クロガネ全話ダイジェスト4.5


21本目 「もういい」


200 : 名無しさんの次レスにご期待下さい : 2012/02/04(土) 10:24:03.55 ID:0r5lEq7z0
モジャ「試合って 俺と・・・ メガネェ!?」

21本目 もういい
アオリ:メガネvsモジャ!! 監督の意図とは一体・・・!?
+ ...
メガネ「僕・・・ですか?」
モジャ「おい ふざけんな メガネはヘロヘロの初心者だぜ!?」
メガネ「うっ」(ぐさっ)
モジャ「トンガリとやらせろトンガリと!!」とクラウドを指名するモジャ
メガネ「そうだ・・・ なんで僕と  アオハルはあんなに運動神経よくて
    経験者なのに・・・」
と、いつものように言えばいいことを言わずに回りに流されるメガネ・
ご隠居「・・・いーや お前らはちょうどいい相手だよ」 モジャ?「!?」
ご隠居「この試合でわかるだろうよ この一週間・・・何をやってきたかな」
メガネ「・・・一週間って・・・すり足しかしてないんだけど・・・!?」
モジャ「フンッ たかが一週間のすり足で何か変わるかよ! まー試合できんなら何でもいーわ」
モジャ「ツバメさん・・・俺が勝つとこ見ててください!!!」
ババ「?」
ドン!と防具を付け対峙する二人。
ババ「二人ともがんばってーーっ!!」
アフロ「チッ 何でオレ達があんな不良ボーズのために・・・」
キノコ「まぁまぁ 一応監督の親戚だし・・・」  なんとキノコ久しぶりの出番!
二人してホワイトボードを準備か片付けている。
(というか準備するにしても何に使うの?片付けるにしても何に使ってたの?)
クラウド「やってしまえメガネ」 メガネ「え!? あ・・・」
クラウド「できるだけボコボコにだ」 メガネ「・・・(汗)」
誰か「おお!?」 メガネ「!!」
モジャ「ハハハハハハハハハハハハーッ!! この剣が見えるかーっ!!」
と竹刀をブンブン意味もなく振り回すモジャ
ヒゲ「すっ凄い竹刀裁きっス!!」
キノコ「でも何の意味もない!!」
アフロ「バカだ」
おお生きてたかお前ら。
ババ「すごーい江花くん!」 とキラキラしてるババパン
モジャ(やった!)
    (フフフわりぃなヒロト・・・! 今日はツバメさんに俺の雄姿を見せる
     踏み台になってもらうぜ・・・!)
メガネ(やっぱりすごいなーアオハル・・・  ・・・見えるけど)
さらっと嫌味を言うメガネ。
メガネ(・・・竹刀を握れるのは一週間ぶり・・・)
と頬を赤らめて微笑むメガネ。すり足練習で握ってた気がするけど
剣道暦二週間の彼にはさぞ感慨深いんだろう。
モ(・・・へっ 少しずつ「剣士」になってきやがったな)
鼻傷「五分間の三本勝負 いいな!」 モジャ「ニッ」
鼻傷「始めっ!!」
モジャ「しゃおらーーーーー!! 行くぞヒロト!」
と、変な構え(トンボに似てるけどもっと変)のモジャ
鼻傷「構えも何もあったもんじゃないですね・・・」
ご隠居「あいつァ昔からああだ この一週間何してやがった」
と、さらりと過去の自分の指導力のなさを暴露するご隠居。お前が何をしてたんだ。
アフロ「おお!メガネのやつ左右(おそらく左右の足捌きのことかと)を使い出したぞ!」
キノコ「動きが剣道っぽくなってきたね」
モ(構えを覚えて重心が安定したからだ 以前よりなめらかに動けてる」
メガネ(体が軽い・・・! 足に意識がいかない分前より・・・)
モジャ「おおおおおっ!!」となーんにも考えずに変な振りかぶり方して打ちかかるモジャ
メガネ(見える)
パンッ


