「おお? 珍しい。兄者が読書しているなんて…」
「この超文学派で天才な俺が読書してるのが珍しいとはどういうことだ。」
「オイ…自画自賛し過ぎだぞ。兄者…」
「まあいい。みろ、この本を。イイ本だぞ♪」
弟者はその本を見て驚愕した。
「…せ、世界の中心で愛を叫ぶ…」
「どうだ?」
「少し遅れてないか。兄者…」
その通りだ。
「本は流行っている、流行っていないなどではない!!! 」
弟者の発言に怒る兄者。
「…じゃあどういう物なんだ…? 」
「目で見て、心で感じ、感動するものなのだ!!! 」
どこかのページからコピぺしてきたかのような言葉。
ていうか実際にコピぺ。どう考えたってコピぺ。それに固まる弟者。
「………」
「『助けてくださーい! 』あぁ…いつか俺もこんなセリフ言ってみたいな…」
完全にドリー夢している兄者にあきれる弟者。
…どどどどどどどどどどどど
めっちゃ怖い足音…
兄者もはっとして正気に戻る。
「………母者だぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!!!! 」
母者は部屋のドアを蹴破り、1枚の白い紙を出した。
「…??? 」
よく見ると、それは兄者の、0点のテストだった。
兄者から血の気がひいていく。
「た…助けて下さーい! 」
ドゴッ バリッ めきょ♪
ふんぎょおおおおおお~~~~~~~~~~!!!!!??
「兄者、言いたいセリフが言えたな。」
「言えて良かったが、今の俺は死にそうだ。」
「流石だな、兄者。」
しかし、力尽きた兄者は何も答えなかった。
END
「この超文学派で天才な俺が読書してるのが珍しいとはどういうことだ。」
「オイ…自画自賛し過ぎだぞ。兄者…」
「まあいい。みろ、この本を。イイ本だぞ♪」
弟者はその本を見て驚愕した。
「…せ、世界の中心で愛を叫ぶ…」
「どうだ?」
「少し遅れてないか。兄者…」
その通りだ。
「本は流行っている、流行っていないなどではない!!! 」
弟者の発言に怒る兄者。
「…じゃあどういう物なんだ…? 」
「目で見て、心で感じ、感動するものなのだ!!! 」
どこかのページからコピぺしてきたかのような言葉。
ていうか実際にコピぺ。どう考えたってコピぺ。それに固まる弟者。
「………」
「『助けてくださーい! 』あぁ…いつか俺もこんなセリフ言ってみたいな…」
完全にドリー夢している兄者にあきれる弟者。
…どどどどどどどどどどどど
めっちゃ怖い足音…
兄者もはっとして正気に戻る。
「………母者だぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!!!! 」
母者は部屋のドアを蹴破り、1枚の白い紙を出した。
「…??? 」
よく見ると、それは兄者の、0点のテストだった。
兄者から血の気がひいていく。
「た…助けて下さーい! 」
ドゴッ バリッ めきょ♪
ふんぎょおおおおおお~~~~~~~~~~!!!!!??
「兄者、言いたいセリフが言えたな。」
「言えて良かったが、今の俺は死にそうだ。」
「流石だな、兄者。」
しかし、力尽きた兄者は何も答えなかった。
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