月と光は共存しあっている
今でもそう
けど月は太陽が苦手で
光は夜が苦手
そんなことから始まった戦いがあった
闇の住人と
光の住人
その戦いを今再び始まろうとしていた
第一話~聖夜の教会~
「リーンゴーンリーンゴーン」
夜、教会の鐘が街に響いている。
するとちらほら雪が降ってきた。
教会の中で奇跡が起こった。
鐘が鳴り続ける夜、一人の少女が現れた。
猫であるが朱色をしていた。
ほっぺに小さい傷がある。
彼女はゆっくりと拝堂の中を落ちてゆく・・。
まるで何かが起きるような・・
彼女は眠っていた
鎖骨に石が埋まっている・・
それを見つけた街の住人は急いで家へと抱いていった・・
「チュンチュン」
小鳥の鳴き声が聞こえる・・
眼を開けてみると白い天井、薄い色のカーテン、窓から風か吹いてきた・・
「おきましたか?」
横を覗いてきた水色の猫がいた、眼はにっこりとしていた優しそうだった。
「あっ、そんなにおびえないで;;ぼくはタカラよろしくね。」
少女は何が起きたかわからずただ呆然としているだけだった。
「えっと・・あのぉ・・。」
少女は起き上がるとタカラという人に向かって話しかけた。
「わ、私はルナっていうんです・・ここは?」
ルナはおびえながらタカラに話しかけた。
「ここは2chシティだよ。昨日君はどうしてあんなとこに?」
「憶えていない・・記憶が・・私はどうしてここへ・・。」
「あ、無理に思い出さないほうが・・。」
すると扉の向こうで走る音がした・・だんだだん近づいてくる・・。
「おーいっタカラァ!昨日の奴・・ってそいつか!!」
猫とは違い茶色い毛が生えている猫だった。
ルナはビクついていた・・
「おいっフサ!!脅えているじゃないか!!」
「あぁ・・スマン・・てへっ。」
フサは手をおでこにぶつけてふざけていた。
「えっ・・あっ・・こ、こんにちは・・・.]