201 : 名無しさんの次レスにご期待下さい : 2012/02/04(土) 10:24:35.40 ID:0r5lEq7z0
あっさりと右片手で抜き胴を入れるメガネ。そりゃあんだけ大げさに振りかぶればねぇ・・・
モジャ「は?」
由なんとかさん(髪型から予想)「胴アリィーーーーーッ!」
メガネ(あ・・・当たったーーーーっ!?」
モジャ(ぬ 抜き胴~~~!?)
ババ「黒鉄くんすごーい!!」との言葉にガーンとショックを受けるモジャ
モジャ「フ・・・フフ・・・ 初心者と思って油断したぜヒロト まさかもう返し技まで覚えてるとはな・・・」
メガネ(それしか覚えてないんだけどね(汗))とまるで返し技を練習したかのように返すメガネ。
モジャ「だが・・・  あえて突っ込む!!」
とすり足以前にダッシュするモジャ
誰か「何で!? バカか!?」
モジャ「正面から突っ込んだ方が カッコイイから!!」
クラウドアフロキノコ(バカだ!!)
と、大降りでメガネの竹刀を打つモジャ。
メガネ(構えを崩された!!) モジャ「これで返せねーだろ!!」
ご隠居「払い技・・・! 意外と理に適ってるな・・・)カンはいいと感心するご隠居。
でも・・・これは払い技といえるんだろうか・・・
メガネ(これじゃ避けるのが精一杯・・・!)
目の前に迫る竹刀を後ろに体を反らせて対応するメガネ
モジャ「うおおおお!!」とさらに体を伸ばすモジャ
メガネ(まだ伸びる!?) モ(バネが・・・!)
  o
   \
    >\ これくらい体をそらして避けきるメガネ。どこのマトリックスですか。
モジャ「よく避けたな! でもこっからもう一発いったらどうだ!?」
メガネ(連続技!? この体勢じゃ 避けられないっ!!」
と、なぜか無事姿勢を立て直せたメガネ
ご隠居「!!」にやりとするご隠居
メガネ(姿勢が・・・戻った・・・!?)
モ(”継ぎ足”(進行方向と逆側の足をひきつける動作)!!)
  (この一週間繰り返したすり足の基本中の基本・・・)
  (以前なら崩れっぱなしだった姿勢から 無意識に右足を引きつけて体勢を立て直した!)
  (一週間のすり足地獄が足の反応を反射に変えた!)
モジャ(ウソだろ!? たった一週間で・・・)
「必ず追いつくから・・・っ!」とアピールしていたメガネを思い出すモジャ
モ「本気の時間ってのは・・・いつだって人の想像を超えるもんさ」
と、先週あたりに出ていた「剣道をやった時間がどーたら」という設定を
さらりと設定返しするモッピー
メガネ(この体勢からならー・・・)「やああああっ!!」
下がりながら小手を入れるメガネ。なにやら前のコマとの体勢に連続性がないけどまあいいさ!
誰か「小手アリィッ!!」 メガネ「あ・・・」
モ「初勝利ーーーー!!」と涙を流して喜ぶモッピー
ババ「すごい黒鉄くんっ!!」
モジャ(この俺が・・・ 二本(ストレート)負け・・・!?」
ババ「おめでとう黒鉄くんっ!!」と手を握って好き好きアピールをするババパン
それを見て変な顔でショックを受けるモジャ


202 : 名無しさんの次レスにご期待下さい : 2012/02/04(土) 10:24:58.10 ID:0r5lEq7z0
ご隠居「・・・わかったか青春」
    「どんなにお前の運動神経がよくても 剣道の動きは他のスポーツと違いすぎる」
    「基礎を覚えなければ宝の持ち腐れなんだ」
    「”構え””すり足””素振り”・・・この辺の基礎を覚えて初めて・・・」
    「運動神経は”剣道の運動神経として使える」
と、モジャを諭すそういうことを何一つ教えず練習試合に素人を出した指導者。
ご隠居「それができりゃあお前はかなり・・・  ん?」
こつぜんと消えるモジャ
誰か「帰りました・・・(汗)」 ご隠居「あのガキャア」
ご隠居「自分の思い通りにならねーとすぐバックれる・・・」
    「チッ 改心したとか言って全然成長してねーじゃねーか」
鼻傷「・・・どうしますか?」
ご隠居「ほっとけ!どーせすぐやめると思ってた」
鼻傷「しかし・・・ 彼は中学高校とケンカで問題を起こしているのでしょう?」
   「もし彼が今ヤケでも起こして―」
   「”剣道部員”として問題を起こしたら 大会出場も危ういのでは・・・?」
すでに校門まで来て、他の生徒にナンダコラと言っているモジャ
隠居「・・・」
アフロ「・・・バカだからありえるぞ」
隠居「追えぇい!!」
誰か「どこまでも迷惑な一年だなオイ!」 ババ「江花くんケンカはダメーー!!」
メガネ「まっ・・・待ってください!!」
誰か「メガネ!?」
メガネ「ぼ・・・僕が追います・・・!!  友達なのでっ!」
一刻を争う状況で、部の危機より友達(笑)を取るメガネ。友情だなっ!!

~どこかの路地裏~
モジャ(どーにも上手くいかねー・・・くそっツバメさんの前で恥さらしちまった
    (ヒロトもヒロトだ ツバメさんとベタベタしやがって・・・!!)
ぺり・・・と絆創膏がはがれる
モジャ(・・・いいじゃねーか 剣道なんて・・・)

~モジャ回想(おそらく中学時代)~
モジャ「剣道部ゥ?」
A男「う・・・うんっ・・・あの 隠居道場で剣道やってるって聞いたから・・・」
B助「一緒に剣道部入らない?」
モジャ「やだよめんどくせぇ」
A男「え・・・江花くんて体育でもすごい運動神経いいしさ?」
B助「君が入ってくれたら絶対いいとこいけるよ!」
モジャ「ふーん・・・ ま  ちょっとだけならいいぜ」
B助「ほんと!?」 モジャ「あー この天才に任せとけ」
B助「ホラやっぱり 実はいい人なんだって! 俺こないだ野良猫なでてるの見たもん」
モジャ「・・・おい」
モジャ「チッ しゃーねーな」とまんざらでもない表情のモジャ

