モナー小説掲示板ログ保管庫@wiki(´∀`*)

ギコの旅 (藍)

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
           ~ギコの旅~


ここは、海の近くにある〔アスキ村〕という小さな村。
この村で、旅をしようとする青年がいた・・・

【第1章】〝旅立ち〟

眩しい朝日が村を照らし始めた頃、砂浜にギコが立っていた。

「やっと、やっと旅が出来るんだ・・・・」

ギコの夢は、別の国や街に行くことだった。
いろいろな人たちと出会い、景色を見る、
ギコの瞳は希望に満ちていた・・・・・

  ≪村≫

「ニダー長老、ギコは本当に行ってしまわれますよ。
せめて、皆で見送りましょう。」
「・・・・・・・そうしよう。よし!!
ギコが来る前に、皆を起こすニダ!?早速、準備するニダ!!」

そして朝、村の皆を静かに起こしてギコを見送る準備に取り掛かった。

  ≪村の出入り口≫

「それじゃあ、行ってきます。」
「気をつけて行ってくるニダ」

ギコは寂しそうな顔している村のみんなの中から、
ピンク色をした少女を呼んだ。

「しぃ、旅が無事終わって帰ってきたらお前に
どうしても伝えたい事がある。」
「私もよ、ギコ君。」

そのことを伝えると、1人静かに細い道を歩み出した・・・・・

【第2章】〝1つ目の街へ〟

ギコは、〔アスキ村〕を出て3つの山を越えた所にある街を目指していた。

「一体、いつになりゃ着くんだよぉ~・・・・」

ギコは2つ目の山を越えた所で、しゃがみ込んで
弱音の吐いていた。

ギコがたち上がろうとした時、山の間から街らしきものが見えた。

「おぉっ!!街だ、やった!?よし、もう少しだぁー!!!」

  ≪グリーン・タウン≫
 
「ゼーハーゼーハー・・・・・やっと、ハァ着いた。」

汗だくのギコはしばらく、街の入り口で休むことにして
街を囲む塀に寄りかかって、その場に座り込んだ。
西から吹いてくる風がギコの汗をみるみる乾かしていく。

{次回へ}

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー