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闇の世界‐光の世界 (タラコ)

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匿名ユーザー

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―ここは闇に染まった世界・・。

そこに一匹の青いAAが鏡の前に立っていた。

「何だ・・最近妙に気持ち悪いと思ったら光が増えているのか・・。
何人か始末しにいくか・・」

青いAAはボソッと言うと鏡に入り込んだ。

――人間界(ニンゲンッテイワナイカ…)―――
俺の名前はギコ。ごく普通の学生。

ギコは自転車に乗って高スピードでこいでいた。

「(しぃは居ないかな・・)」

ギコは「しぃ」という女子の事が好きだった。しかし片思い。

しばらくこいでると目の前にしぃが居た。

「しぃー」
ギコが言った。

「ん?あら、ギコ君じゃない。おはよ」
この少女がしぃ。ピンク色だ。

「おはようだゴルァ・・」

やっぱり緊張する。
二人は並んで歩いた。
しかし話す言葉が出てこない。

学校の間も話しかけようとしたが中々話しかけられなかった。

そして帰り・・。
ギコはバックに教科書等をつめていた。

「ギコ君。今日一緒に帰らない?」
しぃが言ってきた。言ってくるのはかなり珍しい事。
やはりギコは嬉しかった。

「おう」
ギコが答えた。

しばらく二人は歩いていた。今日はいつもより会話が続いた。

「ギコ君って好きな女の子居る?」
しぃがいきなり言ってきた。

「ゴ、ゴルァ!?急に・・ま、まぁ居るぞ」
ドキマギして答えた。

「ふーん。私も居るよ♪好きな男の子。」
しぃが言ってきた。

「そ、それって誰なんだゴルァ?」

「言えるわけないじゃない。」

ギコは常識というものをあまりしらなかったり・・。

ギコにとって今が一番幸せだった。しぃと話せて。その時・・。
空が黒く包まれまわりが真っ暗になった。

「!!?!?」

ワケがわからなく暗闇の中を進んで行った・・。

「しぃー!しぃーー!!」
しかし、しぃはいない。

しばらく進んでいるとそこにはしぃではなく、あの青いAAが居た。

「お、御前誰だゴルァ!?」

「ん?あの光についてたAAか?なら邪魔だから始末してやる」
その青いAAは言った。

「だから誰だゴルァ!!!!」

「おっと失礼。俺の名前はモララー。闇だ。」
急に闇とか光とか言われたギコは意味がわからなかった。

「闇というのはこの世界の反対側にある世界。光はここの世界だ。
しかし最近闇より光のAAの方が増えてきているんだ。
しかもこっちの世界は自分達が光だと気付いていない・・。
だから今、もっとも光のAA「しぃ」とかいう奴を始末しにきた。
しかし御前は光と闇の中間らしいな・・」
モララーが言った。

「な・・!しぃは!?しぃは何処にやったんだ!!」

「今闇の世界に送った。そのうち闇の世界の一番偉いお方に実験の材料にでもされるさ・・」
モララーはフッと笑うと消えようとした。

「おい!!しぃを助ける方法は・・!?」
しぃが・・しぃが死んじまう・・!!
ギコは必死に思った。

「・・・俺がそんな事教えると思うか?もう少し頭使え。
そおいう事だ。・・そんなに助けたいなら自力で頑張るんだな。」
そういうとモララーは行ってしまった。

「んな・・しぃ・・しぃ・・・!!」
その時ギコの体が光った。
ギコの手には青い武器があった(NCデハナイ)

「何だ・・この・・武器・・剣…?」
その武器の先には白いマルっこい奴がいた。

「御前・・誰だゴルァ?」

「僕はジサクジエン。君を守りにきたんだヨ。君のその剣は
闇と光の中間の者しか出せない剣なんだヨ。多分その武器で
闇の世界へいけるとおもうヨ。その剣は君に使いやすくして
あるから簡単につかえるヨ」