~しばらく経ったある日~
B助「すげー 江花くん! 一年なのにレギュラーだよ!!」
部員のみんなといい感じのモジャ 部員はいい奴らだった模様

~隠居道場~
ご隠居「おい聞いたぜアオハル 部活入ったらしいじゃねーか」
モジャ「うっせー」
ご隠居「まー初心者だらけの中学レベルなら押し勝てるだろうが・・・」
    「高校行ったら通用しねーぞ 基礎やれ基礎」
モジャ「フン」 と逃げ出すモジャ
ご隠居「あっ おい!!」
    (まっ・・・最近ケンカもしてねーみてぇだし いいか)


203 : 名無しさんの次レスにご期待下さい : 2012/02/04(土) 10:25:32.90 ID:0r5lEq7z0
~関東中学生 剣道大会東京予選会場~
誰か「おおー三中が勝ったぞ!?」
誰か「とんだ番狂わせだなアリャ」
C郎「すごいよ ウチがこんなに勝てるなんて!!」
A男「あと一勝でベスト8だよ これも江花くんのおかげだよー」
モジャ「よしとけっつーの」
あれ剣道団体戦って一人が強くても・・・いやなんでもない
C郎「あれ そういや三田(B助)は?」 A男「さあ?」
角男(顔が四角いので)「てめぇどこ見て歩いてんだコラァ!!」
三田(B助)「す すいません!」
モジャ「三田!?」
三田「あ・・・助けて江花くん!」
角男「おーー てめーらんとこの奴か」
   「コイツが突然ぶつかってきやがってよ」
   「高ぇ胴が汚れちまったじゃねーか! どーしてくれんだ20万もすんだぞこれ!」
三田「ちがうよ僕は普通に・・・」
A男「ちくしょう アイツ・・・」
モジャ「言いがかりはよせよアンポンタン どーせその胴一万くらいだろ?」
角男「なっ・・・」
モジャ「ホレ 侘びに百円やるからジュースでも買えよ!な!」
「あ゙あ!?」とキレつつも百円はしっかり受け取る角男
角男「てめぇっ!!」と胸倉を掴んで殴りかかる角男
誰か「江花くん!」
にやりと笑って角男を蹴り飛ばすモジャ。
角男「へぶ!!」
モジャ「フン」
A男「ははは いいぞ江花くん!」と煽るA男
誰か「ま・・・まずくない?」
モジャ「向こうからふっかけてきたんじゃねーか 見てただろ?」
誰か「それはそうだけど・・・」
誰か「先生こっちです!!」
角男「いてぇーーーーっ!!」
   「あいつが思いっきり蹴ってきたんだ! いてェよ~~~っ」
と白々しく痛がる角男
先生「おい ホントかねキミ!!」
モジャ「あァ? ちげーよ そっちが先に手ェ出したんだ!」
先生「話は後で聞くから顧問の先生を・・・」
モジャ「おい!」
ニヤと笑う角男
モジャ「てめ・・・」キレるモジャ
モジャ「わざとだなコノヤロ・・・!!」と角男に殴りかかるモジャ
先生「おいキミやめないか おい!!」
誰か「江花くん!!」


204 : 名無しさんの次レスにご期待下さい : 2012/02/04(土) 10:26:16.55 ID:0r5lEq7z0]
~大会後~
出場停止処分の書類が届く三中剣道部
バキ と竹刀で殴られるモジャ(※竹刀は人を殴るものではありません)
先輩「おめーにとっちゃお遊びかもしれねーが 俺達三年は最後の大会だったんだよ!」
   「どーしてくれんだ!!」
モジャ「だから言ってんだろ! 向こうが先に手ェ出してきたんだ!!」
先輩「言い訳してんじゃねえ!現にウチは出場停止になったんだ!」
モジャ「オイおめーらも何とか言ってくれよ! 俺ァ三田が絡まれてたから・・・」
一年ら「!!」
先輩「本当か一年ん!? こんな奴入れたのはてめーらだろうが!」
A男「・・・あ そのっ」 お互いに顔を見合わせる一年たち
三田「え・・・ 江花くんが・・・勝手に・・・  僕は大丈夫だって言ったんですけど・・・」
モジャ「なっ・・・」
誰か「そっ・・・そうです!僕も止めたんですけど・・・」
誰か「なのにアイツが勝手に・・・ 僕達は関係ないんです!!」
モジャ「おい・・・?」
すげー江花くん! 助けて江花くん!という言葉が浮かぶモジャ
先輩「だ・・・そうだが?」
悔しそうに唇を噛むモジャ
モジャ「・・・もういい」
先輩「何がもういいだ! こっちの話はまだーーー」とまた竹刀で殴ろうとする先輩
モジャ「もういいっつってんだよ てめーらも・・・剣道も」
と涙を流して振り下ろされた竹刀を掴むモジャ バキっと折られる竹刀

~現在~
モジャ(・・・チッ やな事思い出しちまった ・・・まー今となっちゃどうでもいいが・・・)
と、どうでもよくなさそうなモジャ。
ギュ と絆創膏を貼り直すモジャ・・・と
不良「ヒャハハ なんだその格好!」 モジャ「!」
不良「エバナァ!! 一週間前の借りを返しに来たぜ  今度は・・・」
不良「倍に増やしてな」
とりあえず20人くらいずらーっと並ぶ不良たち
路地裏にいたはずだけど細かいことは(ry
モジャ「・・・おーーー いいとこに来たな ・・・ちょうどムカムカしてたところだ」

アオリ:出場停止へのカウントダウン・・・!? 次号、センターカラー!!

