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671 :名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2012/08/18 16:12:04 ID:FKwJ2t9d0
47本目 最後の一秒
アオリ:遂に捉えた! とても突きの打ち終わりとは思えない格好のメガネと 左の竹刀が吹っ飛んでいるシロ。 ガッツポーズをする桜夏陣営、喜ぶBBPらベンチ組、なんか鼻のデカイ王子 審判「突きアリィーーーーッ!!」 鼻傷「うおおおおおっ!」 「とったっ!!」「ホントにとったーーーっ!」 とBBPと揉み子が手を握り合って喜ぶ アフロ(ホントに一本とりやがった・・・あんなバケモノからーーー・・・) (俺じゃ・・・無理だった・・・クロガネーーーー・・・) 戦う前から既に諦めているアフロにもう未来は・・・ BBP「まぁ私は信じてたけどねっ!!」 揉み子「えーーっ!アンタさっきまで泣いてたじゃん!!」 BBA「・・・ツバメ!試合時間は?」 BBP「えっ?」多分あと1秒か2秒・・・!」 「二本目始まってすぐ笛(ホイッスル)ーーークロガネくんの一本勝ちよ・・・!」 余裕の表情の桜夏陣営と大モッピー。面を付けて出番に備える鼻傷。
審判「二本目!!」
ナレ「---試合は終わった 審判でさえそう思っていた・・・残り一秒」
「二人だけが相手(まえ)を見ていた」 シロ(一秒あれば・・・打てるっ!!) そのシロの気迫に気付いたのは大モッピー。あわててメガネに言を飛ばそうとする 大も「・・・!!ヒロ・・・」 メガネ(一本死守するっ・・・ ”今度こそっ”!!) それを見て満足そうな大モッピー。唇の線があるので軽く別人だが なんか池澤くんの絵って唇描くとなんかキモいよね 両手を広げブーンのように襲い掛かるシロ。残り1秒27 多分左でメガネの柄?あたりに一撃を入れ、残り0.96 そのまま右で面を狙い 残り0.51 メガネの面に迫る竹刀 残り0.39 当たりそうになる 残り0.14 メガネの左斜め面に当たる竹刀…残り0.03 ピイイイイイイイ なんかよくわからんがシロの竹刀は、それぞれメガネの左右の肩口に当たっていた。 審判「やめっ! 勝負ありっ!!」 さっき面をつけていた鼻傷が何故か面を脱いでいるが、ついにクロシロ対決に決着がついたのだ。 観客「最後の一秒まで・・・すけぇ試合だったな・・・!」「ああ・・・」 王子「勝った・・・のか・・・・」 試合が終わり試合場から降りるシロクロ。 どうでもいいけど剣道って試合後に審判に礼、お互いに礼ってするんですよみなさん メガネ「こーちゃん・・・!」 と、引き上げるシロにメガネが声をかける メガネ「こ・・・」 何かいいかけるメガネの胸に、ぽんと拳を当てるシロ ふと見上げるメガネの視線の先には、シロの笑顔があった ちなみにうつむき加減のメガネの頭頂部はシロの目のあたりだが 見上げたコマでは鼻あたりだというところはきっと突っ込んではいけない。 メガネ「こーちゃん・・・」 振り返ることなくその場を去るシロ。 シロ(・・・あのヒロトが・・・あんなに変わるもんか・・・) (やっぱり面白ぇなぁ 剣道ってのはーーー) いやシロよ・・・それはなんというか、剣道がではなく、たまたま剣道とメガネの相性(?)が良かっただけなんだよ・・・
672 :名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2012/08/18 16:12:39 ID:FKwJ2t9d0(9)
さて、その頃落陽のお二人は・・・
