーでも作るか」とギコが台所の方に行った                       
実はギコは料理が得意なのだ                                            
朝ご飯を食べ終わって2時間後
「それじゃ、あたし達行ってくるから」
「おう、行って来いゴルァ。みやげ物を買って来いよな」と玄関で出かける家族にギコが言った
「そんな生意気なこをと言うとお土産を買ってこないから」と父親に言われた
「それじゃ、いってきます!!」とマリンが言った
「いってらしゃい」と家族に言った
それから30分後
ピンポ~ン
「はい、どちらさまですか?」とインターホンを取って答えた
「俺だ、フサだ」と言う声が聞こえた
「はいはい、今開けるよ。ちっと待ってろよな!!」と玄関の方に行った
ガチャ
そこにはフサ、ノーネ、モララー、兄者・弟者、つー、モナーがいた
「おじゃましまーす!!」と家に勝手に上がった
「勝手に上がるなゴルァ!!先に2階に上がってろよな」と言うと
「あっ、ギコこれうちのお袋から。お腹がすいたら食べなさいて」とノーネがパンを差し出した
ノーネの家は東京でも人気のあるパン屋さんなのだ
「おおお!!これは限定アンパンとメロンパンではないか!!」とギコは嬉しそうにパンを見たのだ
「そんなに喜んでもらって持ってきたかいがあったよ」とノーネがうれしそうに言った
「んじゃ、2階に行っててくれ。後で俺も行くから」
「分かったからな」と言いモララーの後にギコ以外は全員付いていった
チーン
(クッキーが焼けたみたいだな)
みんなが行った後、ギコは焼けたクッキーをオーブンレンジから取り出しお皿に盛り付けた
ついでに冷蔵庫に入ってたマリンの作ったパンプキンパイを出し、それにネーノが持ってきたパンを7枚のお皿にアンパンとメロンパ
ンを2個ずつ乗せ、そのお皿をお盆の上に乗せ2階に行った
ギコの部屋は2階の真ん中にあり、妹のマリンの部屋と隣同士だ
しかもギコの部屋は結構整理整頓をしているのだ
ワイワイガヤガヤ
「オ~イ!ドアを開けてくれ!!」とギコが自分の部屋にいる友達に行った
「分かった!今開けるぞ」と弟者が言った
「俺の特製クッキーと妹特製パンプキンパイとパンを持ってきたぞ!!」と言うと
「ちょうど腹が減っていたところだ。ちょうどよかったぞな、弟者」
「そうだな、兄者」とギコの椅子に座っている兄者に弟者が語りかけた
「それじゃ、お昼ご飯だからな」とモララーが言う前にもうフサは食べていた
「うむ、うまい」とみんなでお昼ご飯を食べた
「アー、食べた食べた。うまかった!さすが東京でも有名なパン屋のパンだな!!」と弟者が言うと
「そう言ってもらえて嬉しいです。弟者先輩」と嬉しそうにノーネが言った
「ところでギコ、マリンちゃんはいないのか?」と兄者が聞いた
「いませんよ。今日は友達と横浜に行くって言ってました」と言うと
「なんだ。いないのか。パンプキンパイのお礼を言いたかったのに・・・」
「俺がマリンに伝えておきます。兄者先輩」と言うと
「そう伝えておいてくれ」とギコの椅子に座っている兄者が言った
ギコは昼食の時に持って来た麦茶を飲んでいると
「ん」
「ギコ、こんなもんを見つけたんだが」
とノーネが言うとニヤニヤしているフサとモララーを見るとにはなんと手にはギコベットの下に隠してあったエロ本があった
ブーーーーーーーーー 
「アアア~~!!!!!!!! 何で俺の本が!!!!!!!」
「へ~、ギコこんなもん読むんだ。何々『女のことをイヤラシイ奴隷にする方法』や『女をいかせるテクニック』など。お前、まさか童貞