巻末コメ:カラー入稿前にペンタブが故障。三時間かけて大学の友人に借りに行きました<春人>







22本目 「スキキライ」

388 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/11(土) 08:48:58.72 ID:mYVaAJhT0
表紙メガネモジャの冬服とクラウド(コミックス表紙的な意味で)

誰にも負けねえ桜もある!!
桜夏ボーイズここに見参!!

22本目 スキキライ
+ ...
路地裏で包囲されるモジャ  ・・・ん?路地裏にしては・・・
不良ボス「こないだはいいようにやられたが・・・今日はちげェぞエバナ・・・!」
   「ここらででけぇ顔すると ウチが黙ってねぇってことをよーく・・・」
モジャ「・・・いいからこいよ」と人差し指をくいっとして挑発する
不良ボス「やれぇーーーーっ!!」
バキッ

~一方メガネ~
メガネ「アオハルーーーっ!」
    (ここにもいない・・・アオハル・・・)
BBP「どう クロガネくん!?」 メガネ「ツバメさん・・・ いやこっちには・・・」
あれ?先週のラストでは自分ひとりで行くとか言ってなかったっけ?
BBP「! そうだ」 メガネ「?」
BBP「私・・・前に帰り道でエバナくんを見たことあるの」 メガネ「!」
BBP「もしかしたら・・・  クロガネくん こっち!!」
不良「おおおーーーーーっ!」と多分鉄パイプで殴りかかる不良
モジャ、ひょいっとかわして不良二人が相打ちになる。
不良「うわコラ押すな! せめえよ!」 「何やってやがる!」
路地裏の狭さに多人数の不良たちはまともに動けない

メガネ「聞こえたよね!?」 BBP「うん 騒いでる声がーーー・・・」
ってなんでお前らこの場所が解るんだよ おかしいだろ。
BBP「まさかもうケンカしてるんじゃ」 メガネ「そんな・・・アオハルは・・・」
メガネ(いたっ!) メガネ(もうケンカしてるーーーー!!)
BBP「エバ・・・」 メガネ「待って!」とBBPの口を塞ぐ
メガネ「よく見て」
不良のパンチを避けるモジャ。殴り返そうとして、「エバナくんが勝手に・・・」の言葉を思い出し
手を止める
不良「オラァッ!」 モジャ「チッ」と、不良の一撃を避けるモジャ
モジャ(くそっ・・・もう関係ねぇのに・・・ ぶっとばしてぇのに・・・ なんでーーー」
それはこっちが聞きたいよモジャ
メガネ「アオハルはまだ手を出していないよ・・・!!」
最初から見てないのにそう判断するメガネ。こいつ・・・目が・・・
メガネ「アオハルーーーー!!」
さっきBBPが呼びかけようとして止めたメガネが声をかける。
その声に振り向くモジャ
モジャ(ヒロト!? と・・・BBP!!! 追いかけてきてくれたんだ・・・!!)
とにやけるモジャ。が、はっと何かに気付き
モジャ「チッ しらねーなぁ 誰だおめーら!! 俺のケンカだ!関係ねーやつは帰りな!」
メガネ「関係なくないっ!! 友達だろ!?」
とモジャの気を引く。その隙を突いて
不良(今だ!) BBP「エバナ君!」
メガネと不良の絶妙な連携でモジャの背中に鉄パイプの一撃が。
不良ボス「へっへっ・・・ そーyふーことかい」
   「その格好も 手ェださねーのも 合点がいったぜ」
   「らしくねーじゃねーか アオハルくん 部活に入って友達ごっこなんてよォ・・・」
モジャ「やめろ」と、不良二人に腕をつかまれている
メガネとBBPが不良たちに囲まれる。ほんとおまえら何しに来たんだ


