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ギコ

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
ーなぁなぁ、今日転校生が来るって話ししってるか??ー               ー知ってる。男の子でしょ。なんでこんな季節に・・・?ー AA高校の1年生の教室は、季節はずれの転校生の話で持ちきりだった。 「ガラッ」 前の扉があいた瞬間、教室はシン・と静まり返った。 「ギコ・ハニャーン君です。皆さん、仲良くしてあげてくださいね。」 教師のありきたりな説明に続いて、転校生が口をひらいた。 「ギコです。よろしくお願いします。」 なんとあっさりとしたあいさつ。でも、そのギコにはそれぐらいがちょうどよかった。 見た目が、派手すぎるのだ。 ギリギリまでこしパンした黒いズボン。胸元を開けたシャツ。キラッと光るシルバーアクセ。 銀のピアス。いかにも不良そうな黄色いAAがギコだった。 ゴクリ・皆が息を呑んだ。 ギコは指定された席、一番後ろの窓際の席に教室中のしせんをあびながらすわった。 (はぁ~転校初日はだるいんだよなぁ・・・)3回目の転校だったため、この空気にはなれていた。 3回、という転校の数、それは父親の転勤、などではなく・・・ 「ねぇねぇ、かっこよくない??」 「うんうん、いぃかんじ~」 「うわぁ~こえぇー!!」 「まさか転校って・・・」 そして休み時間、皆が      こわがってちかよらない中、ゆいいつよってきたのがいた。 「よう。俺はフサ。よろしくな!」茶色い、ふさふさしたAA。 「モナはモナーっていうモナ。よろしくモナ~」真っ白な、たれ目のAA。 「俺はモララーだ。よろしく。ギコ。」大人っぽい、青いAA。 「オレはつーだ!アヒャヒャ!!」赤い、両手にナイフをもった女、のAA。 そしてー    「しぃ」

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