?」とモララーが聞くと
「オイ!コッチモミテミロ!!AVダゼ!!レズ・チョウキョウ!!イロイロアルゾ!!」とつーがテレビの裏に隠してあるDVDを見つ

けて笑っている
「やめてくれ!!!!!!」
とギコが騒ぎながら言ってもみんなで探していてやめる気はさらさらなさそう
「弟者!!!これは漏れがほしかったゲーム『メス奴隷・鎖』ではなか!!」とギコの机の裏を探していた兄者が見つけたのだ
「よかったな。兄者(ギコって兄者よりもエロイかも・・・・)」
「モナはパソコンを調べるモナ」と言うとモナーはパソコンのスイッチを入れてフォルダを調べた
「ダウンロードゲーム?怪しいモナ」とクリックをしたら、またフォルダがでてきたのだ
「ん~、あれ、これだけ『E』だモナ。怪しいモナ」とクリックをしたら同人系美少女ゲームし、漫画もがあった
「やっぱり、あったモナ!!ギコはスケベモナね」とパソコンを見ながら言った
ぎゃーーーーーーーーーーー!!!」
とギコは混乱していた
――――――――――みんな探し終わって10分後――――――――――
やっとギコが落ち着いたのだ
「別にいいんじゃないか。別にこれは普通のことだし」とフサがエロ本を読みながら言った
「そうモナ!気にする事ないモナ」とモナーは麦茶を飲みながら言ったのだ
「デモ、ギコガモノスゴイエロイトハナ!アヒャ!!オンナノコハドウオモウンダロウナ!アヒャ!」とツーも他のエロ本を読みながら言

った
実はギコは結構もてる。この半年まで先輩や同じ学部の同級生やちがう学部の子などに8人に告白されたのだ
「確かにな。これがばれれば一気に引くだろうな」とノーネがベットに座りながら言ったのだ
「・・・・・・・」ギコは黙ったまま部屋のすみにいる
「ところで聞きたいことが、ギコ、お前童貞か?」とモララーがクッキーを食べながら言った
「・・・・・・・・・コクリ」と小さくうなずいた
「アヒャ、マダシテナイトワナ!!サイアクダナ」とつーもクッキーを食べたながら言った
「最悪だからな」
「最悪だな。確かに」
「最悪モナ」と全員から言われて
グザッグザッグザッグザッ
プツン
「・・・・・・おめーら、いい加減にしろよゴルァ!勝手に俺のものをあさったりして!!ぬっ殺す!!!!!!」

とギコは富士山が噴火したように怒っているのだ
「げっ、時に待て!!もち付け!!ギコ」と兄者と弟者が言ったのだ
兄者と弟者はギコの怒りは母者の怒りに似ていたのに気が付いたのだ
「待つモナ!もち付けモナ!!」
「待てだからな!もち付けだからな!!」
「待てゴルァ!もち付け!!」
「待て!本当に俺らが悪かった!!」
「マテ!ホントウ二マテ!!ワルカッタ、アヒャ!!!」とみんなギコから逃げようと窓際の方に寄った
「今さら謝っても、もう遅い!!!!!!!!!!!!」
『ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』

「タダイマ」と夕方になってマリンが帰ってきたのだ
マリンは自分のコートを脱ぐために自分の部屋に行った
「ハハハハ!フサ、それは笑えないだろう」と自分の部屋のドアを開けようすると隣の兄の部屋から聞こえてきたのだ
(まだ、いるのかな?フサ先輩たちに挨拶しておこう)
コンコン
「お兄ちゃん、入ってもいい?」とマリンが兄の部屋のドアをノックをしながら言った
「ああ、いいぞ」と兄が言ったので入ったらアザだらけのフサたちがいたのだ
「・・・あっ、フサ先輩とノーネ先輩たちこんにちは・・・」
「こんにちは、マリンちゃん。あっ、パンプキンパイおいしかったよ」と兄者が言った
「・・・喜んでいただけて嬉です・・・」とボーとフサたちを見ていた
「おい、マリン大丈夫か!!」とギコの声で
「えっ、ええ大丈夫よ」戻ってきた
「んじゃ、俺ら帰るから。それじゃマリンちゃんバイバイ」とフサが言うとギコたちは玄関の方に行ったのだ
「あっ、さようなら・・・・(なんであんなにアザだらけだったのかな)」と思いながらマリンは自分の部屋にコートを脱ぎに行ったのだ

――――――――――一方玄関では――――――――――
「おい、分かっているんだろうな・・・・」
「ハイ、わかっていますモナ・・・」とモナーが弱く言った
「いいか、俺はお前らの秘密も握っているんだぞ・・・・んじゃ、明日ね。また大学で!!」とギコが明るくさわやかに笑って言った
「お、おう。それじゃまた明日・・・・」というとフサたちは帰っていったのだ