ワカメ「チェー マジかよ勝ちやがったつまんねーーーっ」 「なぁムジンん アイツだよクロガ・・・」 と、ぼくらの無人くんに視線を向けるワカメの言葉を遮ったのは 狂経脈(だったっけるろ剣のアレ)を浮かばせてビキビキしている無人くんだった。 ビビるワカメを無視して無人くんは 無人(不可解・・・いや実に不愉快だ あの男・・・あの”剣”・・・あれは”何”だ?) ワカメ(笑ってる・・・) 無人くん「自由にして型破り それでいて恐ろしく実戦的・・・ この時代にーーー」 「奴に剣を教えた人間は正気とは思えないよ」 「・・・それとも何か?奴の師は・・・・ 侍か何かだとでもいうのかね?」 あれ?最後の無の構えもどきは自己流なんじゃないんすか? などという疑念をよそに、大もっぴーと拳をあわせるメガネ。ハタから見たら珍妙な光景だと思いますよ池沢くん・・・ ワカメ「・・・はぁ?」 無人「・・・・まぁいいか」 と元の柔和な表情に戻る無人くん 無人「彼にはいつか死んでもらおう♪」 ワカメ(マスクなかったら2,3人逝ってたな・・・)
一方白零のお二人
まだか「・・・もうあれを 初心者の悪あがきと笑う奴はいねーだろうな」
まだか「返し技一辺倒でスタミナも皆無・・・まだまだ一流とは程遠いが・・・」
「”クロガネ”!whoもがその剣士の名を心に刻んだだろう」 大も「フ・・・大変なのはこれからだぞ ・・・・ヒロト」 ええええ、まだ連載続くんすかぁ~~~~~~~~~~~~~~ 大も「もうお前に油断してくれる甘ちゃんはいない 十分に対策もされるだろう」 「・・・いいか お前はこの試合でーー ここにいる全ての剣士に”敵”と認められたんだ メガネ「・・・・!」 ゾク・・・と背筋に冷たいものが走るメガネ 大も「・・・ま 今は忘れていい・・・ 今はそれよりも・・・ 行くとこがあるだろう?」 メガネ「あ」 と目をやった先には 鼻傷「クロガネっ!!」 いつのまにか面をつけている鼻傷。メガネに肩を組んで喜ぶアホ メガネ「みんな・・・主将・・・」 鼻傷「本当によくやってくれた・・・クロガネ・・・・ あとは・・・任せてくれ」 メガネ「・・・はい 頼み・・・ました・・・」 そういってアホに身体を預けつつ倒れるメガネ。 メガネ、死亡確認!・・・だったらよかったんだけどなぁ・・・ 観客「二勝・・・二敗・・・」「あの錬兵と 桜夏がだぞ・・・!」
673 :名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2012/08/18 16:13:15 ID:FKwJ2t9d0(9)
シロ「・・・すみませんドモンさん 俺の責任です」
ドモン「・・・」 シロ「無理に攻めなければ引き分けにできる試合でした」 ドモン「・・・構わんさ 勝負は男の性(さが)だ」 「・・・私も心のどこかでは 二勝二敗で回ってくるのを期待していたのだ」 「”もう一度”勝負ができるからな・・・・”あの男”と!!」 双方の大将出陣! 観客「うおおおっでけぇ!」「どっちも2mちけぇぞ!」「すげえ迫力だな・・・」 まだか「・・・桜夏は今まで・・・あの東京屈指の大将がいながら 一度も大将戦に繋げたことがなかった・・・」 「二勝二敗なんて・・・神宮(アイツ)にとっても初めてだおるな」 王子「ツルギ・・・!」 鼻傷「・・・・気をつけろドモン 皆がつないでくれた・・・そしてみんなの為戦える・・・それだけで 俺は・・・今までで最も滾っている!!」 つまりいままで繋いでくれなかった奴らはカスってことですね!勝負開始!次号に続く!!
アオリ:出陣っ!!
巻末:オリンピック見てます!フェンシングは同じ剣でも剣道と違った面白さがあります<春人>
674 :名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2012/08/18 16:14:40 ID:FKwJ2t9d0(9)
以上です
や っ ぱ り 見 て た ん か い >フェンシング
あと蛇足ですが>658は私ではありません。ねんのためw
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408 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/01(土) 08:57:50.47 ID:X/tZiYjY0
ピキ・・・と左肩の違和感に気づく鼻傷
49本目:あの日から
鼻傷(肩が・・・上がらない・・・!?)
ドクンドクンと緊張の走る鼻傷。
ドモン(神宮剣・・・やはりあの上段は侮れん・・・!)