389 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/11(土) 08:49:43.68 ID:mYVaAJhT0
メガネ「いたたたたっ!!!」
後ろ手に捻られるメガネ
BBP「やっ・・・ちょっと変なところさわらないで!」
BBPも捕まる。触られたらしいが、めくってもないのにケツが見えてるスカートなんぞはいてるから…
(というくらい短いスカート・・・らしき物体をはいています)
不良ボス「天下のエバナも出場停止が怖いってわけだ だったらその友達(ダチ)ごとつぶしてやるよ!」
モジャ「・・・やめろ!!」
不良ボス「コイツなんかいじめがいありそーじゃねーか」
とBBPに近寄る不良ボス
不良ボス「アイツによく見えるよーにやってやれ!」 不良「ヘヘ・・・」
やった!今夏には薄い本が!!と池沢くんが喜んだかどうかはわからないが、
それを阻止すべくモジャが不良を振りほどく
モジャ「あああああ!!」
鉄パイプのスイングを両腕をクロスして受け止めるモジャ
なぜかBBPは腕を放され開放されている。なにやってんだ不良!
モジャ「手ェ出すなって 言ってんだろ・・・!!」
ニヤリと笑うモジャに、たじろぐ不良ボス
ボス「い・・・いきがってんじゃねぇ・・・!」
  「ビビって手も出せねーくせに・・・!!」
  「もういいお前ら!! コイツからやっちまえ!!」
モジャがやられる!という刹那、
テレポでどこからともなく現れたクラウドの竹刀の一撃にやられる不良二人
(※路地裏は不良同士がぶつかるくらいひしめいているはずです)
モジャ「トンガリ!?」
クラウド「・・・  ああ  ・・・素振りをしてたら・・・ 当たっちまった」
どーんとしらじらしいことを言うクラウド。そんなことよりどこから沸いてきたんだ
モジャ「っ・・・!?バカかてめー!? 何のために俺がガマンを・・・」
クラウド「ガマン?」 ハッ!?と口を押さえるモジャ
メガネ(・・・やっぱりアオハルは 剣道部のために・・・!!)
クラウド「お前が何をビビって手ェださねーかなんて 俺には関係ない」
     「ただこの剣・・・ もう少し素振りしないと収まらん」
その言葉にビビる不良。
モジャ「チ・・・ てめー人のこと言えねぇバカヤローだぜ」
二人背中を合わせて不良に対して構える
モジャ「誰がビビってるってェ!?」 クラウド「ムリするな 寝てろ」
モジャ「足ひっぱんなよ トンガリ!!」 クラウド「お前がな」
不良「な・・・何だコイツら!! やれーーーーっ!!」

~RAKUCHOU~

モジャ「・・・で」  死屍累々な不良たち
モジャ「どーすんだよコレ・・・」
モジャの背後、少し離れたところでブンブンと素振りをしているクラウド
不良ボス「くくっ・・・ 派手にやってくれたな・・・ こりゃタダじゃすまねぇぜ」
メガネBBP「!!」  ・・・あ、いたんだ
不良ボス「出場停止か?停学か? 最悪廃部になるかもな・・・グフフ・・・」
メガネ「・・・」と悔しそうなメガネ。なにもしてなかったけどな!
モジャ「ならねーよ」
モジャ「俺ァもう剣道部じゃねーーー」 メガネ「!?」
モジャ「そいつらも別に友達でも何でもねーよ」
    「・・・俺一人また停学になって それで終わりだ」


390 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/11(土) 08:50:18.67 ID:mYVaAJhT0
メガネ「何だよさっきから!! 関係ない関係ないって・・・」
何もしてなかったメガネがモジャを一喝する!
BBP「クロガネくん・・・!?」 人質になっただけのBBPが心配そうにする
メガネ「全部一人で何とかしようとして・・・ カッコつけるなよ!」
モジャ一人におまかせしていたメガネが、モジャの肩を掴んで言う。
モジャ「なっ・・・そんなんじゃねーよ!」
    「ムシャクシャしたからケンカしただけだ お前らには関係ねーだろ!!」
メガネ「じゃあ何で手を出してなかったんだ!」 モジャ「・・・!!」
メガネ「剣道部を守るためにガマンしてたんだろ!?」
メガネ「だったら・・・」
    「だったら僕たちにも守らせろよ!! 仲間だろ!?」
ただモジャに隙を作って怪我をさせただけで他に何もしなかったメガネが
モジャに心からの叫びをぶつける!
モジャ「ヒロト・・・」

モジャの脳裏に、中学のときの言葉がよぎる
「エバナくんが勝手に・・・」「そ・・・そうです!」「僕達は関係ない!!」
唇を噛むモジャ。
もう、彼をほっとくような仲間はいない。今居るのは横槍入れて怪我させて傍観する仲間だけだ!
クラウド「・・・俺は別にそのバカがどーなろうと関係ないが・・・ ケンカってのは何のことだ?」
ボス「は!?」
クラウド「・・・俺は素振り あのバカはシャドーボクシングしてただけ」
     「お前らが勝手に当たった・・・これは事故だ」
ボス「ハァ!? そんな言い訳通じるかーーー・・・」
ドカと 鉄パイプがボスの顔面横に突き刺さる
      • あれ?本当に突き刺さってますよこれ・・・
クラウド「”そういうことにしといてやる”って言ってんだ」  ボス「・・・!!」
クラウド「それとも言いふらすか? これだけ人数揃えてコテンパンにされましたってよ」
     「まあ そんなウワサが広まったら・・・」
ガリガリと鉄パイプで壁を削るクラウド
ボス「ヒッ」
クラウド「今度は素振りじゃすまねーかもな」
ボス(コイツ・・・ヤバイ!!」  逃げ出す不良たち
クラウド?「これで・・・大丈夫だろ」
モジャ「・・・・悪かったな」
メガネ「・・・ 剣道部に戻ろうアオハル」
モジャ「まだ言ってんのか ・・・戻らねーよ俺は!!」
    「お前らと違って   剣道なんて・・・  キライだし・・・」
なにやらおかしな感じのモジャに気付いてメガネとBBPが目を合わせる


391 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/11(土) 08:50:46.30 ID:mYVaAJhT0
メガネ「・・・なあ 僕 試合したからわかるんだ 剣道やってるときのアオハル・・・」
    「笑ってた」
モジャ「え?」
BBP「・・・・・・ねぇ エバナくん 本当は・・・剣道好きなんじゃないの?」
モジャ「・・・なっ・・・  んなわけ・・・ないだろ」
    「・・・先 帰るぜ」
メガネ「あっアオハル!」
去り行くモジャを見るクラウド・・・そして・・・

~次の日~
BBP「・・・学校 来てなかったね エバナくん」 メガネ「・・・うん」
クラウド「・・・戻ってこなくていい」
ガララ・・・と道場の戸を開けるクラウドの目に入ったのは・・・
道場にで剣道着を着て待つモジャだった。
メガネ「アオハル!! やっぱり剣道が・・・」
モジャ「カッ 勘違いするな!」
    「別に剣道やりたいわけじゃねーよ ただ、借りっぱなしが性に合わねーだけだ」
クラウド「・・・心配するな 一生貸しといてやる」 モジャ「あァ!?」
クラウド「おとなしく辞めておけ」
     「そうすればお前は俺の心の中で永遠に行き続ける ・・・全戦全敗の
      借りっぱ剣士として」
モジャ「マジで殺すぞてめェ・・・」
    「俺ぁ借りは必ず返す男だからな!!」 クラウド「言ってろ」
モジャ「・・・おめェにもだぜ ・・・ヒロト」 メガネ「え?」
モジャ「何でもねーよ! それより試合しよーぜ! 昨日の借りを・・・」
とじゃれあう二人を眺めるBBP
何かを取り出してモジャの垂れに付ける。
BBP(・・・無駄にならなくてよかった♪) 例のお手製垂れネームだ。
BBPが一晩でやってくれたらしい。
メガネ「ほら 笑ってるよアオハル! モジャ「うるせーーーーっ!!」

アオリ:今度はもうーー投げ出さない!!






23本目 「新人戦」


402 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/18(土) 09:06:50.00 ID:1JYvCsPD0
「いーち にーっ さーん しっ」
ぺたっとまで前屈しているモジャ、ほぼ90度から動かないメガネを
BBPが背中を押している

23本目 新人戦
+ ...
BBP[身体かたいなー クロガネくんガッチガチ・・・
    ケガしないよう・・・もっとこう・・・」
と意味もなく無駄に背中に密着するBBP。はいはい硬い硬い。はいはい薄い本薄い本。
メガネ!! あの・・・ツバメさん 胸――」
モジャ「否~~~~ロ~~~~ト~~~~~」
    「僕の方がガッチガチだね! ツバメさんこちらも補助おねがします!」
と、僕の方が硬いんだアピールをするモジャの背中を踏みつけるように折れ曲がらせるクラウド
モジャ「ギャーーーーーっ」 ※マネしないでね
クラウド「お前の相手は俺だ・・・」と二人して構えをとる。
メガネ「ストレッチ!ストレッチだよね!?」と諸悪の根源がツッコミを入れる。
アフロ「ったく・・・さわがしくなったもんだぜ」
キノコ「でもエバナくん・・・運動神経いいから伸びそうだよね」
鼻傷「ハッハッ上級生(オレタチ)も負けてられんな!」 アフロ「主将!」
アフロ「ったりめーですよ! 一年にこれ以上レギュラーとらせやしませんて!」
とのアフロの弁に満足そうに微笑むご隠居。でもこれほどむなしい言葉はないだろうな・・・
鼻傷「よーし一年生集合! 朝練始めるぞーっ!」
ご隠居「あー、神宮・・・お前はもういい」 鼻傷「は?」
ご隠居「この一週間一年につきっきりだったろ? お前さんは自分の稽古もしなきゃいかん」
と、さりげなく自ら何も指導していなかったことを暴露するご隠居。
隠居「では1年は・・・ そうよ・・・」
   「お前ら、今日から自由練習だ。自分に足りないものを考えて、自分たちでメニューを組んでみろ」
ああやっぱり指導とかする気ないんですね監督。
顔を見合わせる三人。3人+BBP+モでなにやら相談を始める。
モジャ「試合だろ試合! もー基礎は十分だって!」
メガネ「僕はまだ体力も基本もできてないし、今までの基礎も続けたいけど・・・」
クラウド「確かに基礎は大事だが・・・ここは一度試合をしてみるのもアリかもな・・・」
クラモジャ「てめーとだ」
メガネ「いい加減にしろ! そんなんじゃ決まらないだろ二人とも!」
      • どうでもいいが自分だけ基礎すればいいんじゃないのかメガネ。
モ「いいじゃねーかヒロト ケンカなんて好きにさせとけ その間にお前には私の特製メニューをやってもらう」
メガネ「わーバッチリ」
モ「まずはこれで体幹強化にすり足の反復。重量素振り。このへんのクセがつけばお前も最低限ー・・・」
そんなモのメニューを見て
モジャ(・・・なんだあのガキ そういや前からヒロトの周りをチラチラ)
クラウド(・・・いいメニューだ)
モジャ「おいじょーちゃん!子供が口出しするこっちゃねーぜ」
モ「関係なかろう? お前達二人は好きなだけケンカしてるとよい」
  「その間にヒロトは・・・次の段階へ上がる・・・!」
監督から「自分で考えてメニューを作れ」と言われたのに、いきなりそれを破綻させるモ。
さすが無敵の桜一刀流だぜ!
モ「いや~~~しかし もったいないの~~~」 二人「?」
モ「ほとんど完璧に見えるそこの兄ちゃん(クラウドのこと)だが・・・左手をかばうために
  体幹のバランスが崩れてきてるな」 クラウド「・・・!」
モ「まだ筋トレや走り込み中心のメニューがいいんじゃないかにゃ~~~」
クラウド「・・・」
モ「それからそこの兄ちゃん」 モジャ「あぁ!?」
モ「せっかくの力や体力が動きのムラで台無しになってるの~~~」
 「"超天才的なセンス"があるのにこれはもったいないにゃあ・・・」
モジャ「何だオイ見る目あんなコルァ!」


403 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/18(土) 09:07:38.34 ID:1JYvCsPD0
モ「上半身がブレないよう、体幹と下半身の強化をすればもっとカッコイイ剣が振れるハズなのにの~」
モジャ「む・・・」
メガネ(なっ、何企んでんだよさゆり!)
モ(ホホホ何も企んでなどおりゃせんよ」
モ「ただ道場主の血が騒ぐのよ・・・お前達みたいな磨けば光る石を見てっとな」
と、変身すると声が王蛇の中の人になる某念能力者みたいなことを言い出すモッピー。
既に監督の「自分で考えさせる」という課題はここで無意味になったのであった。

~どこかの階段~
「登れ登れーーーっ!」
長い階段をタイヤをつけてダッシュで登る三人」
モ「5分切るまで道場に帰れねーぞーっ」
 「ホレてきとーに走るなアホハル!腹筋意識しろー」 モジャ「むっ」
モ「ヒロトォ!猫背だと腰痛めるぞ!」 メガネ「・・・!!」
ちょっと抜け出すモジャ。
先には行かせん!と抜き返すクラウド
カッコイイとこはてめーにはゆずらねーと再び抜き返すモジャ
そんな二人を見て
メガネ(待って こんなとこで 置いていかれるわけには・・・ いかないっ!」
と追いつくメガネ。
モ(ヒロトにとってクラウドやまだかは・・・ライバルとしては遠すぎた・・・)
 (だがこりゃあ いいバカが入ってきたな)
と、モジャを当て馬宣言するモッピー
BBP「七周目ーーー!」
メガネ「次は負けないよ」 モジャ「へへへへ やってみろ」
BBP「よーいっ・・・」

~なんやかんやの一年練習風景~
隠居「・・・」とタバコを吹かせている。道場内で
鼻傷「・・・監督 やはりあの1年生三人・・・ 夏までに仕上げるつもりですか」
隠居「・・・間に合えばな ・・・二年を使わねーのは気がひけるか?」
ついに二年生たちのリストラが・・・
鼻傷「・・・いえ ”勝利”の為に最善の選択をしなければ 結果的に誰かが傷付くことになります」
   「・・・朝霧が そう教えてくれました」
隠居「・・・そうだな ま、あくまで仕上がれば・・・だ」
   「クロガネもアオハルも基礎を覚えて伸びてはきてる」
   「だがまだまだ実践じゃ使いものにならん」と、練習試合をなかったことにする監督。
   「・・・実践で使えるよう仕上げるには・・・ 実践しかない」
ふと横にあるチラシ。そこには「桜大杯新人剣道大会」の文字が。
モジャ「新人戦!?」
隠居「桜体大OBが顧問をやってる剣道部が参加する一年生のみの大会だ」
   「三人チームの大会だから今年は見送るつもりだったが・・・」
   「アオハルもいれてちょーど出れるよーになった」
   「基本の総仕上げだ お前ら三人でーー・・・」
メガネ「『優勝してこい』!?」
モジャ「しかも『優勝してきたらレギュラーにしてやるよw』だってよ!」
   「ホントだろーなあのオヤジ!」
メガネ「ウソつく人ではないと思うけど」
クラウド「・・・まあ今レギュラーじゃないの、お前だけだけどな」(フーッ)
モジャ「うるせーよ!」


404 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/18(土) 09:08:15.93 ID:1JYvCsPD0
モジャ(ぐぬぬ・・・ヒロトがレギュラーなら俺は楽勝のハズ・・・ ここはひとつ派手に活躍して
    ツバメさんの心もレギュラーもゲットと行くか・・・!)
メガネ(・・・僕ももともと代わりのいる『捨ての大将』・・・ 情けないことしたら
     真っ先に外されるのは僕だ・・・頑張らなきゃ)
と、次も捨ての大将作戦を取る前提でいるメガネ。そう毎度毎度やるもんなのだろうか。
モ「・・・しかし 三人の団体戦ってのは初めてだな」
BBP「みんなーそろそろ一回戦のオーダー提出なんだけど 先鋒・中堅・大将・・・誰がやる?」
メガネ?「あ、えーっと・・・」
モジャ「俺が大将だろ?」
メガネ「うわぁ・・・もうアオハルのそーゆーとこ尊敬するよ」
クラウド「・・・好きにしろ どこやっても負けは負けだ」
モジャ「っとにてめーはいちいち!」
モ「まあヒロト大将だったし大将で」 クラウド「そうだな」 BBP「はーい」
モジャ「何でだよ!?お前らヒロトに甘くねーーー!?」
と、そこに現れる人影

誰か「おいおい・・・ 試合前から仲間割れかよ ダッセェ・・・」
ああまた剣道をやっている人の評判を落としかねない人っすか・・・
芝なんとか「こいつrが桜夏かよ」
布田「・・・弱そーだな」
もう一人は二上?
モ(誰だ?) BBP(東三高・・・今日一回戦の相手よ)
芝なんとか「ふぅん・・・ いかにも文科系のもやしっ子に・・・」 メガネ「!」
   「いかにも頭軽そーなヤンキーに・・・」 モジャ「あァ!?」
   「ケガ人・・・と」 と、じろじろと見ただけで人の本質をズバズバと当てる芝なんとか。
      • そうか、こいつも目が・・・
芝なんとか「こりゃ初戦は楽勝だな」 モジャ「!」
モジャ「あいつら・・・」と飛びかかろうとするモジャを抑えるメガネ
メガネ「アオハル・・・」
モジャ「・・・っ  わーーーってるよ」
    「試合で返すぜ・・・ 剣道部員だからな」
メガネ「うん!」
モジャ「そのかわり、まっさきに俺に試合させろ」
メガネ「・・・うん」
モ(こいつは先鋒タイプだな・・・」

~体育館~
放送「第一試合を始めます 選手は会場へ・・・」
まずはモジャvs布田
観客たち「桜夏? 知らねー」「主将だけ強いとこだろ」「一年なんていたのかよ」

モジャ(ふふん 何とでも言え 俺は・・・)
BBP「エバナくんがんばってーーーっ!」
モジャ(これ(BBPの声援)さえあれば 戦える!)
審判「始めっ!」
布田「一勝もらったーーーーっ!」審判「面アリィッ!」
観客たち「すげぇ・・・開始線から飛んだぞ・・・」「ネコみてぇ すげえバネだ」
クラウド「・・・まだ動きがメチャクチャだ」
メガネ「でもアオハルなりに・・・基礎を生かしてるんだよ!」
次も面でモジャの勝ち。
二上「ま・・・まだだ、二人勝てば!」
審判「勝負あり! 桜夏の勝ち!」 落丁で速攻で勝負をつけるクラウド。
観客たち「アイツ・・・士道だ!葉桜士道! ケガして弱小に入ったって噂は本当だったのか!」
   「だとしたら白零きしめんに勝ったって話もーーー」


405 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/18(土) 09:09:04.65 ID:1JYvCsPD0
芝なんとか「葉桜ーー・・・!? 全中・・・東京最強ーーー!!」って知らなかったのかよ!
モジャ「何だあのアローちょっと強いじゃねーか 俺より目立ちやがって」
モ「出番だぜ大将」 えっ、勝負きまったのに大将戦やるの?
メガネ「・・・うん」
芝なんとか「ちくしょーーーーーーーーーーっ! 最後の明らかな初心者くらい・・!」
審判「胴あり!」 しーんとなる二上・布田
メガネ(まだ”五月雨”は見せない・・・! 向かってくる前に・・・ 置いてくる!!)
パァンという音とともに決着。小手が入ったらしい。(芝なんとかの苗字は芝井)

メガネ(勝った・・・! 僕 ちゃんと強くなってるんだ・・・!)
モジャ「やったなヒロトィ おい!」 メガネ「う・・・うん!」
モジャ「こりゃ優勝なんて楽勝なんじゃねー!?」
クラウド(あの程度の相手なら当然だ)
モ(あーあーはしゃいでやがら ま・・・)
犬「おーーーっ! 勝ってるぞ桜夏!」
モ(・・・これくらいで満足されちゃ 困るんだけどな)

~モッピー回想

モ「いいのか? 優勝したらレギュラーなんて」
隠居「んー・・・? ああ・・・ まー・・・確かにあいつら強くはなってるがーーー」
   「あの大会にゃ 一年の層も厚い白零に・・・一年エースの出現で都内トップクラスに仲間入りした
    城礼高校もくる」
   「優勝はできんよ あのクラスの剣士相手に 
    クロガネやアオハルでは 絶対に勝てない理由がある」
   「そしてそれを克服できなければ あの2人に夏のレギュラーはありえん」
   「優勝したらなんてのはただのエサ」
モ(・・・)
隠居「あの大会に行かせた本当の目的は 負けてでも気付かせることだ」
   「自分の致命的な弱点にな」

アオリ:非情なる宣告!クロガネたちの弱点とは!?
巻末:最近、昔持っていたCDを借りてきて懐かしむ、というのにはまっています。<春人>


406 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/18(土) 09:10:41.35 ID:1JYvCsPD0
以上。

なんというか、モッピーが口出ししまくりで、メガネがただやらされてる感が凄い
モッピーageがしたいんだろうが逆効果なんじゃないのか・・・

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最終更新:2013年04月11日 02:42
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