――――――――――マリンの部屋では――――――――――
(ところであのアザはいったいなんだったんだろう?)と思いつつマリンは兄に聞くかどうか悩んでいた





第6章

「いってきまーす!!」とギコとマリンは家を出て駅に行く途中マリンは昨日から気になったことを聞いた
「お兄ちゃん、聞いていい?」
「ウン、何だ?聞きたい事があるなら聞いとけ?」とギコは歩きながら言った
「それじゃ、何でフサ先輩たちアザがいっぱいあったの?」
ギクッ
「それはだな、フサはスケボーで練習してアザが出来たんじゃないのか?・・・・」
「フーン・・・なら何で全員にあったの?フサ先輩はスケボーが練習していたのはわかるけども・・・」
フサは実スケートボードが趣味なのだ
それに結構フサはスケートボートの世界では有名なのだ
何回も日本優勝してきた実力があるのだ
「いや~、俺にはその他はわからないからな。はははは・・・・・・」
ギクッ ギクッ ギクッ
「フーン・・・まぁ、お兄ちゃんのエッチな本や美少女ゲームが見つかって逆ギレしたとか・・・・」
「なっ!!何でそれを!!!」とびっくりしてギコは足を止めた
「へ~、やっぱりそうだったんだ!!」とニッコリして笑いながらギコのところに歩いて来た
「(しまった、はめられた)だ、誰にも言うなよ・・・」と弱々しく恥ずかしそうにギコが言った
「ハイ、ハイ。誰にも言わないわよ。お兄ちゃんのベットの下にエッチな本があることなんて」
「っーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!何でお前が知ってんだ!!」とマリンに言うと
「お兄ちゃんの隠し場所なんてわかりやすいのよ」と言い合いながら駅に着いた
「あっ、マリンおはよう!!」とマリンに近づいてくる少女がいた
「おはよう、レイナ!!」
レイナと言うのはマリンの一番の友達であり、ギコの後輩でもある
レイナは猫耳がある人間だ
「ギコ先輩、おはようございます」と少し赤く頬をそめて言った
「おはよう、レイナちゃん」
「あっ、電車行っちゃうよ。早くホームに行こうよ」とレイナの腕をつかんでマリンは改札口の方に行こうとした
『ドアが閉まります。お気をつけて下さい』と階段に登ろうとした時に出発の放送がなった
ダダダダダダダダダダッ
「ハーヒー、ハーヒー・・・・な、何とか間に合った」
「・・・本当に何とか間に合った・・・」
「・・・・・・・」と全力疾走で3人は階段を駆け上がってきたのだ
3人とも息が上がっているのだ
「・・・だ、だいじょぶ?・・・レイナちゃん・・・」
「ハ、ハイ・・・大丈夫・・です・・・・」と何とか息を切らしながらレイナはしゃべったのだ
「そう・・・・大丈夫ならいいんだけども」とマリンが心配そうにレイナの顔を見ながら言った
「座ろうか・・・」とギコが空いてる席の方を見ながら言った
と、マリンが先に空いてる席に座っていたのだ
「レイナちゃん、水飲まない?俺ちょうど持ってきているから遠慮しなくてもいいよ
とリュックの中からペットボトルが入っているのをまだ息が切れているレイナの前に出したのだ
「それじゃ・・・いただきます・・・」とペットボトルの麦茶を飲み始めたのだ
「おいしいです・・・ありがとうございました・・・」とこんな会話をしながら駒田沢高校と天守大学がある新宿に着いたのだ
「おっ、着いたな!んじゃ、降りよう!」とギコが椅子から立って電車から降りたのだ
「ア~ン、待ってよ、お兄ちゃん」とレイナの腕を引っ張りながらギコについて行く感じで降りたのだ
「遅い!さっさ来い!」など言い改札口に定期を入れ外に出たのだ
「お兄ちゃん、私たち行くね」と言うと人ゴミの中に行った
(んじゃ、俺も行くか・・・)と天守大学へ行った
天守大学はその時夏休み前の期末テストだ
大学では教科によってはテストをやらないがレポートを出す課題がでるのだ
しかし、大体はテストをやるのだ
しかも、教科によっては教科書やノートを持って見てテストをやるかそれか普通に暗記してきてテストをやる2つの方法があるのだ
(はー、めんどくせー。しかもいつもやっている教室とはちがうんだからな)と思いつつ掲示板を見ていると
ポンポン
「おはよう、ギコ君」とレモナとしぃと妹者がいた
「あ、おはよう。レモナちゃん、しぃちゃん、妹者ちゃん」と丁寧にあいさつすると
「呼び捨てでいいのじゃ、みんな」とギコの顔をみて妹者が言った
「そう、それじゃ今度からそう呼ばせてもらうよ」とギコは笑いながら妹者たちの方を向きながら言った
「あっ、ギコだ!!おはようワショーイ」
「おはよう、ギコ」と後から声がしたのだ
「おはよう、おにぎりに1≫」と後を振り返り挨拶をした
「あれ、今日は八頭身いないの?」とギコがクスクス笑いながら言うと
「やめてくれ!!あんなキモイのと一緒にくるわけないだろう!!」と1≫さんは顔を真っ赤にして怒り出したのだ
「今日は掲示板を見ないと大変ことになるから。早く着たんだ」
「俺も人のことは言えないけどもな」
「だから、さっさとどいてくれワショーイ」とギコを押すように前に出たのだ
「うーん、何か行った事のない場所が多い」
「本当だね、さっさと行こうか」と掲示板を見ておにぎりと1≫さんは行った
「んじゃ、俺らも行ってもいい?」
「ああ、いいよ」と1≫さんが言ったのでギコたちは一緒に行った

      ~その5分後~
「1≫さん、どこですか?」と八頭身が言いながら1≫さんの方向に間違えることなく走っていった

ギコは4人と別れ自分のテストをやる教室に入っていった
「ギコの秘密教えてあげる?」とフサが女の子たちに話しかけていたのだ
「えー、何々知りたい!!」
「実はギコね」
ドゴン
「っーーーーーーーーーーー!!!」と頭の痛みを抱えているフサがいたのだ
「・・・・・・オイ、何するんだ!!痛いじゃ・・・ないか・・・・」と自分の頭を痛くした人物の方を見たのだ
「いやー、おはよう。フサ君。昨日はよく眠れたかな?」と笑いながらギコが立っていたのだ
明らかには笑いながら怒っているのだ
ギコはかかと落としをしたのだ
「ハハハハ・・・お、おう、よく眠れたぞ・・・・」
「ところで、ギコ君の秘密教えてよ!!」と女の子たちはせかすようにフサに言った
「それはだな・・・・」とフサはチラッとギコの方を見るとギコは鬼のような顔をしていたのだ
「実はギコは料理が出来るんだ」
「へ~、意外だな。ギコ君が料理できるなんて」
「そ、そうなんだ、ギコの料理はうまいよ」
実はギコが料理ができることはあまり知られていないのだ
と言うのも実はギコは中学・高校と男子生徒しかいなかったのだ
「おいしそう、ギコ君今度何か作ってきてよ」とフサと話していた女の子の1人がギコの方を向いて言ったのだ
「今度シュークリームを作ってくるよ」
「シュークリーム作れるんだ!!すごいね!!約束だよ!!」とフサと話していた女の子が言った時
「おーい。テストをやるぞ!早く座りなさい」と教授が教室に入りながら言った
(ゲッ、いやだな。はー、さっさと終わらないかな)とギコは指定された席に座り教授のテストのときの注意を聞いた
「それじゃ、はじめ」
(それじゃ、最初の問題を始めるとするか。イド・自我・超自我とは何か説明しろだと!!イドは分かるがその他のが分からない・・・)
ここで詳しくイドと自我と超自我について詳しく説明しよう
イドはエスとも呼ばれ「生物のとしての根源的エネルギーの源泉」で
次は自我はエゴとも呼ばれ「イドより発せられたエネルギーをコントロールし、その要求を満たすよな行動をとらせる」で
最後は超自我つまりスーパーエゴとも呼ばれ
「他者の価値を内面化し、自我のはたらきによって選択された行動を修正し、社会的に容認されるような行動をとらせる」
と言うことである
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(はあ、やっと終わった。よかった・・・)とギコは席を立ち教授の所へ持ってきて教室を出た
「よ!やっと終わったのか。飯食いに行くぞ」とノーネとフサが待っていたのだ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」と黙ってフサのことを睨んだ
「ごめん。朝のことは許して」とフサが歩きながら言った
「もう、いいよ。ただし、そのことを2度と言ってみろ、お前がどうなったって知らないからな!!」と脅しをかけたらフサが身震いをし