ジエンが言った。

「じゃ今すぐしぃを・・!!でも学校が・・」

「時間をとめていけばいいヨ」
ジエンは手から光を出した。

「これでとまったはずだヨ。僕もついてくヨ」

ギコは何で自分に武器が出来たか理解できなかった。

「あんた何者なんですか・・?おっと。俺はギコ」
ギコが聞くと

「僕は君みたいな武器を持つ者につく者なんだヨ。見方ってことだヨ」

「ふぅん・・・」
何だかよく解らなかったけどしぃを助ける事には変わりはないと思ったギコ。

「で、どうやって行くんだゴルァ」

「剣を一振りすればいけると思うヨ」
ジエンが言ったとおり剣を一振りした。そうするとギコとジエンは
光につつまれた。

――――・・・・・・・・・・・・・・・・。

「・・・・コ・・・・! ギ・・・・! コ・・・! ギコ! おきるんだヨ!」
ジエンの声にギコは目を覚ました。

「ん・・。ここは・・闇の世界なのかゴルァ・・?」

「そうだヨ」
闇の世界は光の世界にくらべて悲しみや犯罪、苦しみに埋もれた場所だった。

「何だ・・これは・・」
ギコは近くの花を見た。どうみても黒い。普通の花では無い。

そしてとても静かだった。闇の世界は沈黙におわれている。

「こんな不景気な所・・とっとと出ちまおうぜ」
ギコが言う。

「不景気とは失敬な・・」
ボソッとジエンが言った。

「な、何か言ったか?」

「な、何にもないョ。ささ。案内するから着いてきてヨ」
ジエンはそう言うと動きだした。

ギコには確かに聞こえた・・ジエンが「不景気だとは失敬な・・」と
言った言葉が・・・。

しばらくすると大きな城についた。

「ここが今、闇の世界で一番偉い・・大魔王が居る城だョ。
罠が沢山あると思うから気をつけるんだヨ」
ジエンが素早く言う。

「解ったゴルァ」
ギコが言うとジエンとギコは城に入っていった・・。

城の中は真っ暗。何も見えない。

「何も見えない・・ジエン!?何処にいるんだゴルァ!?」
ギコが叫ぶ。

「ギコのすぐ側だヨ!!」
ジエンも叫ぶ。

ギコは気がついて踏みつけそうになってたので吃驚した。

「これを使うんだョ」
ジエンがカンテラを渡してきた。

「有難う」
一応礼は言ったが・・いつの間にと思ったギコ。

ギコはカンテラをもって近くにあった階段に登った。

石の階段なのにミシッミシッと音を立てている。

「・・・ここ気味悪くないかゴルァ?」

「そんなこと無いって♪とってもいい場所じゃないかョ」
ジエンが謎の答えを返した。

「・・・?」

良く解らなかった。

・・・その時・・!

急に何か固い物がギコの頬をかすかに切った。

「・・・!?誰だ!」

ギコが叫んだ。

「誰も居ないみたいだヨ。」
ジエンが言う。

「・・でも確かに・・」
ギコの頬からは血が出ていた。

ギコとジエンは又階段を上り謎の部屋についた。

その部屋は当り一面ガラスだった。

「何だこれは・・」
しばらく絶句する。

「兎に角ガラスの部屋なんだろ。ホラ。為にあるじゃん。テレビとかで
こーいう部屋のガラスを割るとドアが出てくるとか・・」
ギコが言う。

「そこらのアニメと違うんだヨ。」
ジエンがそれを遮る。

「少し考えてみただけだよ。ジエンにはジョークが通じないなぁ・・ゴルァ」

ジエンはギコの言葉無視し、ガラスだらけの部屋をぐるぐる回っていた。

「ギコ。ここのガラス割ってみてョ」
ジエンが言う。

「わ、解ったゴルァ」

アニメと違うと言いながら何を言ってるんだ・・?ジエンは…。

とりあえずジエンの言うとおりそこのガラスを剣で割ってみた。

ガラスが割れる音がし、そこにはドアがあった。

「……!」
驚くギコ。まぁ無理は無い。

ジエンとギコはドアを開け入っていった。

入ると又部屋があり、あたり一面羽が飛び散っていた。

「羽・・・?」
ギコがそこら辺をほっつき歩いていると…

「ほぉ・・もう来たか」

何者かの声がした。

「だ、誰だョッ!」
ジエンが叫ぶ。

「まさか…この声…モララー!」

「その通りだ。チビと水色・・もう来たのか。」

そういうとモララーが姿を現した。

「チビじゃないョッ」

「水色じゃねぇギコだゴルァ!」

「まぁ何もともあれ・・御前等には死んでもらうッ!・・・と、その前に・・。
ジエン・・そろそろ正体を明かしたらどうだ?」
モララーが言う。

「ですね・・モララー様・・」
ジエンがそういうとジエンはギコから離れモララーの方へ行った。

そしてジエンからは黒いオーラが出されていた。

「・・・!? ジ、ジエン・・?」

いきなりで何がなんだか解らないギコ。

「解るか? 単刀直入に言うがジエンは闇だ。ジエンに御前のような「闇と光の真ん中」の奴につく。という風に嘘を言うようにしたのだ。
本当は俺の所につく奴なんだよ。ジエンは。」

モララーがあっさり言った。

「なっ・・・? じゃあ俺につくやt
ギコが言いかけた時・・

「ジエンが始末した。俺は何も命令してないがな。確か「ほっしゅ」だったな・・」

モララーが言った。

「そーいうことだよ。さぁ死ぬんだなギコ」

絶望の淵に立たされたギコ。ジエンには裏切られパートナーだったらしい


ほっしゅとかいう奴はジエンの手で始末された・・・。





―――――いったい―――――誰を信用すればいいんだ?


例え戦えたとしても精神的に来てたギコ。

剣をとろうとしないでずっとつったっていた。

その間にモララーが自分の武器を取り出しギコを刺そうとした。


その時・・ギコにささやかな声がした。


“ギコ君・・・! 負けないで・・・ギコ君・・・・! 私よ・・・。しぃよ・・・! お願い・・・! モララーとジサクジエンに負けないで・・! 意思をもって・・。


――――自分を信じて戦って・・・。

かすかだったがあれはしぃの声だ・・。そうだ・・・しぃを信じれば・・。

信じられる仲間が居る・・・。

ギコはさっと剣を取った。その剣には何か緑色の光が集っていた。

「(多分・・剣が強化したのかな)」

そう思うとギコは今迫ってくるモララーの方を向いて剣を出した。

「俺は・・御前には負けないぞゴルァ!」

ギコの剣とモララーの剣はぶつかった。

「「うぉおおおおおおおおおおおおおおお」」

二人(?)の激しい声が続く。ギコの体力が限界になってきた。

だがモララーはまだ元気だ。どうやらレベルが違うらしい。

「モララー様ッ! 頑張ってください!」

横からジエンがモララーを応援している。

「ジエンは黙ってろ。戦いの邪魔だ」

モララーがはっきり言うとジエンは黙り込んだ。

「さぁ、ギコ。御前はここで屍となるのだ・・!」

モララーが言うとモララーの背中から翼がはえた。

しかも六枚羽だ。(ナニソレ

「・・・! 羽・・?」
ギコが疑問に思うと。

「そうだ。一番レベルの高い者しかもつ事の出来ない六枚羽。

死ね! ギコ!」

モララーは素早い動作でギコの目をくらました。

そしてギコの腹の辺りを切った。

「う゛・・ッ・・・!」

ギコは倒れこんだ。

そしてモララーが近づいてきた。

「もう終わりか? 力の無い奴だ・・」

モララーはそういうと剣を振りかざして来た。

ギコは死ぬかと思い一瞬色んな事が頭をかけめぐった。

―――もう終わりか?

    ―――もうしぃには会えないのか?

―――家族にも・・ 


    ―――友達にも・・


――――誰にも会えないまま終わるのか・・・?


色んな事がかくめぐったせいかギコの中の力が動いた。

ギコの手には大きな・・・いや、自分の身長の何倍もある剣が握られていた。

ギコはその大剣でモララーの攻撃を防いだ。

「チィッ! 貴様如きに俺が負けてたまるか!」

モララーは暴言を吐き捨てるとギコにもう一度攻撃を仕掛けた。

さっきと同じようにギコとモララーの武器はぶつかり合った…が

モララーはギコの剣の力に飛ばされた。

「…!? 貴様・・・いつそんな力を・・・!」

「良くわかんねぇや。でもこの武器が御前を倒せる武器だという事は解ったゴルァ!」

モララーははっとし、ジエンのほうを見た。ジエンがかなり震えている。

「どうしたんだジエン!」

「モ…ラ…ラー…さ……ま…。あの…剣は…何かを…発しています…。
私の何かが…力が…吸い取られていき…」

言いかけた所でジエンは倒れ力尽きた。

「ふーん…この武器はどうやら御前等闇の力を吸い取るようみたいだな。ゴルァ…。モララー…俺は御前に勝つ!」

ギコはモララーを攻撃した。モララーは防いだが…モララーの剣は砕け、

ギコはモララーの背中を切りつけた。

「ぐぁッ…!」

モララーはその場に倒れこんだ。

「…モララー…しぃは何処にやったんだゴルァ」

「はっ…誰がそんな事教えるか。」

モララーは息切れが激しかった。

「その前に…俺は貴様を殺す…!」

「今たつと死ぬぞゴルァ!」

いくら敵とはいえ同じAA。心配になるのだ。

「敵の心配をしている暇が有るなら…早くここから出ろ…でないというなら俺が殺す…」

「モララーっ。いい加減にした方がいいぞゴルァ!御前が死んじまう」

ギコはまるでモララーを仲間のように心配した。

「仕方ない。教えてやろう。しぃの居る場所をな…。
だが…しぃが生きているかは補償出来ない。
それでも良いなら…な。しぃはこの城の一番最上階にいるぞ…。」

「有難うゴルァ。御前も気をつけろよ」

ギコがいうとモララーは少し笑みを浮かべた。

そしてギコは走った。最上階へ行く為に…。

最上階はものすごい風で今にも吹き飛ばされそうだった。

「キタカ」

誰かが言った。

「誰だ!? 魔王かゴルァ!」

「ソウサ。サッソクシンデモラオウジャナイカ」

魔王の声だけがして姿が見当たらない。

「姿を現せゴルァ!」

その時地面がものすごくゆれた。

「・・・・・!」

そして・・大きな何かが現れた。

ドラゴンか何か。兎に角大きい生き物が…。

でもギコは怖がらずに言った。

「御前が魔王かゴルァ!」

「ソウダ。ギコ…シネッ!」

魔王は大きな爪をギコに目掛けてきた。

「う・・・」

間一髪防いだ。が…ギコの剣が粉々に砕け散った。

「な…こんなのって有りかゴルァ・・・」

ギコはその場に崩れた。

「オマエモソンナニツヨクナイナ。仕方ない。御前の好きなしぃの事だけはオシエテヤロウ。

シィハナ。死んだ。殺したんだよ。コノオレガナ。」

その言葉を魔王が発した瞬間ギコは“これが真実なのか”と思った。

そして立ち上がり、こう魔王に言った。

「その言葉に嘘は無いだろうな…。」

「は。何を聞くかと思えば・・そんな事か。あぁ。嘘は無い。しぃは死んだ。

俺がコロシタ」

「じゃあ俺は御前を殺すゴルァ!」

ギコは剣を持ち魔王の所へ向かった。

体が何百倍も何千倍も差があったとしても、ギコは魔王を倒せる可能性を探した。

「おっと・・?ダガ。ブキノナイ,オマエハドウヤッテタタカウンダ。」

「こうやってだ。」

その時ギコの背中から羽が生えた。

そして手には青い、澄んだ色の武器が握られていた。
「ハネカ・・成程・・。トンデタタカウトイウノカ・・・」

魔王が言った。

「そういう事だ。魔王・・・しぃを殺ったなら、思う存分やるぞ」

ギコがいう。

いつものギコとは違かった。少し荒れている感じがかなりしたのだ。

「羽が生えたって武器がカワッタッテ貴様はキサマダ!シネッ」

魔王は爪を青白に光らせギコにつきつけてきた。

「こんな爪…もう少しマシな武器は無いのか?」
ギコはそういい、魔王の爪を剣で切った。

「!?ナゼダ・・・・ナゼワタシのツメをきれたぁぁぁああああああ」

魔王が叫んでいる。

「それはおめーはよぇからだよ。死ぬのは御前! 魔王だ!」

そうギコが言うギコは魔王の頭を剣で切った。

「うぐおぁあああああああああああ!」

魔王は倒れた。

「図体のわりには弱いな…。」

「ふ…ふは…ワタシはマケナイ・・。オマエヲコロスマデハナ!」

魔王は立ち上がり、ギコを踏み潰そうとした。

「力任せじゃ俺は倒せないぜゴルァ!」

ギコは魔王にしぃを殺された怒りを全て剣に向けた(ドウヤッテ

「魔王! 終わりだゴルァアア!」

「ぐ・・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

魔王はけたたましい声とともに散っていった。

その時・・しぃがいた。ギコはしぃの近くによってみた…が、

魔王のいうとおり、死んでしまっていた。

ギコは涙が無数零れ落ちた。

「しぃ…しぃ…大好きだったぞゴルァ・・・」

ギコはしぃを元の世界へ連れて行こうとした。が、ジエンが居なくなった為、

どうやって戻るか解らない。その時。

「俺が戻してやるからな」

この声は…と思い、振り返ったギコ。

「モララー! 生きてたのか!」

「勝手に殺すなよ。しぃ・・・だっけ。そいつを生き返らせる方法は有るぞ。」

「…?」

「俺を今有る力を全てこのしぃに入れるんだ。そうすれば生き返るからな」
モララーが言った。

「え・・?じゃあ、モララーは死んじまうんじゃゴルァ…?」

「勿論だ。だけど大丈夫。俺等闇の奴等は、又生き返るからな! あ、でも魔王は大丈夫。生き返らないから。何でかは知らないけどな。じゃあ、やるぞ…」
モララーが言った。

モララーはしぃに手をあて、何かボソボソ言った。

そしてしぃが光った。その途端モララーも光となって消えた。

しぃは目をゆっくりとあけ、ギコの方を向いた。

「ギコ・・・・君・・・・?」

「そうだゴルァ!」

「私…生きてるの? 死んでないよね?」

「ゴルァ! しぃは生きてるぞ!」

そしてしぃはギコに抱きついた。

「有難う…大好きだよ。ギコ君・・」

涙を流しながらこう言った。

「俺もだゴルァ」

そして、優しい光が二人を包んだ。

――――――――――――――――――――――――――

ギコは目を覚ました。そこはベットの上だった。

ギコは元の世界へ戻れたのだ。

「も、もしかして夢だったのかゴルァ…?」

でも、ギコが戦いの最中使っていた剣がベットの横においてあった。

夢では無いらしい。

「俺は・・・俺は戻れたのかゴルァ!」

その時。

「ギコー! 朝ご飯よ! 早くしなさーい!」

母さんの声がした。又、時間が動き出した・・・という事が良く解った。

「わかったー! 今行くぞゴルァー!」

そしてピンポーンというインターホンの音がしたのでギコはドアをあけた。

「ギコ君。おはよ」

しぃが居た。

「おはようだゴルァ。ちょっとまだ朝ごはん食ってないから待っててくれないかゴルァ?」

「うん。解った♪・・・前は有難うね。」

前とはギコがした冒険の事だと思う。

「別にいいんだぞゴルァ。」

ギコは顔を赤らめていった。





こうしてギコの冒険は終わった。




END

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