BBA「神宮が押してるよな!?」 ツインテ「ええ・・・ホントに勝てるわよ!あの錬兵に・・・!」 おまえら由さんやクラウドの時そんなに浮かれてなかったのに・・・
一方痛みをこらえる鼻傷。
そんな鼻傷に何かしらの異常を見て取る王子 審判「二本目! 一転して中段に構える鼻傷 メガネ「!?中段!?」 ドモン(・・・!?なぜ得意な上段をとらない・・・?) おおおっ!と気合を入れつつ、ナニの構えで突っ込む鼻傷 一方「がおー!」といいそうなポーズで迎え撃つドモン ドモン「むっ!?」 まるで入ってない面を軽くいなされる鼻傷 王子「バッ」(なんだその情けねぇ面は!?) そのまま体当たりから鍔迫り合いに持ち込む鼻傷だが、その衝撃で肩に痛みが走る それを見たドモンさん「!!お前 まさか・・・!」と鼻傷の異常に気づく。 ドモン「・・・ すまぬ」 なんで謝るんだよコイツ 鼻傷「フン 五人の命を預かった大将が・・・何を世迷言を・・・」 「勝負のうちだろうが・・・ 甘く見るな!!」 ガッ!と再び間合いが開く二人。 ドモン「・・・!そうだな・・・ やはりお前は・・・」 (全力で倒すべき相手!!」 左で鼻傷の竹刀を払いつつ右で面を入れるドモン 審判「面アリィーーーっ!」 観客「うわあああっ・・・一瞬で追いつきやがった!!」 BBA「なんで上段を使わないんだ神宮・・・!」 メガネ「・・・何か主将・・・左手をかばって打ってるように見えるけど」 アホ「!?」 クラウド「・・・ああ おそらくさっきの相面の時・・・肩を痛めてる それでは左片手打ちの 上段は使えない・・・・!」 アホ「なっ・・・ 怪我かよ!? こんな時に・・・」 メガネ「主将・・・!!」 BBA「怪我!?」と焦るBBA おめー由さんの時は(ry アフロ「多分・・・スけど じゃなきゃあの人があんな・・・」 BBA「そんな・・・」 アフロ(・・・畜生・・・神宮さん・・・!」 BBP「そんな・・・まさか・・・ここまできて・・・」 「負け・・・」 王子「・・・っ バカヤロウが・・・・」 観客席後ろの通路で観戦していた王子が、試合場から出る 階段を降りていると、そこには運転手のねーちゃんが 運子「・・・遅かったじゃない ナオ君 戻ってこないかと思ったわ」 王子「ハッ・・・まさか」 運子「もういいの?・・・部活」王子は沈黙で答える 運子「そう・・・」 王子「・・・これ以上 見てらんねぇよ あんな試合ーーー・・・」
409 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/01(土) 08:58:35.13 ID:X/tZiYjY0
一方試合は 相変わらずドドドと面の乱打で攻めるドモンさん ていうかさっきと同じように竹刀払って面入れればいいだろうに。 鼻傷「ぐぅっ!!」 BBA「神宮ァッ!!場外っ!!」 だからてめぇは由(ry ドモンの猛攻に押されて左足が場外に出てしまう鼻傷 それを「なにやってんだ・・・」という表情の隠居 多分違うだろうけどそうとしか見えないからしゃーない
審判「やめっ!! 反則一回っ!!」
鼻傷「ハァ ハァ」 アフロら「追い詰められた・・・!あっというまに・・・」「そんな・・・」 メガネ「主将・・・!」 由さん「何で今なんだ・・・ 何でーーーー」 由 さ ん ま だ い た の か!! 鼻傷(まさか俺の中段がここまで使えないとはな・・・全く・・・) (笑えるほど不器用だ ・・・俺は こんな時にこんな形でーーーー) ドモン「・・・ここまでだ 神宮」 審判「・・・はじ・・・」と、そのとき 係員「おい!ちょっと君困るよ! ここは選手以外はーーーー」 驚く隠居、クラウド、アホ、うれしそうなメガネ 目を見開く鼻傷の眼前に現れたのは、見開きで登場した板前姿の魚住・・・じゃない王子だ! 鼻傷「ナオ・・・」 係員「ちょっちょっ だから君ーーー一階は選手しか・・・」 と、王子を止めようとした係員の胸ポケットからボールペンが飛び出て、そのままどこかに跳ね逃げる 係員「ええ!? わっ・・・・まて!!」とボールペンを追いかける係員 そ ん な こ と し て い る 場 合 じ ゃ ね ー だ ろ ずかずかと入ってくる王子を微笑を浮かべて眺めるモッピー大 そのまま鼻傷の前にやってくる王子 王子「何やってんだよ」 「見てらんねぇんだよ・・・ てめぇの・・・そんな無様な剣はよ」
410 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/01(土) 08:59:21.77 ID:X/tZiYjY0
鼻傷「ナオ・・・」 王子「・・・ 一回しか・・・いわねぇぞ」 なんかビジュアル系のボーカルのようなポーズを取る王子 王子「てめぇはバカだ」 「頑固で 不器用で バカげた無茶でも やると決めたら 意地でもやめねぇ・・・」 「理屈じゃねぇ やりてえ事に不可能なんてねぇって 俺に夢を見せた・・・俺の親友だ」 「無理でもなんでも・・・やるんだよ 俺の知ってる 神宮(てめえ)って男はな」 鼻傷「・・・フハッ」 うれしそうなメガネ 鼻傷「久々に来てみれば好き放題言いおって・・・」 沸く桜夏応援部隊と発情するツインテ 鼻傷「全く・・・お前はいつも 生きていた由さん 鼻傷「おいナオ・・・ 話したいことが・・・山ほどある・・・」 「だから今年は そこで待っていろ」 そういいつつ、ビキビキしながらも上段に構える鼻傷 鼻傷「あの日 お前に見せられなかったーーー ”勝利”を」
アオリ:痛みなどもはや感じぬ!神宮、魂の上段!!
巻末:夏なので作業中に心霊映像を流すも「お分かり頂けただろうか」まで見てない<春人>
411 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/01(土) 09:01:15.49 ID:X/tZiYjY0
以上です
ところどころスラダンと被る点はあるものの
まぁまぁいい展開なはずなのに、イマイチぐっとこないのは、 これまでのキャラの積み重ねのなさだと思う この試合でやたら騒ぎ始めたBBAとか神宮とのフラグのつもりなんだろうけど 唐突過ぎてなんだこの女としか思えない・・・ |
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568 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/08(土) 11:35:14.03 ID:m1lPiLMA0
運子ちゃんが思い返す 王子「見てらんねぇんだよ あんな試合・・・」 「だから・・・親父にこう伝えてくれ ”今は帰れない”」 「”親友(ダチ)が待ってんだ”」 そして試合場のすぐ横で観戦する王子。大人は誰も止めてくれない・・・ あれ?そういえば鼻傷って王子のこと待ってたっけ?
50本目:桜夏の夜明け
☆大人気の関東大会編開始!!JC5巻発売中!! アオリ:封じ込めた戦友への想いーーー抑えきれず溢れ出す!
メガネ「朝霧さん・・・!」
アホ「主将ぉーーーっ!!」 ツインテ「朝霧様・・・!」
湧き上がる桜夏陣営。一方試合場の外では
運子「・・・言えるわけないじゃない 全くーーーー」
ビリビリと震える試合場。
ドモン(神宮(こいつ)・・・もう腕は上がらないハズ・・・・ なのに・・・) 鼻傷「覚悟はいいかドモンっ・・・!」 その言葉にゾクっとくるドモン 鼻傷「俺は今 この瞬間っ・・・ この世で最もっ・・・ 圧倒的にっ・・・」 「勝利を渇望しているっ」 上段で突っ込む鼻傷。迎え撃つドモン ドモン(圧巻・・・ これが「神宮」!!) ドモン「だがっ・・・負けられるのは 私も同じっ・・・!! 来いっ!神宮ァ!!」 鼻傷の片手面とドモンの右竹刀が打ち合わされる! 鼻傷「おぉおおおおおおおおっ!!」
-----貫けっ!!!
その叫びとともにドモンの竹刀をすり抜けるっ!!
えっ?すりぬける?すりぬけてるよ竹刀!!折ったり斬ったりせず、すり抜けてるよ竹刀!!
鼻傷が新たな能力に目覚めたのか、ドモンの竹刀をすり抜け、
閃という文字とともに、片手面がドモンの面に! 審判「面アリィーーー!!」
殴打s+殴打控えら「勝ったァーーーーっ!! 主将ォーーーーー!! よかったぁーーーーっ!!」
ドモン(この一年・・・限界まで強くなってきたつもりだ ただ・・・) (お前の方が強くなっていたのだ ・・・神宮) (そうだ・・・それだけのこと・・・ お前の お前たちの勝ちだ) ていうかドモンさん、たった一年で二刀流やったみたいだけどそれって「付け焼刃」じゃないかなあ
審判「勝負アリ!!」 双方「っしたぁ!」
さて試合後の控え室
鼻傷の肩をアイシングしているBBA(フラグ) 由さんの膝をアイシングしているツインテ(不本意) メガネの膝にスプレーをかけているBBP(いつ負傷した!?) BBA「姫ーーーーっ! 氷もう一個!」 ツインテ「っさいわねー こっちも使ってんのよー ったく私マネじゃないのに・・・) ツインテさりげなく胸元を開いていて、由さんちょっと役得? BBP「ごめんねスプレーしかなくて・・・」 メガネ「いや・・・大丈夫 先輩たちのほうが・・・」 まあメガネってようするに”ただ疲れただけ”だもんな・・・ キノコ「おーい こっちもアイシング!!」 クラウド「大丈夫ス」 クラウドは手首に違和感あり・・・っていうかそれ前からの負傷か
569 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/08(土) 11:36:02.63 ID:m1lPiLMA0
そんな桜夏メンバーのもとに、タバコをふかして隠居登場 隠居「おーーーヤローども 二回戦おつかれさん」 「あーーー準備に余念がないとこ悪りーんだがな・・・ 三回戦は棄権だわ」 アホ「ッハァ!?」 クラウド「棄権・・・!?」 隠居「バカヤロー 神宮含めて3人も動けねー状態でどーやって戦う」 「惜しいのはわからんでもねーが 関東は撤退だ 真に勝つべきはインターハイだからな」 アホ「マジかよ・・・次で暴れる予定だったんだぞ!」 BBP「でも クロガネくんも動けないし・・・」 隠居「・・・それにだ」 王子「この大会の目的は・・・優勝じゃなかっただろ?」 誰か「アサギリさん!」 と、離れたところに運子ちゃん 王子「・・・ったく とんでもねー試合だったぜ・・・」 「猪突猛進のバカに」 アホ「なっ」 王子「片手でムリヤリ試合出る向こう見ずなバカ・・・」 クラウド「・・・」 王子「それから2回戦で全力使いきっちまうバカ共・・・」 由さんメガネ「・・・」 王子「バカは主将だけで十分だっつーのに 一年見ねぇうちにとんでもねーチームになったもんだ」 「とても見てらんねぇ」 「こんなチームで全国目指せってんだから 副部長ってのはさぞかし地獄なんだろうな?」 なにやら嬉しそうな桜夏陣営 鼻傷「・・・ああ それ以上のバカでなければ務まらん」 王子「・・・フッ」そういって懐を探る 王子「細川ァ・・・」上着を脱ぎつつ紙切れを運子ちゃんに投げる 運子「はい?」 王子「ドイツ行きの一等席(ファースト)だ 有給でもとって代わりに行ってこいよ」 運子「はぁ?」 王子「悪いが俺は・・・部活(しごと)が入っちまった」 メガネ「・・・!朝霧さんっ!!」 鼻傷「ハハハハ」 アフロ「朝霧さぁぁん!」 ツインテ「朝霧さまぁぁーーーっ!(発情) 運子「全く・・・ どーなっても知らないわよ?」
転入手続きどうするんだろう? 転校後の公式試合禁止期間とかないのか?
王子「クク・・・どうにでもしてやるさ ・・・ホラ撤収だろ?」
「二年は部旗 一年は荷物 女共はクツ用意しとけ!」 ツインテ「はい!」(発情) アホ「ケッ何だいきなり仕切りやがって 俺は別にてめーなんか待ってねーよ」 クラウド(・・・強けりゃ何でもいい) とその場を離れようとした二人に王子の手が伸びる 王子「おっとどこへ行くボーイズ・・・ お前らには”荷物を”と言った」 「気をつけろよ・・・・?俺はツルギと違って”悪い方”の先輩だからな」 ズズ・・・という音とともに指が伸びている王子
570 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/08(土) 11:36:32.50 ID:m1lPiLMA0
アホ「ギャーッ ビビらせんなよ!やるって!やるっつーの!」 王子「クク・・・いい子だそれでいい」 と、くるっと視線をメガネにやり、微笑む王子 くしゃっとメガネの頭に手をやり、そのまま去る。ちなみに上着を脱いだ理由はわからない 王子(もう迷わねぇ・・・ ”最後の夏” 俺の居場所は”桜夏(ここ)”だ) 鼻傷と肘をあわせる王子。それを見て満足げなメガネ
モッピー「・・・・青春だねぇ・・・」 隠居「おめぇさんはこれからだろ」
モッピー「そーでもねーんだなコレが」 隠居「・・・ふ・・・ 行くかね」
さて場面はトーナメント表の前。
モブ「桜夏棄権だったの? マジかよもったいねー」 モブ「錬兵に勝ったんだから可能性あったよなー」 モブ先輩「・・・何だ一年お前ら・・・ 何にもしらねーんだな・・・」 「・・・”決勝”見てきゃぁそんな寝言言えなくなるぜ・・・」 「・・・あの二校(シード)がいる限り・・・ ”可能性”なんてねーんだよ」 メガネ「決勝!?今からですか?」 隠居「ああ 帰る前に見ていけ いつか・・・倒さにゃならん相手だ」 誰か「・・・!決勝ってまさかーーー」 隠居「・・・そう」
「白零高校 対 落陽高校だ」
アオリ:頂上決戦!
巻末コメ:コミックス五巻発売中!今回は朝霧の紫が目印です。よろしくお願いします!<春人> |
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