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天使と悪魔 (タラコ)

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匿名ユーザー

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 ある国には天使と悪魔が一緒に暮らしている国があった。

しかし悪魔と天使は昔から仲が悪いのに、無理矢理、天使も悪魔も一緒に住め。

と、「モナー」というこの国一番偉い方から命令が出たのだ。天使も悪魔も反発しては殺された。

今は逆らう者は誰も居ない。心の仲ではきっと天使も悪魔も「早くこいつ等と離れたい」こう思っているだろう。

悪魔と天使が一緒にかよう学校でも、悪魔と天使は喧嘩ばかり。時には誰か死んでしまう時もあるのだ。

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 私、しぃ。天使何だ。ほら、皆もしってのとおり今悪魔と天使は同じ国に一緒に住んでるよね?

でもね、私、悪魔は皆嫌いなんだ……。ある悪魔の父親に、私のお母さんとお父さんが殺されたんだ…。

何も悪い事してないのに……。どうしてこの世に悪魔何て存在するんだろうね。

私も解んないや。私今、悪魔と天使が一緒に通ってる学校に行ってるんだ。

でも皆口喧嘩ばっかり。酷い時は戦りあい何だ……。

皆宜しくね。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
おう。オレギコっつーんだ。宜しくな! ちなみにオレ悪魔! 

天使何かこの世からいなくなってほしいって思ってるぜ。

あんな平和主義な奴等いらねぇよな。そう思わねぇか? 

しかもオレ、今悪魔と天使が一緒に通ってる学校に行ってんだ。

つまんねぇよ。勉強勉強五月蝿い先生がいるしさぁ。

天使の奴等と喧嘩してる方がずっと面白いぜ。

これからも宜しくなっ! 
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
 しぃは朝ごはんを急いで食べ、誰も居ないのに「行ってきます」