たのだ
そんな会話をしながら食堂に着いたのだ
食堂のバイキングで昼食を選んでたら
「よう、ギコたちじゃネーノ」と声がした方を振り返ったらそこには周りの女の子たちに「キャーキャー」言われているネーノがいた
「こんにちは、ネーノ先輩。あれ、D先輩とフーン先輩は?」とノーネが聞くと
「あいつらなら、席に座っている」とネーノが指をさした方を向くとこれまた女の子たちに囲まれているDとフーンの姿があった
「これから昼食?なら一緒に食べない?」と誘ってきたのだ
「は、はい!喜んで」とフサが嬉しそうに言った
実はこの3人は男子からも人気があり一緒に食事をすることは大変名誉なこと考えられているのである
「それじゃ、俺も選ぶかな」と言うとバイキングがある入り口近くにあったお盆を取りサラダなどを取っていたのだ
「あれ、ネーノ先輩そんなに食べるんですか?それ3人前ぐらいありそうな感じが・・」とギコはネーノのお盆の上を見て言った
「これは俺とDとフーンの分だ。あいつら持ってくるのが面倒だからて俺に持ってこさせんなよな」と愚痴を言った
ギコたちは昼食を選び、お金を払いフーンたちのいる席に座った
「よう、ちゃんと注文していたのと同じものを持ってきたのか」とDが
「ああ、持って来たよ。重かったんだからな!!後で何かおごれよ!!」と重そうにネーノが持ってきたのだ
「さっさと置けよな。さめちまうだろう!」
「分かった。ギコたちも座りな」とネーノに言われてギコたちも座った
「いや、ここに来るのも久しぶりだな」
「確かにな、久しぶりだ」とDとフーンはネーノが持ってきたチャーハンと天丼を食べながら言った
「あまりこないんですか、ここには?」とサラダを食べながらノーネが言った
「あんまり来ないな」とネーノが即答で答えた
とこんな会話をしていて昼食を食べ終わった
「あー、ごちそうさん。うまかった」とDが言った
「本当にうまかったな」と続けてフーンが言った時
チャラチャラチャラチャラーン
フーンの携帯がなったのだ
「あー、何だよ。ああ、分かったから切るぞ」と携帯を切ったのだ
「しかし、女ってよく分からないよなー」とフーンはタバコを銜えて火をつけたのだ
「ここ、禁煙ですよ」とフサが丁寧に言った
「別にかまいやしーねよ」とタバコを吸いながらフーンが言ったのだ
「ところで、ギコお前童貞だってな」とDが言うと
「なんでそれを!!!!」と驚いて椅子を立ったのだ
「まあ、落ち着けよな。お前の声は食堂の隅から隅まできこえているよ」
とギコが回りを見回したら驚いてこっちを見ている学生たちがいた
ガタン
恥ずかしそうにギコは座ったのだ
「へー、その反応から見ると本当らしいな」とネーノがニヤニヤ笑いながら言った
「だ、誰から聞いたんですか」とギコが顔を真っ赤にして言うと
「つーから聞いた」とDが言った
(あの馬鹿やろ!!後で殺す)
「あっ、俺ら教授たちに呼ばれて行かなくちゃならないんだ」とギコたちが言った
「それじゃ、先輩たち、さようなら」
「あー、それじゃな」とDが挨拶をしたのだ
「しかし、ギコが童貞とは・・・」とフーンが携帯の灰がらにタバコを入れた

「教授、ギコです。用件って何ですか?」と教授の部屋に入ったのだ
「ギコ君来たね。実はサークルの件だ」と教授が言った
ギコを呼び出した教授は髪は白いが体格のいいし、何より授業が分かりやすいと毎年多くの学生が取っている人気の授業を教えている人だ
「サークル、何ですか?」
ギコは天文学部に入っているのだ
「今日の新聞を見たかね?」
「はあ、少しは・・・」
「それじゃ、皆既月食のことは知っているかね?」と教授はコーヒーを飲みながら言った
「そういえば、新聞やテレビで言ってましたね。3週間後の日曜の夜に月食が見れれると」
「もしかして、月食を観察しろって言うことじゃないですよね?」
「そのもしかしてだ。兄者君には言ってある」
(ちょうど、その時何か用事があったような・・・・)とギコは記憶を探っていた
「何だ。用事でもあるような顔だな」と教授はコーヒーカップを机に置いた
「いえ、何もないです」
「そうか、なら誰か友達を連れてきなさい。そっちの方が楽しいだろうし」
「はい、分かりました」と言うとギコは教授の部屋から出た時に
「シツレイシマシタ」と隣の部屋からつーが出できたのだ
「てめー、つー!!おい、昨日のことよくも話しやがったな!!」
「ゲッ、ヤバイ!!ニゲロー!!」とつーは風のように逃げたのだ
「おい、待て!!」とギコも追っかけたが追いつかなかった
「くそ!!逃げられた!!」
実はつーはギコの近くにいたのだ
(ハハハハ、オレサマノアシニツイテキタノハイナイ)と座って思った時に1つの影が立った
「つー、見つけーた!今日天気いいな!!」とギコが仁王立ちで立っていたのだ
「ゲッ、ギコ!!」と逃げようとした時、襟を捕まれたのだ
「どこに行く気だ。お前と俺の仲だろう。それともお前がなんかし

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