太陽界と月界 (水鳥) - モナー小説掲示板ログ保管庫@wiki（´∀｀*）

～～～～～～～～～～プロローグ～～～～～～～～～～～～～～～～
ー私は、太陽からきている。ー
ー僕は、月からきている。ー
・・・なのに
私と僕は
みんなと違う。
～～～～～～～～～～太陽界と月界～～～～～～～～～～～～～
太陽界と月界はなかよし星だった。
なのに
月界人死ね
太陽人逝け
月界人臭い
太陽人フケツ
学校は、言い争っていた。
太陽界の者は、体を傷つけてー
月界界の者は、心を傷つけてー
でも争わない太陽人・月界人がいた。
しぃとモララー。
しぃは、太陽人。
モララーは、月界人。
～～～～～～～～～～夜～～～～～～～～～～～～
太陽界は、夜になった。
太陽人は、グーグー・クークー眠っている。
その頃、月界人は、陽気に遊んでいる。
じつは、月界人は、夜に遊ぶ。
学校は、日の光が当たらぬように、帽子をかぶる。
「夜は、楽しいねえｗ」
「うんうんｗ太陽人も昼間に遊ぶなんて、ありえなーい」
モララーは、太陽界の方を向いた。
「太陽界って、楽しいかな？」
そっとつぶやいた。
「そんなわけねえだろう？」
ギコがやって来た。
「あ、ギコ。なんで？」
モララーが聞いた。
「あのな、太陽界は、帽子をかぶっても太陽の光が身にしみる。
死にそうなくらいだ」
「・・・・死ぬ？」
モララーは、真っ青になった。
「そんなに怖いの？」
「まあな。じいちゃんが、話してくれた。
じいちゃんは、ほんとに死んじゃったけどな」
モララーは、泣き顔になって、走り出した。
「信じないからなッ！信じないからなッ！！」
と叫びながら・・・。