と行ってドアを開けた。しぃの家は一軒家。だけどボロボロで綺麗な家では

無いのだ。お金もあまりなく、貧しい生活を過ごしていた。天使は

普通、金持ちなのだが……。

「おはよー! レモナちゃん」

「おはよ。ねぇ昨日の宿題やってきた?」

レモナというのは天使。しぃの大親友なのだ。

「あ、私はやってきたよ」

二人が喋りながら歩いていた。その時……。

「ちょっとどきなさいよ。あんた等何か学校に来なくて良いのよ?」

今話しかけてきたのが悪魔だ―――

ゴチャゴチャ五月蝿いんですよ。毎日……。

しぃは独りで何か色々考えていた。

「ここは貴方の場所じゃ無いでしょ?」

レモナが言った。

「あ? うざいんだよっ!」

その悪魔はレモナを蹴飛ばし行ってしまった。

「レモナ……余計な事言わなければ……」

しぃがレモナの方を見て言った。

「だってこのままじゃ悔しいじゃない……しぃもそう思わない?」

「私は―――……別に―――」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

私とレモナは教室へ入った。いつもと同じ、悪魔と天使は喧嘩をしていた。

どうして喧嘩ばっかするんだろうね……争いは良い結果をうまないのに……。

しぃは椅子に座ろうとした。しかし椅子が無い。又悪魔に盗られたんだろう。

悪戯好きで人の気持ちも考えない悪魔何て―――この世から消え去れば良いのに。

しぃは毎日こればかり考えていた。そして次の日……。

しぃはいつも通りレモナと一緒に教室へ入った。

しぃとレモナの周りには悪魔達が並んだ。

「な、何よ……」

レモナが言った。

「あんた達さぁ……悪魔と天使が仲良くなってほしいとか、悪魔が消えてほしいとかそう思ってるんでしょ?特にそのピンクの」

きた……悪魔がデタラメを言う……。

「私そんな事一つも―――……」

「そんな事誤魔化せないわよ? ギコさんがそう言ってるんだから」

ギコ……って誰だっけ。あ、そうそうあの水色の悪魔か……。

そうするとギコが出てきた。

「御前さぁ……しぃとか言ったっけゴルァ。何かいっつもすましててムカツくんだよなゴルァ」

ギコはそう言うとしぃを蹴飛ばした。他の悪魔達も高笑いしている。

「天使何て死んじまえば良いんだよゴルァ」

そう言うと行ってしまった。

レモナが近づいてきて倒れているしぃの方を向いて、

「あんた……馬鹿? 何馬鹿みたいな事してんの? あんたみたいなのと友達にならなければ良かった」

レモナがしぃにこう言った。いきなりだった。いきなりすぎて意味が解らなかった。周りを見ると悪魔達がクスクス笑っている。

きっとレモナに魔法をかけたんだ……。これも勝手にデマを流したギコとかいう奴のせい……。

しぃは思った。次の日も、学校にかよった。独りで……。

教室へ入ると天使の人達もこう言ってきた。

「消えろ」

「うざい」

「あんた最低」

「御前に生きる価値何て無い」

言われても反発しないで黙ってた。そしたら日に日にエスカレートしてきた。

私は何も悪い事してないのに……。これも全てあのギコとか言う奴のせいだ……。

私が人の物を盗んだとか、人を虐めたとか、すごい、いい加減なデマばっか

人に言い触らしたから……。

明日は学校休みだ。良かった……。

しぃはホッと胸を撫で下ろすと明日は何をしようか考え始めた。

そうだ……お母さんとお父さんのお墓参りに行こう……。

次の日、しぃは墓に置く花と線香を用意し、墓に出かけた。

しぃはすぐに墓に着いた。羽があるから電車何か使わなくても飛んで行けるのだ。

しぃのお母さんとお父さんの骨は一緒に埋めてあるのだ。

そして線香に火をつけ、置いた。そして花を置いた。

「(父さん、母さん。私、今学校で虐められてるんだ。何もしてないのに……。でも独りでも頑張るよ)」

そう思い、墓から帰ろうとした。その時……。

別の墓の方に水色の猫が居た。しぃはその水色の猫を良く見てみるとギコだった。

「!?」

しぃはすぐに自分の父親と母親の墓に隠れた。見つかったら殺される気がしたのだ。

上を向いたら影が見えた。きっとギコだ。

「(もうダメだ……)」

しぃは思った。

「おい……御前……」

ギコが話しかけてきた。

しぃは吃驚しながら

「な、何よ……」

と、言い返した。

「こんな所で何してんだゴルァ」

「はッ? 見て解んない? お墓参りよ。そんなあんたこそ此処に何のよう?」

しぃは少し強く言った。

「霊と喋ってんだ。オレ、毎日此処に来てんだぜ。色んな霊と喋れて楽しいぜ。毎日がな」

「流石悪魔ね。霊と喋れるなんて勇気が有るわ。」

しぃは少し呆れて言った。

「そうか~? 人間共は怖がってるけど本当は良い奴等ばかり何だぜ?霊って。悪霊は論外だが」

「と、いうか……悪魔って悪戯ばっかよね。あんただって私が悪い事したってデマ流して……」

しぃは本音が出た。

「俺等悪魔はそうなんだよ。天使と悪魔がとっとと離れるようにしてくれないかなゴルァ。あのモナーは何してんだか……あのモナーは逆らうと殺すし自分ではなんにもしないで無理に天使と悪魔を同じ国に住ませやがって」

「本当そうよね……国民の事を考えるのがあのモナーの役目なのに。」

しぃは一瞬「アレ?」と思った。なんだかギコと話していて楽しいのだ。

「天使は悪魔の事極度に嫌ってるみたいだけど、本当は悪魔にだって良い所がいっぱい有るんだぞゴルァ」

「えー。本当かなぁ。いつも悪戯ばっかしてるようにしか見えないけど……私には……。まぁ……みかけだけとは限らないけどね。」

なんとなく納得して言ってみた。確かにギコと喋っていて楽しいし、悪戯ばかりしている人達では無さそうなのだ。

「じゃ、オレは此処で帰るぞゴルァ」

「ん。解った」

ギコとしぃは帰った。そして次の日。

しぃは虐めを受けなかった。きっとギコが指令をやめたのだろう。

しかしレモナの様子は一向に変わらない。しぃを睨んでいる。

悪魔達はギコにこう言った。

「今日はあの薄汚いピンクをいじめねぇのか?」

「そうですよー。私楽しみにしてたのにー」

悪魔達は次々に言った。しかしギコは

「別に……」

と、呆気なく言うだけであった。昨日のが影響したのだろうか。

と、考えたしぃだった。しかし次の日……。

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